自身の役割を考え、歌えることに対する感謝して、基金を設立
昨年4月に愛艇「光進丸」が火災のため焼失した加山はこのことの意味と自身の役割を考え、80歳を超えても現役で歌えることに対する感謝、そして自身の歌が人のためになるよう、歌い続けることを決心し2015年の夏にファイナルとしたコンサートツアーの再開と毎年恒例の若大将フェスの開催を発表した。「演歌の若大将~Club光進丸」ジャケット写真
また同時に海をこよなく愛する加山が以前より考えていた海洋環境の汚染と若者の「海ばなれ」を危惧し公益財団法人日本セーリング連盟と共に「 海 その愛基金 海洋環境クリーンプロジェクト」と題した基金を設立し、全国ツアー で更に基金の拡大と4月開催される若大将フェスと全国ツアーの収益の一部も基金に寄付される。
加山雄三コメント
かねてより、私は、海洋環境の深刻な汚染に心を痛めておりました。海を愛し、海の恩恵を享受した自分の体験から、今、自分がすべきこととして、次代を担う子供たちや若者たちと共に、海の再生に関わる活動を始めたいと思うに至りました。
そして、その想いを皆様にお伝えし、また多くの皆様のご賛同を頂いて基金を拡大するために、全国ツアーを再開することにいたしました。
ここに、私の想いをお伝えし、皆さまのご理解とご支援をお願いする次第です。
加山雄三
公益財団法人 日本セーリング連盟 会長 河野氏コメント
日本は周囲を海に囲まれた海洋国です。海によって日本の歴史、文化、伝統が育まれてきました。しかし、昨今、日本の若者の「海ばなれ」が進み始めてきました。また、海は地球環境を守る大事な存在でもあります。しかし、地球規模で海の環境汚染、海の生物の危機が進み始めています。
そこで、加山雄三さんの御発意に日本セーリング連盟が協力させていただいて、次代の日本を担う子供たちを海に誘い、一緒に海について学び、海に遊び、海を再生するプロジェクトを行うことになりました。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
公益財団法人 日本セーリング連盟 会長 河野
基金による活動 (海洋環境クリーンプロジェクト)
①海を再生する
環境キャンペーン:ビーチクリーン活動(ボランティアの皆さんと共に)概要・時期:湘南の海岸で開始、その後全国展開へ (2019年4月~)
全国の子供たちに伝える
加山雄三さんが、ジュニアやユース世代の子供たちを指導する全国のヨットのコーチ達を集めて、海やヨット、マリンスポーツについて次代を担う子供たちに伝えて欲しいこと伝える、勉強会を行う。
概要・時期: 2019年秋(予定)
②海を知る
子供たちに海やヨットを紹介する訪問教室の開催加山雄三が子供たちに海の素晴らしさ、ヨットやマリンスポーツの素晴らしさを届ける。
また、それを加山雄三のビデオメッセージとして全国の子供たちに届ける教室を開催する。
概要・時期:2019年夏(予定)
③海を体験する
海への誘いイベント普段海に接する機会の少ない子供たちが、クルーザーヨット、ディンギーヨット、ウィンドサーフィン、カヤック、SUPなどに体験乗船して、海を体験する。
概要・時期:2019年4月下旬 東京(小笠原父島・母島)を皮切りに5月から東京・神奈川・千葉で開催。その後、全国展開へ。
シーマンシップアカデミー
海やヨットの初心者の子供たちに、オリンピアンやベテラン・ヨットセーラーを講師に、自然(海象・気象)を知り、状況に合わせたセーリングのスキル向上もできる洋上教室を開催。
概要・時期 :2019年4月から全国展開
音楽イベントとの融合
人気野外音楽フェスティバル「グリーンルームフェスティバル」とタッグを組み、海を知るためのワークショップなど展開。
由比ヶ浜「ビーチクリーン&ライブ」(4月)
横浜赤レンガ「GREEN ROOM FESTIVAL」(5月)
代々木公園野外音楽堂「OCEAN PEOPLE」(7月)