カバー曲も続々披露!
ANFiNYはストリート・ライヴに“人を集めすぎる”と話題となったSHOYAとKAZUKIの2人からなるボーカル・ユニット。そんな彼等が、9月7日にリリースされた3rdシングル『Step by Step』のリリース・ツアー、『ANFiNY TOUR “Step by Step”』のファイナル公演を11月10日に新宿ReNYで行った。開演告げるオープニングBGMが流れ、満員御礼の会場からは割れんばかりの歓声が上がり、白と黒の対照的な衣装で着飾ったSHOYAとKAZUKIが登場。
1曲目の「LOVE GAME」から会場のボルテージは絶頂を迎え、そこから続けて5曲を披露。
ステージが暗転し、KAZUKIソロによるカバー「別の人の彼女になったよ」、続いてKAZUKIがステージからはけ、SHOYAソロによるカバー「花束の代わりにメロディ―」を披露。改めて個々の歌唱力と声の個性さを見せつけられる様な演出であった。
ストリート時代からの定番曲「STREET GILR」のイントロが流れ、カジュアルな衣装に早着替えした2人が登場。バラードパートでしっとりした会場の熱気が再燃焼する。
これからもみんなと、1歩1歩前に進んでいけたら
MCではSHOYAから「僕らANFiNYは、応援してくれるみんなの事を家族だと思っていて、そんな家族の事を題材にしたこの曲を聴いて下さい」と映画『神の発明。悪魔の発明』の主題歌にもなった「ily」を披露。
「今回のツアーもだけど、ストリートでのライヴも、続けてきたからこそ、こうやってみんなに会う事ができた」とファンに向けて感謝の言葉を述べる。
そして、アコースティック・ギターからのイントロが印象的な新曲「The World is You」と、ライヴでは定番となっている「風の扉」、「UNINFINTY」の2曲のアッパーチューンな3曲を行い本編が終了。
鳴り止まない拍手と徐々に大きくなるアンコールの声の中、「ヒマワリ」からアンコールが始まる。
SHOYAが「みなさんに助けられて成立した場面も多々ございましたが、それでも今日という日を、こういう景色をつくれたというのは間違いない事実ですので、これって素敵だなって思うわけですよ。
僕がもし、歌をやらずに普通に仕事をしていたらみんなとはこうして出会えなかっただろうし、KAZUKIとも出会えなかっただろうし、「ily」の歌詞にもありますが、“たとえば、別の道歩いてたら たとえば、僕らこうして出会えたかな?”とか、そういういろんな縁を感じで今日ここに立っていました。
これからもみんなと、1歩1歩前に進んでいけたらな、という願いを込めた今回のツアータイトル“Step by Step”、これからもどうかよろしくお願いします。」とKAZUKIとやり取りをしながら二人の、ANFiNYとしての思いを伝えた。
最後に「Step by Step」を披露し、10月5日(土) の名古屋公演から始まった今回のツアー『ANFiNY TOUR “Step by Step』の幕は閉じた。