ギタリストとして、道が見えました
2月27日(水)に自身2枚目となるソロインストアルバムをリリースしたGLAYのTAKURO。【動画をみる】GLAY『YOUR SONG』MV
そんな彼が3月5日(火)、ブルックリンパーラー大阪にてトーク&アナログ試聴会を実施した。
東京に続く2回目となるこのイベント、今回の司会はTAKUROとも親交の深いFM802で「TACTY IN THE MORNING」のDJを務める大抜卓人。
1stソロアルバムをリリースした時も司会を務めており、イベントは穏やかなムードで進んでいった。
大抜が冒頭で「夢の詰まったセカンドアルバム、完成おめでとうございます!」と激励をかけ、そこからトークはアルバム収録曲の話題に。
アルバムプロデューサーでもあるB’zのTak Matsumotoからの提供曲「北夜色 Port Town Blues」について大抜が問いかけると、TAKUROは「他の曲は自分の背景があるんですが、この曲はギタリストとして松本さんに向き合った曲。
凄いプレッシャーでしたが、この曲のおかげでギタリストとしてこの先どうしていきたいか、道が見えました」と心境を語り、そしてこのアルバムが出来た時に松本から「前作を超えたね」と一言かけられた時、泣きそうになったとのエピソードも語ってくれた。
「もっと成長しないといけない」
イベント終盤では「GLAYのメンバーは皆、自分のテリトリーに関しては絶対手を抜かない。だからこそ自分ももっと成長しないといけないと常に思っているんです」とGLAYの一ギタリストとしての想いを打ち明けてくれた。
このソロプロジェクトはTAKUROがGLAYの為に、自分を成長させる為に始めた事だが、それはデビュー25周年である今年、どのようなパフォーマンスと音色を魅せてくれるのか、ギタリストとして、そしてGLAYのリーダーとして、これからTAKUROが歩む姿が今から楽しみである!
そして最後は「自分の憧れていた場所、ここでライブができる事が本当に嬉しく思います!
また各地のミュージシャンを迎えたセッションをこのツアーでは行います。
その土地でしか聴くことのできないジャーニーをお届けします!」と自身初となるビルボードライブ大阪について意気込みを語り、イベントは幕を下ろした。
一人のギタリストとして、そしてGLAYの創設者として、TAKUROはこの先も歩み続けるのであろう。
カメラマンクレジット:森 好弘