山内惠介、ツアー公開リハーサル
昨年は、「NHK紅白歌合戦」に4年連続出場を果たし、今年3月6日発売のニュー・シングル「唇スカーレット」が、オリコン週間総合シングルランキングで6作連続TOP10、演歌・歌謡曲ランキングで8作連続1位と絶好調の山内惠介が10日、東京・中野サンプラザホールで「山内惠介 全国縦断コンサートツアー2019~Japan 季節に抱かれて 歌めぐり~」の公開リハーサルを行った。
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全国制覇は初!&見どころ満載!
47都道府県すべてでコンサートを行うのは自身初めてのことで、全72会場で75公演を開き、総動員数は約13万人を予定している。翌11日の中野サンプラザ公演は昼夜2回(合わせて約4400席)あり、チケットは完売。
今回のツアーは2部構成で、見どころは、最新曲「唇スカーレット」をはじめ、オリジナル曲の数々を歌唱するほかに、「昭和名曲列伝」と題し、美空ひばり、島倉千代子、北島三郎、五木ひろしの名曲をそれぞれカバー。
また、「和の世界」をテーマにしたコーナーでは、テーマに沿ったオリジナル曲を着流しで披露。
その着流しで歌うのは、座長公演や大都市でのツアーでは披露しているが、全国各地でのコンサートでは初の試みで、アンコールを含めて全23曲を予定。
本番前の本人コメント
本番を前にして、「コンディションのほうは、バッチリです。北は北海道から、南は鹿児島まではありましたが、沖縄は今回初めてなので、沖縄に行くことで47都道府県を実感するのかなと思います。行く先々のおいしいものを食べるのも楽しみの一つです」。
「令和」を迎えて「昭和」思う
5月からは新元号「令和」に変わるが、「平成が幕を閉じて、令和になるからこそよけい昭和というのがすごく長かったんだな、歴史があるんだなと改めて感じます。今回のコンサートでも『昭和名曲列伝』と題して、昭和のヒットナンバーを歌わせていただくので、改めて昭和はすごかったんだなということを皆さんに感じてもらえたらうれしいですね」。
中でも着流しで歌うコーナーは大きな見どころで、「そこは(タイトルにもある)『Japan』、日本を感じてもらえるところはぜひ皆さんに見ていただきたい。
東京オリンピックも近づいていますし、日本人であること、日本のすばらしさを歌と姿・形でお届けしたいと思っています」。
紅白出場への思い
今年も紅白出場への意欲満々で、「紅白のステージをスカーレット色に染められたら最高ですね。今年も5回目の紅白出場を目指して全力投球で頑張ります」と張り切っていた。4月11日の同会場を皮切りに、同14日に静岡・焼津市民文化会館、同22日に茨城・茨城県立県民文化センター、同24、25日に秋田・秋田市文化会館、同27日に青森・リンクステーション青森(青森市文化会館)…と続く。
内容はもちろんジャケットにも注目
また、5月29日には、山内の和の世界を集めたニュー・アルバム「Japan」(過去に発売されたオリジナル曲、カバー曲に加え、新曲2曲を含む全16曲を収録)が発売。山内惠介の幅広い音楽性が堪能できる内容になっている。
楽曲のイメージを広げるジャケットデザインは、KISSやDAVID BOWIEとのコラボでも話題を呼ぶ浮世絵プロジェクトに監修によるもの。
歌川広重の浮世絵をベースに、富士の高嶺を見つめる山内惠介をモチーフにした青年の姿を印象的にコラージュされている。