たこやきレインボーが2月25日(日)に東京・池袋サンシャイン噴水広場にてリリースイベントを開催
関西出身の5人組アイドルグループ、たこやきレインボーが2月25日(日)に東京・池袋サンシャイン噴水広場にてリリースイベントを開催した。2月21日に発売された2nアルバム『ダブルレインボー』の発売を記念したイベントは、1月13日(土)に札幌から始まり、宮城、名古屋、広島、福岡、大阪など全国15箇所で開催。最終公演となるこの日の会場は、多くの虹家族(たこ虹のファンの総称)に加えて、普段はライブになかなか来れない家族連れの約1,500人で賑わっていた。各地で清井咲希が「ダブルレインボーには新しいステージという意味もあるので、私たちも新しい一歩を踏み出せたらいいなと思います」と語っていたように、この日も5人のアカペラによる合唱曲「Double Rainbow -Introduction-」でイベントをスタートさせた。大塚 愛が楽曲提供した80ラブソング「卒業ラブテイスティ」では、元Dream5の大原がツイッターにダンス動画をアップしたことで話題になっている“愛(ラブ)ダンス”を可愛らしくも切ない歌声とともに届けた。
これまでにはないしっとりとした大人の表情を見せたかと思えば、「Whoop It Up!」「RAINBOW〜私は私やねんから」では一転して、明るく元気なパフォーマンスで大いに盛り上げ、3階のバルコニーで観覧しているお客さんにも笑顔で手を振った。たこ虹らしい、賑やかなパレードのような雰囲気となるなか、根岸可蓮は「今、歌った2曲ともそこの売り場で売ってる2ndアルバムに収録されていますので、みなさん買って、どんどん聴いちゃってください」とアピールすることも忘れなかった。
ここで彩木咲良が4月から始まる全国ツアー「CLUB RAINBOW」に触れ、「知らない曲で勝手に体が動きだして、踊っちゃうような楽しい空間を作ります。絶対に楽しめるライブにするから!」と胸を張って、自信満々に宣言すると、清井が「すごい方が一緒に回ってくれることになりました」と続け、同ツアーに電気グルーブの元メンバーで、90年代のテクノシーンを牽引したCMJKがDJとして参加することを発表、サプライズゲストとしてステージに登壇すると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
サウンド・プロデューサー/アレンジャーとして、たこ虹のニューアルバムに収録された「じゆう!そう!フリーダム!」や「輝け!おっサンシャイン!」「まねー!!マネー!?Money!!」などのアレンジを担当したCMJKとメンバーはアルバム制作の裏話を繰り広げ、春名真依が「DJとして一緒に回ってくださるということで、ほんまにいいんですか?」と確認すると、CMJKは「DJって後ろで何をやってるかわからない人が多いと思うけど、DJがいるとこういう風に違うんだっていうのをわかりやすくみせたい」と意気込みを語った。
CMJKを送り出した5人は、最後に彼がアレンジし、配信限定でリリースされたばかりの新曲「シャナナ☆」を披露。堀くるみのコブシの効いたソロ歌唱から始まる、ソカと音頭とウエスタンがミックスされたようなお祭りソングで、タオルがぐるぐると回る大騒ぎのうちに締めくくられた。
なお、たこやきレインボーは4月21日(土)の大阪・梅田クラブクアトロを皮切りに9箇所をめぐる全国ツアー「CLUB RAINBOW」を開催。6月3日(日)の東京・EX THEATER ROPPONGIと6月9日(土)の大阪・NHK大阪ホールの2公演のみ、スペシャルエディションとして、ユニコーンの手島いさむ(Gt)、川西幸一(Dr)らによる<なにわンダーたこ虹バンド>が出演する。