ほのかりん独特の表現「無粋なキス」
ほのかりんが昨年10月配信の「One Night Slap」以来となる待望の新曲「無粋なキス」の配信をスタートさせた。【動画をみる】ほのかりん『無粋なキス』フルMV
彼女の平成最後の年の活動、その皮切りとなる新曲は、今までも恋愛の始まりや終わりなど微妙な男女の心情や距離感を表現してきた、ほのかりんが、すれ違い始めてしまった二人の関係を終わらせようという女性の感情を彼女にしかできない言葉で表した別れの歌。
軽快なリズムで綴られる楽曲だが、その歌詞は「思い出は過去に走り姿がもう見えない♪」など、ほのかりん独特の表現で紡がれた作品となっている。
また今回、配信開始と同時に同曲のビデオクリップも解禁された。
俊英 岡村知美監督
は初のタッグとなる女性映像作家、岡村知美。布袋寅泰、GLAY、クレイジーケンバンドのクリップなども手掛ける彼女は60&61thドイツ・オーバーハウゼン国際短編映画祭他、数々の映画祭などの受賞歴を持ちたくさんのCMの制作を手掛ける俊英。
ほのかりんの以前発表したシングル「東京」のリリックビデオの再編集を手掛けたことから、今回のコラボが実現することになった。
今までの男性監督による作品とは異なる、同性=女性の目を通して表現される映像はその空間の空気感、色彩など「美しい」作品に仕上がっている。
岡村監督は、このプロジェクトに対して、「ほのかりんさんの書く、込み入った感情や、ウラハラな気持ちの間で揺れ続ける女性のすがたから、たくさんのほのかりんさんが鏡の中で迷子になるMVを提案しました。
現場ではざっくりとしたコンセプトを伝えただけで様々な表情をみせてもらえ、作者ご本人の中にある複雑なストーリーを分けていただいたように感じました」
と語っている。
新しい「ほのかりん」を体感できるこのビデオ、ぜひ一度チェックして欲しい