5組の豪華アーティストとコラボ!
サントリー食品インターナショナル(株)の「サントリー天然水」ブランドより“初の緑茶”として4月16日に発売された「サントリー天然水 GREEN TEA」のプロモーション企画として、ありのまま独自のスタイルを貫く5組のアーティストとコラボレーション。その第1弾アーティストにフジファブリックが選ばれた。
【歌詞コラム】フジファブリックの名曲『若者のすべて』が愛される理由
この企画では「徒然草」をそれぞれが再解釈し楽曲を制作。
「サントリー天然水 GREEN TEA」のブランドメッセージでもあり、徒然草が700年前から謳っていた内容ともリンクする「煩わしいものを取っ払って、気持ちをクリーンに、前向きに、素のありのままに自分らしく生きよう」というメッセージを、MVを通じてお届けする。
第一弾はフジファブリック!
2000年、志村正彦を中心に結成。2009年、志村が急逝し、2011年夏より山内総一郎(Vo/Gt.)、金澤ダイスケ(Key)、加藤慎一(Ba)の新体制で本格始動。 叙情性と普遍性と変態性が見事に一体化した、シーン屈指の個性派ロックバンド。 「銀河」、「茜色の夕日」、「若者のすべて」などの代表曲···
『O.N.E』は山内総一郎が作詞・作曲を務め、スピード感溢れ、エネルギッシュな楽曲に、”ありのままいこう”をテーマに関西弁を使用した歌詞が印象的な曲となっている。
その後は、「崎山蒼志」「tofubeats」「Saucy Dog」「ネクライトーキー」と続く。
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フジファブリック『O.N.E』について
フジファブリックによる徒然草 第189段の再解釈。「確かなことなど何もないからこそ、思ったように事が運ばなくて当然。だから日頃からそう思っていれば大抵のことでは動じなくてすむよ。」このMVのテーマは「もしもフジファブリックの3人が徒然草の世界にダイブしたら」。徒然なるトリビュートの第一弾を飾るフジファブリックの楽曲だからこそ、「徒然草」というユニークでアイコニックなモチーフを映像化しました。
"人生は不確かなことの連続だ"と綴る随筆の世界を、フジファブリックの3人が体験していきます。
企画:栗林 和明 / カイジエンド
監督:大久保 拓朗
制作プロデューサー:山口 元基 (SEP)
アニメーター:内山 大輔 (ZYLA)
イラストレーター:保坂 夏汀
プロデューサー:小川 宏樹
フジファブリック について
●フジファブリックコメント
『O.N.E』は、天然水と緑茶が合体して今までに無かった新しい製品になることにヒントを得て、ひとつになることの素晴らしさ、そして、ひとつになりたいと思う時の熱量を込めた曲となっています。
●フジファブリックプロフィール
2000年、志村正彦(Vo/G)を中心に結成、2004年メジャーデビュー。『茜色の夕日』『銀河』『若者のすべて』など、数々の名曲をリリース。
2009年末、志村が急逝。2011年夏、山内総一郎(Vo/G)、金澤ダイスケ(Key)、加藤慎一(B)の3人体制にて新たに始動。
今年デビュー15周年を迎え、1月に10枚目のフルアルバム『F』を発売。同年10月には“フジファブリック 15 th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019「IN MYTOWN」” を開催する。
今後の公開予定アーティストについて
5月15日(水):崎山蒼志5月24日(金):tofubeats
6月5日(水) :Saucy Dog
6月19日(水):ネクライトーキー
今回の企画を受けてのコメント
——まずは、今回のプロモーション商品である「サントリー 天然水GREEN TEA」の飲み心地を教えてください。
フジファブリック:飲んだ瞬間に、爽やかな風が抜けるような、そんな味でした。お茶でありながらも、すっきりとしているので、どんな時、場所でも相性が良いなと思いました。
——楽曲『O.N.E』についての紹介をお願いいたします。
フジファブリック:緑茶と天然水がひとつになるということで、僕らなりの遊び心から『O.N.E』にしました。歌詞が関西弁なので、タイトルにも関西弁を入れようかな、とも思ったのですが、この企画でしかあり得ないタイトルにしたいなという思いから、最終的にはこれにしました。
——では、『O.N.E』について、特にこだわった点や、お気に入りの箇所、強く込めた思いなどがありましたら教えてください。
フジファブリック:天然水と緑茶が合体して今までに無かった新しい製品になることにヒントを得て、ひとつになることの素晴らしさ、そして、ひとつになりたいと思う時の熱量を込めた曲です。
今回の僕らの新たな挑戦として、例えばAメロ、Bメロ、サビ、みたいな構成の、めずらしい曲になっているのですが、ちょっとした熱量の違いで、ここが言いたいことなんだな、みたいなのを、メロディーの動きひとつで伝わるようにしたところが一番神経を使って、こだわった点です。
——徒然草を再解釈するというテーマで今回楽曲制作をされましたが、元々の徒然草への印象や思いなどがもしあれば教えてください。
フジファブリック:徒然草については、何段まであるんだ?みたいなところも含め、元々すごく興味がありました。なので、こ徒然草について寄り添えるように深く考えることができるんじゃないかなということで、このお話いただいたときは本当にうれしかったです。
徒然草といえば、やっぱり序章の「つれづれなるままに?」のイメージが強いので、僕らもこの企画の第一弾なので、そこにチャレンジしたほうがいいんじゃないかという気持ちもあったのですが、色々調べ見ていくなかで、特にこの189段にすごく魅力を感じ、この段にフィーチャーすることにしたんです。
189段って、何かを断定して言っているわけではなく、余白がある。そんな、言い切っていない部分にすごく共感できて。こんなに時間がたっても共感できるのは、徒然草の普遍性だと思っていて。『O.N.E』においてもそうあってほしいと思っています。
——「人生は不確かなことの連続だから、そのことを胸にとどめておくと良い。 」という徒然草のメッセージですが、フジファブリックというバンドにおいての「不確かなこと」と「ありのまま」はなんでしたか。
フジファブリック:ありのまま、については難しいですね。変化はしていくものだと思うので。不確かなこと、については、この189段にも共感する理由のひとつとして、バンドの歩んできた道と、本当にリンクするとこが多いです。
この15年の中で、ボーカルの志村君が亡くなったということをはじめ、本当に様々な「不確かなこと」の連続だった。でも、ファンやスタッフと、本当にみんなに助けてもらいながら、他人同士がひとつになるという素晴らしさを僕は身をもってバンドで常に感じています。
——最後に、ファンに一言お願いいたします。
フジファブリック:大阪府出身の自分としては、この企画のおかげで初めて母国語である関西弁で歌詞を書けたことがとてもうれしく思っていますし、フジファブリックとしては今までになかったようなストレートなラブソングだと思っています。
MVも最高ですし、すごい熱量で作り上げたこの曲を、ライブでの演奏するのを、いまから楽しみにしていてください!