上妻宏光、最新アルバム 「NuTRAD」宮沢和史、朝倉さやも参加
昨年7月にカザフスタンで行われた「2017年アスタナ万博」のJAPAN DAYで日本の伝統音楽の進化を表現する公演をプロデュースするなど、デビュー以来、三味線奏者という枠に留まらずジャンルや国境を超えた活動を重ねるとともに、伝統を踏まえながら時代に応じた感性を加え、津軽三味線の”伝統と革新”を国内外に発信し続けて来た上妻宏光。新世代津軽三味線の第一人者である上妻宏光の最新アルバム 「NuTRAD」(読み:ニュートラッド)が完成、新ビジュアルとともにその詳細が公開となった。
約3年ぶりとなるオリジナルアルバムでは、「伝統楽器で世界をおどらせたい」というテーマを掲げ、彼の活動に共感した若手クリエイターと共に EDM、ネオソウル等から実験的なアプローチを含めて、現代的でありながら三味線と完全に一体化した心踊るボーダレスな作品を完成させた。
三味線の新しい可能性を追求した初期の代表作「BEAMS」を新たに再構築しリアレンジ収録。
今回、スペシャルゲストとして 宮沢和史(THE BOOM)を迎え「いいあんべえ」を収録。
また、民謡日本一に2度輝き、日本レコード大賞企画賞も受賞している山形出身シンガーソングライターの朝倉さやを迎え「最上川舟唄」をグルーヴ感溢れる新しい曲として昇華することに成功。多彩なアプローチの中に、新たな上妻宏光の世界を感じることが出来る作品となっている。
サウンドは、Yuyoyuppe、網守将平ほか、それぞれのジャンルで活躍する若手クリエーターとのコラボレーションが見どころ。
今後、海外に向けての様々な発信も予定されてる他、2019年早々にアルバムをひっさげてのツアーも行う予定となっており、今後の上妻宏光の続報に益々注目が集まりそうだ。
Photo: Wataru Nishida(WATAROCK)