駆け抜いた昭和、平成時代
往年の耳の肥えた音楽ファンならご存知であろう。70年代後半から80年代前半に、ニューウェイヴバンド8 1/2のボーカリストとして活躍した久保田慎吾が率いるバンド「サニー久保田とオールドラッキーボーイズ」。
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1985年の映画「星くず兄弟の伝説」主演で知られるあの久保田慎吾が2019年、10月25日(金)に3rdアルバム『「幸福を呼ぶ男」 The man who calls bliss.』が発売され、瞬く間にファンのみならず音楽関係者にも反響が寄せられている。
このバンドには、1970年代に伝説を創ったバンド「シュガー・ベイブ」ギタリストの村松邦男を筆頭に、かつて70年代に日本の音楽市場へ新しいジャンルの進出が始まっていた頃、これらのシーンを牽引してきたミュージシャンたちが多数参加している豪華な編成となっている。
令和の時代も響かせる!
今回のアルバムには、久保田の出身地である千葉をテーマにした「Chiba on my mind.」、クールなギターリフと心に響くサキソフォンのイントロが印象的な「ファルセット・コルセット」、サビをユニゾンコーラスで思わず歌いたくなる「土曜の夜はやっちゃいな」など、昭和平成と駆け抜けた音楽の雄たちが、令和の時代へ新たなサウンドで問いかける内容は必聴。
毎月、原宿クロコダイルにて、定期的なライブを行っており、毎月新曲披露をするなど、今後も楽曲がどんどん増えるスタイルを貫いている。
サニー久保田こと久保田慎吾いわく、「未来を信じています。この世を離れる日まで一曲でも多くの曲を作り続ける。自分を愛せる人間となってこの世を離れて行く。」この固く誓う決意は、まさに「幸せを呼ぶ男」である。