偏屈×独善的×皮肉屋の建築家・桑野信介が、令和になってさらに進化!?
カンテレ制作でお届けしている、火曜よる9時枠の全国ネットドラマ(カンテレ・フジテレビ系)。この秋(10月期・スタート日未定)は、阿部寛主演の『結婚できない男』の続編の制作が決定した。【遂に完結!】阿部寛主演大人気作品「新参者」シリーズ完結編 映画「祈りの幕が下りる時」飯豊まりえ初出演決定
2006年7月~9月にかけて放送された『結婚できない男』(当時の放送時間:午後10時~午後10時54分)。
偏屈で独善的で皮肉屋…けれど、どこか憎めない独身の建築家・桑野(くわの)信介(しんすけ)(40)が、女性との出会いをきっかけに恋愛を意識し、結婚を真摯(しんし)に考えるまでの日常をリアルに、そしてコミカルに描いた作品。
“結婚する、しない”ということに対する受け止め方が、今とは随分違っていた2006年当時、“未婚”に対する斬新な捉え方を提示し、大きな話題となった本作。 “40歳独身男の本音さく裂ドラマ”とも言われ、数多くのメディアで特集が組まれるなど、“結婚できない男”というワードが社会現象を巻き起こした。
『結婚できない男』って?
シュールでコミカル、だけど時に泣けてしまう… 偏屈さに磨きがかかった桑野信介のリアルな日常を、脚本家・尾崎将也が映し出す!
阿部が演じる桑野信介は、腕のいい建築家。建築事務所で代表を務めており、特にキッチンや家族の集まるリビングルームの設計に高い評価を得ている。ルックスもさることながら、収入も人並み以上。
女性をひきつける要素をすべて持っているように思えるが、人生で一度も結婚の経験はない。そこには、桑野の独特な性格に原因が…。
仕事はスピーディーに抜かりなく仕上げるものの、プライドが高くこだわりが強い故に、建築現場の棟梁との衝突は日常茶飯事。時にはクライアントからの要望に対しても「無理だ」「わがままだ」などと文句を言ってしまう。
日常生活では、隣人から自宅での食事に誘われても「どうせ残飯処理だろ?」と返してしまうなど、周囲の親切心を度々あだで返す。さらには、頼んでもいないのにうんちくをひけらかしたり、自分と同じレベルの高い知識を持たない人たちに、きつく当たってしまったり…。
また、料理・掃除・洗濯も得意な桑野は、自分好みに焼いた高級肉に一人舌鼓を打ち、クラシック音楽を一人大音量で聴き、映画鑑賞を一人で楽しみ時間を費やす。多くの人が躊躇(ちゅうちょ)してしまう、“一人焼き肉”や“一人花火”もなんのその。“一人でいることを苦痛に感じない”桑野は、人と群れることなく、一人の毎日を楽しみ、「結婚なんてメリットがない」とさえ思っている。
偏屈で独善的、そして皮肉屋。そんな桑野の言動は、周囲をいらつかせ、衝突することもしばしば。しかし、不器用なりに一生懸命な彼の言動に、周囲の心は徐々に動かされていく。
“いい人”とは言えないけれど、どこか憎めず、時に愛くるしささえ感じてしまう男。それが、“結婚できない男”桑野信介なのだ。
ドラマ『結婚できない男』では、そんな桑野と、桑野に手を焼く周囲の人々の日常が、時にコミカルに、時に感動的に描かれた。この秋に放送される続編では、再び尾崎将也が脚本を担当。偏屈さに磨きのかかった桑野の日常を、ユーモアたっぷりにお届けする。
前作から13年後が舞台となる今作
53歳になった桑野信介は、偏屈さに一層磨きがかかり、相変わらず独身生活を継続中。人生100年時代と言われるこのご時世で、独り身を謳歌(おうか)する日々…。
果たして、今度こそ人生のパートナーを見つることができるのか?
続編は、前作から13年後が舞台。主人公の桑野信介(53)は、以前と同じマンションに一人、暮らしている。13年の間に飛躍的に進んだIT化に合わせ、スマートスピーカーといった最新機器を取りそろえるなど、引き続き独身生活を謳歌(おうか)中。
恋愛においては、自身の担当医だった早坂夏美と交際まで発展したものの、愛想をつかされてしまい、その後破局。少し恋愛モードに傾いていた桑野の気持ちは、再び固く閉ざされ、独り身を謳歌する生活に逆戻り。50歳を過ぎ、偏屈さにはより一層磨きがかかっている。
そんな桑野を後押しするかのように、晩婚化が進み、男女ともに生涯未婚率も高まる日本。一方で、健康寿命が世界一の長寿社会においては、この13年の間で“人生100年時代”が叫ばれるように。
「53歳を迎えてもなお、人生の折り返し…」将来のことを考えると、ちょっと不安を感じないでもない桑野。そんな中、偶然出会った女性たちとの間で、運命の歯車が突然、動き始める!
続編では、日本の“今”を切り取りつつ、“結婚できない男”桑野信介を再び映しだす! 果たして桑野は今回、どんな女性たちに出会うのか? そして、今度こそ“結婚”の扉をたたくことになるのか?
令和を迎えても相変わらずの桑野の日常に、ぜひ、お付き合いください!
阿部寛自身も「彼に再会できることがうれしい」と早くも心待ち!
主演・阿部寛「彼に再会できることがうれしい」と、続編決定に喜び!「世の結婚していない男性を癒すようなドラマになれば」と意気込み語る。『結婚できない男』の続編の制作にあたり、主演の阿部寛は「随分長い間結婚してなかったんですね、やっぱり。彼に再会できることがうれしいです」と、撮影を心待ちにしている様子。
桑野信介という役柄について、改めてたずねると「人嫌いなようで、実は人と関わりたくて仕方ない。人のために役に立ちたいと誰よりも強く思っている。そんな彼が僕は好きです」と、桑野への“愛情”をにじませた。
そして「13年前よりもさらに結婚しない人が増えていると聞きます。世の結婚してない男性を癒すようなドラマにしたいです」と、意気込みを語った。
『結婚できない男』作品概要
●2019年10月期 毎週火曜よる9時~9時54分(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
※初回放送日未定
【タイトル】
未定
【脚本】
尾崎将也(『結婚できない男』『アットホーム・ダッド』『シグナル 長期未解決事件捜査班』(カンテレ)他)
【演出】
三宅喜重(カンテレ)(『結婚できない男』『パーフェクトワールド』『僕のヤバイ妻』『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』)
小松隆志(MMJ)(『結婚できない男』『美しい隣人』『白い春』(カンテレ)『家政夫のミタゾノ』『奪い愛、冬』)
植田尚(MMJ)(『結婚できない男』『サキ』『まっすぐな男』『鬼嫁日記』(カンテレ)『Wの悲劇』)
【制作】
カンテレ MMJ(メディアミックス・ジャパン)