小室哲哉、作品集「TETSUYA KOMURO ARCHIVES」が発売されることが決定
1月の引退後もその影響力に陰りの見えない小室哲哉のこれまでの音楽家、プロデューサー、作曲家、作詞家としての生涯が集約された作品集「TETSUYA KOMURO ARCHIVES」が発売されることが決定した。選び抜かれた楽曲が「T盤」50曲、「K盤」50曲に分かれて収録され、更に、「T盤」「K盤」にBonus Discを1枚追加した通販BOXも発売される。
引退会見での『今後も「この曲いいよな。歌いたいな。聴いてみたいな」とか、そういうふうに思ってもらう曲もあるのかなと思っています。そういう楽曲は退かないで生きていってほしい』という思いを受け、年代やレコード会社の枠を超えた内容となっている。
今回発表となった収録内容は、TRFや篠原涼子、H jungle with tなど90年代を席巻した”小室ファミリー”をはじめ、作家として注目を集めるきっかけとなった渡辺美里やアーティストとしても活躍したTM NETWORKの楽曲が収録される。
また、現在放送中でもある仮面ライダービルドの主題歌を手掛けたPANDORA feat. Beverlyや、2010年復帰第1弾として話題となったAAA、そして小室哲哉最後のプロデュースグループでもあるDef Willも収録されるとのこと。
そんな小室哲哉だが、引退が惜しまれる中今年の「東京スポーツエンタテインメント大賞 功労賞」や、昨年リリースした36曲全て『Get Wild』が収録されたアルバム「GET WILD SONG MAFIA」がギネス世界記録®と「CDショップ大賞 リビジデット賞」に選出。
さらに先日発表になったスマートフォン向けRPG「ガーディアンズ」の音楽監督を担当していたり、ほかにも今年秋に公開される映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の音楽を担当しているのが発表になったりと、引退前に行った仕事が続々と解禁され話題となっている。
そんな注目の集まる中リリースとなる今作。小室哲哉が手掛けた作品群のほんの一部の楽曲ではあるものの、厳選されたアーカイブとして是非とも楽しみにしていただきたい。