『ペンギン・ハイウェイ』が生まれ変わる!
『夜は短し歩けよ乙女』、『有頂天家族』など、数々のベストセラー作品を持つ森見登美彦の『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫刊)。少年の一夏の成長を独特の世界観で瑞々しく描き、多くのファンに支持され続けている作品が、気鋭のアニメーションスタジオ・スタジオコロリドにより、この夏アニメーション映画として生まれ変わります。監督は、「フミコの告白」で国内外の賞を多数受賞し、『陽なたのアオシグレ』でも第17回文化庁メディア芸術祭にてアニメーション部門の審査委員特別推薦作品に選出されるなど、アニメーション界で今最もその才能に注目が集まるクリエイターの一人、石田祐康。
声の出演として、主人公アオヤマ君役に、オーディションで役を射止めた若手女優・北香那。そして、いたずらっぽい明るい一面と、ミステリアスな雰囲気を併せもつ“お姉さん”を、独自の存在感を放つ演技派女優・蒼井優が演じている。
無限の可能性を秘めた少年の瞳を通して描かれる、“果てしない世界の謎”と“冒険”。
新世代の才能と、日本屈指の実力派スタッフ・キャストが集結し色鮮やかに描き出す、心弾む青春ファンタジー映画が、この夏誕生します。
宇多田ヒカルが書き下ろした主題歌「Good Night」の音源初解禁
そして、本作のために宇多田ヒカルが書き下ろした主題歌「Good Night」の音源初解禁とともに、本作の最新予告映像が初解禁された。今年デビュー20周年を迎え、自身初の新人アーティストプロデュース、コンサートツアーの開催決定、レーベル移籍後初となる7枚目のオリジナルアルバム『初恋』のリリースなど、ますます精力的な活動で、常に日本音楽界をけん引する宇多田ヒカルに制作サイドが熱烈オファーによりついに実現。
宇多田ヒカル本人が原作を読み、書き下ろした主題歌とのタイアップ。
宇多田がアニメーション映画の主題歌を担当するのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年発売「桜流し」)以来約6年ぶりとなります。胸に迫る切ないメロディにのせ、シンプルながら引き込まれる歌詞に、一層本作への期待が高まります。
新曲「Good Night」は、6月27日発売のオリジナルアルバム『初恋』に収録される。
公開が8月17日(金)に決定し、いよいよ前売り券の発売が5月18日(金)からスタート。特典としてとっても可愛らしいペンギンのイラスト付き“ペンギン・ハイウェイ マスキングテープ”が付属します。
詳しくは映画公式HPをご覧ください。
声優キャスト、監督コメント
北 香那(アオヤマ君役)『Good Night』というタイトルにまさにぴったりな、優しくてゆらゆらと気持ちよく眠りについてしまいそうなメロディー、それと対照的な歌詞の力強さが、凄く印象的でした。聞けば聴くほど心地の良い歌声にも、何度も鳥肌が立ちました。歌詞の中に、どこかアオヤマくんを連想させるような部分も出てくるので、映画とのコラボレーションに今からワクワクしています。
蒼井 優(お姉さん役)
最初の「愉しげに埃が舞う」という、軽やかで優しいフレーズに一気に引き込まれ、聞き進めると、幼少期の愛おしい時間の匂いがし始め、胸がぎゅっとなりました。
ノスタルジックだけど、明日に繋がって行く歌です。早くこの歌を皆さんと共有したいです。
私は今、宇多田ヒカルさんに感激しています。
石田祐康(監督)
この曲には空間があります。それも、実家の陽に照らされて埃舞う小さな部屋の片隅から、宇宙的な遠い彼方にまで至るとても広いレンジを持って。それは「ペンギン・ハイウェイ」が持つ日常とSF、親近感とロマンが同居する姿と重なって聴こえるんです。
広大な空間に宇多田さんの歌声は波となってどこまでも響き渡ります。その温かさと力強さ。この作品のために見事に歌い上げていただき、本当にありがとうございました!
映画概要
■出演:北 香那、蒼井 優■原作:森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』
(角川文庫刊)
■監督:石田祐康
■キャラクターデザイン:新井陽次郎
■脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
■音楽:阿部海太郎
■制作:スタジオコロリド
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
■公式サイト:http://penguin-highway.com/