更新日:2022年6月27日
降谷建志の1stソロライブをリポートする。
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1stソロアルバム「Everything Becomes The Music」のリリース日に行なわれたこのライブはソロとしての初ライブになる。場所は降谷の音楽キャリアにもゆかりのあるビクター青山スタジオ、レコーディングスタジオからのライブである。ライブ開始の30分ほど前から、この日のライブを生で見ようと関係者が続々と集まり、いつもとは違う雰囲気がスタジオのコントロールルーム内に漂い始める。メンバーもリラックスムードから徐々に緊張感が高まっていく。
定刻の21時、オープニングSEはアルバムのイントロダクションでもある「Everything Becomes The Music」。メンバーは全員で円陣を組んでからスタジオ内の定位置へと向かい、降谷とライブメンバーが5角形で向き合う隊形となった。SE終わりの静寂から1曲目は「Colors」。降谷が体にも刻む大切な言葉をモチーフにした楽曲。静けさ漂うミディアムテンポの楽曲でライブは始まった。
メンバー全員、お客さんを前にしない生配信のライブは初めて、そして全ての楽曲を初めて披露するという事で、演奏に非常な緊張感が漂う、そんな中2曲目の「Angel Falls」へ。静寂から解き放たれたメンバー全員に躍動感がみなぎる。
バンド編成は、ギターはPABLO、ベースは武史(山嵐 / OZROSAURUS)、キーボードは渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)、ドラムは桜井誠(Dragon Ash)。アルバムでは全ての楽器を降谷が演奏しているが、バンドになったことで新たなグルーヴが生まれる。続く曲は、ソロ活動と同時に配信リリースされた楽曲である「Swallow Dive」。“両手を広げて飛び込む”新たなことに挑むために前に進むことを歌ったこの曲はこのバンドの事を歌ったようにも聞こえてくる。
続いて、ダンサブルでグル―ヴィーな「Dances With Wolves」。降谷や武志が楽曲に合わせてステップを刻む。バンドという“群れ”を離れた狼たちがライブで集い踊る。続いては、ここまでの英語詞の楽曲から日本語で歌う、先行シングル「Stairway」。エモーショナルな楽曲に更なる息吹が吹き込まれる。次は一転してバラード曲である「For a Little While」。アルバムのラストを飾る楽曲で降谷もお気に入りの曲の1つだけに笑顔も交えて熱唱する。
そしてラストは、ジャムセッションを挟んで「One Voice」。Dragon Ashにも通じるロックアンセムで『大事な事は“迷い続ける” それ自体なんだ』と力強く歌われる。
ライブは約40分であったが、初物尽くしの初々しい緊張感と、圧倒的なクオリティーが同居し、今後に期待せずにはいられないライブであった。
2015.6.17
Kenji Furuya Solo Live~セットリスト
SE Everything Becomes The Music
1 Colors
2 Angel Falls
3 Swallow Dive
4 Dances With Wolves
5 Stairway
6 For a Little While
7 One Voice
そして、この生配信ライブを見逃した人のためにこのライブの中から「One Voice」をGYAO!にて期間限定で公開する。
Now On Sale
アーティスト名:降谷建志
・完全生産限定盤
1stシングル「Stairway」 Now On Sale
M-1: Stairway/M-2: Skin & Bones
生産シリアル番号入り紙ジャケット仕様/KENJI FURUYAロゴステッカー封入
CD:VICL-37063/\1,000(税抜)
配信シングル NOW ON SALE
『Swallow Dive』 好評配信中
配信サイト
iTunes: https://itunes.apple.com/jp/album/-/id969912257
レコチョク:http://recochoku.com/v0/kenji_furuya/
イベント
イベントタイトル:ツタロック×Kenji Furuya Presents 「Dances With Wolves」
出演アーティスト:降谷 建志 / 金子 ノブアキ / Schroeder-Headz / WHITE ASH
会場:ZEPP TOKYO
開催日:2015/7/20(月・祝) OPEN 17:30 / START 18:30
チケットンインフォ:
一般プレイガイド発売日:2015/6/20(土)
e+ http://eplus.jp
ローソンチケット ☎0570-084-003 Lコード:73047
チケットぴあ ☎0570-02-9999 Pコード:266-803
以上詳細はオフィシャルサイトをご覧ください
オフィシャル:http://www.dragonash.co.jp/kenji/
レーベル:http://www.mobsquad.jp/
Facebook:http://www.facebook.com/#!/dragonashofficial
降谷建志プロフィール
1979年生まれ、東京都出身。1997年にDragon Ashでデビュー。フロントマンとして、バンドを牽引し続ける。
プロデュースや客演などさまざまな形態で音楽作品を発表する他、2013年にはNHK大河ドラマ『八重の桜』に俳優として出演。
2015年、Dragon Ashの活動と併行する形で自身初のソロプロジェクトをスタートする。
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