「Calling feat. Chiho」のMV公開!
タツノコプロ創⽴55 周年企画新作オリジナルアニメーションとして好評のうちに放送を終えた「エガオノダイカ」でエンディング主題歌を担当したキミノオルフェと、オープニング主題歌を担当したChiho(H△G)のコラボレーション楽曲「Calling feat. Chiho」のMVが公開となりました。今回はキミノオルフェ・蟻本人の発案で全編手描きのアニメーションに初挑戦したMV。
人物は全て蟻本人が描き、楽曲のストーリーを丁寧になぞった内容となりました。
アニメーション監修はクリエイティブユニットsankakuが担当。
sankakuとのコラボレーションは2013年に発表されたキミノオルフェの前身・蟲ふるう夜にの「一緒に逃げよう」以来。
前回は実写とアニメーションを融合させたスケール感のある作品でした。
なお「Calling feat. Chiho」は9月6日より各種配信サイトでリリースされています。
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リリースに寄せて蟻(キミノオルフェ)、そしてChiho(H△G)から寄せられたコメントをご紹介いたします。
蟻(キミノオルフェ)のコメント
忙しい毎日の中で、ふと、学生の頃は何があんなに楽しかったんだろうって思い返していました。驚くほど、具体的に何も思い出せなくて、でも大切な時間として確かに胸に残っている、と気付いたんです。
友達との、とりとめもない長電話をテーマにしたのは、その「思い出せないけど大切な時間」を描きたかったからです。
長電話の内容ってだいたい覚えてないから。大人になってもそういう時間つくりたいなって。
Chihoちゃんと歌えて本当に良かったです。6年前に「初めまして」して、こうやって同じ作品を作って。
Chihoちゃんって、私が書いた歌詞を自分ごとのように考えてくれたり、出来上がりを喜んでくれるんです。
本当に電話してるような気持ちでレコーディングできました。
MVは私が「アニメ作りたい」って言い出したんですけど、やりながら何でこんな大変なことやるって言い出しちゃったんだろう…って泣きながら描いてました…笑 でも、終わってみてまたやりたくなってる不思議。
バンド時代に「一緒に逃げよう」という曲でお世話になったsankakuさんとこうして数年後にお仕事出来たのも良い思い出になりました。
逃げなくて良かった…
Chiho(H△G)のコメント
蟻ちゃんと出会ってから何年もの時を経て今こうして一緒に作品を形に出来たこと、本当に嬉しく思います。この曲の歌詞が初めて送られてきた時、蟻ちゃんと自分のストーリーが自然と浮かんだことを今でも覚えています。
私たちが高校生の頃に友達だったらこんな風だったのかな。そうだったらいいな。…なんてことを思いながら歌っていました。
実際の学生時代はといえば、友達との長電話ではほぼほぼの確率で私が寝落ちすることばっかりでしたが、そんな時でも蟻ちゃんなら優しく(おやすみー)って言ってそっと電話を切ってくれるような気がしています。…きっと!(笑)
毎日毎日同じように繰り返されてばかりだと思ってた日々が積み重なって、今日に繋がっていること。とても大切に思います。
この曲を聴いているとそんな日々や思い出を抱きしめたくなります。
そう思わせてくれたこの曲が、どうかたくさんの人に届きますように。