キャリア最大規模のドームツアー
THE YELLOW MONKEYが、キャリア最大規模となるドームツアー「THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR」を開催することを発表した。今回のツアーは東京・名古屋・大阪の3ヶ所を廻る全4公演となっており、初めてライブを行った日からちょうど30年となる2019年12月28日に開催されるナゴヤドーム公演を皮切りに、2020年2月には京セラドーム大阪、さらに2020年4月には東京ドーム2daysを開催する。
これまで数々のライブツアーを開催してきたTHE YELLOW MONKEYであるが、ツアータイトルに”Anniversary”という言葉を付けるのは、30周年の今回がキャリア初となっており、このツアーへの意気込みが伺える。
バンドにとって、解散、そして再集結のきっかけになった記念すべき日、7月7日に開催された「THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019 -GRATEFUL SPOONFUL-」さいたまスーパーアリーナ公演の終演後、LEDスクリーンに映し出され突如スタートし、来場しているファンがどよめいた謎のカウントダウン。
2019年8月6日開催のプライベートギグへのカウントダウンかと多くのファンが思っていたが、実は、ドームツアー発表へのカウントダウンだった。
30周年にちなんでチケット代「30円」
そのプライベートギグでは、現ラインナップになって初めてライブを行った記念すべき場所でもあるライブハウス「渋谷La.mama(ラ・ママ)」にて、2019年8月6日19時30分よりメンバー4人が登場し、30周年にちなんでチケット代「30円」で「30分間」のパフォーマンスを行う。バンド結成時から多くのイベントやライブを行ってきた場所ではあるが、単独公演は実に、1992年5月21日のデビュー日以来となり、まさに凱旋ライブとなる。
当日券のみの販売となった今回、会場は購入者250人のみに知らされた。
結成30周年イヤーを迎えてもなお勢いの止まらないTHE YELLOW MONKEYの、今後の動きに注目いただきたい。
メンバーコメント
吉井 和哉
1989年12月28日、ギターのエマこと菊地英昭さんがこのバンドに加入して、初のライブが渋谷にあるラママで行われました。その日から僕はボーカリストとして彼と、廣瀬洋一さんとの間に立ち、その後ろには英昭さんの実弟のアニーさんこと菊地英二さんがバックを固め、現在のラインナップになりました。その日から僕の世界は変わりました。
そして今年の12月28日で結成30年を迎えようとしています。
ありがたいことにザ・イエローモンキーは一度解散したにもかかわらず、沢山の方々に迎えられてここまで歩んでこれました。そしてついにドームツアーです。
その記念日に当たる2019年12月28日の名古屋ドームでは「蘇るメカラウロコスペシャル」として、勝手な裏タイトルを個人的に名付けております。
来年の大阪、東京ドーム公演を含め、今時恥ずかしい言葉ですが「命をかける」所存であります。
この場をお借りして、これまで我々に関わってくださった一人一人の方に改めて感謝の気持ちをお伝えしたいです。
本当にありがとうございます。
菊地 英昭
初めての大阪、東京ドームは休止直前、再集結後の東京ドームはそのリベンジ的意味合いもあり前回と対になっているイメージ。ですが今回、名古屋、大阪、東京は30周年をむかえて現在進行形のバンドを心置きなく披露できるドームツアー!!心が高鳴ります!!
ま、30周年とはいえ活動期間を考えると実質半分の15周年くらいなので(笑)…
気持ちはベテランバンドではなく中堅バンドで!!!
廣瀬 洋一
ドームツアーに御来場いただく方々と共に結成30周年を祝福することが出来るなんて感無量です。バンドが今まで歩んできた道と未来に向かう道が交差する、
「大切な現在地」になるようなドームのステージにしたいと思います。
菊地 英二
「9999」のリリースを経てツアーをまわり心機一転して臨む今回のドームツアーはひと味もふた味も違います。30周年記念ではありますけれど、新たなスタートを切ったTHE YELLOW MONKEYの新たな一歩です。