「どんな夢も叶えるバンドができたよ」
THE YELLOW MONKEYが10月30日に、結成30周年を記念した配信限定シングル『DANDAN』(読み:ダンダン)をリリースした。新曲『DANDAN』は、これぞイエローモンキー流“ロックンロール”とも言える、軽やかでドライブ感溢れるサウンドに仕上がっており、「どんな夢も叶えるバンドができたよ」など、メンバーについて歌っているとも想像できる歌詞が30周年を彷彿とさせる内容となっている。
「今のカッコよさ」をMVに表現
今回のMVは、今もなお、新しい音楽、そして新しいパフォーマンスを提供し続けるイエローモンキーが追求する「今のカッコよさ」を映像の美しさとともに表現するというコンセプトがあった。“新しい音楽を作り続けている場所”としてまずはレコーディング・スタジオに見立てたセットを作り込み、そこでパフォーマンスがスタートする。
そのスタジオが開くと、次には大きなステージの世界へ。「スタジオ」で作った音楽を届ける「ステージ」を表現した次なるセットには「JAM」、「パール」、「バラ色の日々」などイエローモンキーが今までリリースしてきた代表曲の歌詞やモチーフが散りばめられている。
ギターの菊地英昭(エマ)の足元には「パール」のMVに登場する“目”、ドラムの菊地英二(アニー)の後ろには「球根」、ベースの廣瀬洋一(ヒーセ)の後ろには、「バラ色の日々」をモチーフにした壁紙が登場。
背面の大きく色彩豊かなアートは「JAM」の「この世界に真っ赤なJAMを塗って」という歌詞から、監督が自ら本物のジャムを塗ってデザイン画を制作した。
今回のミュージック・ビデオの監督は、数々の作品を手掛ける映像作家・山田健人(やまだけんと)氏。
山田氏は2017年の東京ドームのオープニング映像から、3月に日本武道館で開催されたアルバム『9999』の世界最速先行試聴会、今年のアリーナツアーでもライブ映像を担当。
そして、12月28日から開催されるイエローモンキー史上最大級のドームツアーのライブ映像も担当する。再集結以降のイエローモンキーを支えているクリエイターの1人である。