【動画】ANFiNY『Last Train Home』のMVを見てから読んで、インタビューをより楽しむ
ANFiNYの驚異的な行動力
( 左、SHOYA / 右、KAZUKI )――インタビューって慣れてらっしゃいます?
KAZUKI:全然です(笑)
SHOYA:はい(笑)
――そうなんですね。上京されて何年ですか?
KAZUKI:それぞれ違いますね。
SHOYA:僕は今年で5年目かな。19のときに出てきたんで。
KAZUKI:俺は何年かな?今…
SHOYA:2年ぐらいだよ。
KAZUKI:2年ぐらいです。まだ(笑)
――11月27に新譜がリリースされるってことでデビューシングルになるんですね。
SHOYA&KAZUKI:そうですね。
――これまで配信で?
SHOYA:1曲だけ配信でやったんですけど。
KAZUKI:CDは初です!
――盤になるってどうですか?
SHOYA&KAZUKI:まだ実物は見てないんですよ。
KAZUKI:でも楽しみです。めちゃめちゃ楽しみにしてます。
――お二人のプロフィール的な部分から伺っていきたいと思います。お二人が音楽を始めたきっかけについて聞かせてください。
SHOYA:きっかけは、もともと音楽は好きだったんですけど、歌手になろうとはあんま思ってなくて。普通に大学通ってて、それでオーディションを受けたときにファイナルで落ちてしまって。それきっかけでやってみようかなと思ったのがきっかけですね。それで上京するために、オーディション落ちた次の日には大学もやめました。
――行動力やばいですね!
SHOYA:大学やめて親にも「上京するね」って言って、すぐ上京しましたね。
――すごい。大学入ったのってご両親の支えがあって…
SHOYA:そうですね。
――大学辞めること、許してくれたんですね。
SHOYA:許してくれないと思ったんですけど、あとあと聞くと、そのときは今まで見た中で1番顔が真剣だったからオッケーしたよって感じで言われました。
KAZUKI:そうやったんや(笑)見てみたいわその顔。
――ご自身でも今までの自分と比べても本気なんだと感じたような?
SHOYA:昔から結構負けず嫌いで、そこで落ちたっていうのが自分の中で結構響いたのはありましたね。
――KAZUKIさんはいかがですか?
KAZUKI:僕も小さいころから音楽がすごい好きで、お母さんがフィリピン人なんですよ。で、そういう洋楽とかにも結構触れてきて、お母さん昔バンドやってたりキーボードやってたりとかいうのもあって、歌の世界は近くにあったような気がします。僕自身はEXILEがずっと好きです。
――好きそう。
KAZUKI:でも、夢の世界だったんですよ。現実的に目指すってわけじゃなくて、夢でしかなかった。大学までずっと野球してて、部活の先輩がEXILE系のオーディションに応募して、じゃあ受けようって(笑)
それで受かる前からやるなら本気でやろうって野球もやめた。大学も辞めたいって親に言ったら「まだ受かってない状況で大学までやめるのはちょっとやばいから保険は掛けとけ」って言われたので、野球だけやめてオーディション受けに行ったんですよね。そしたら運良く受かって特待生になれたので大学もやめました。そっからもう歌ですねずっと。
――すごい。恐ろしいぐらいの行動力ですね、二人とも。
KAZUKI:そういうところ結構似てるんですよ(笑)
――二人のお母さんは本当に理解のある方なんですね。
KAZUKI:そうですね。決めたら曲げないっていうか、やるって決めたらやるって昔からそういう性格なんで。
――KAZUKIさんは言っても聞かないって。
KAZUKI:そうなんですよ。
――すごいですね。でも野球大学までやってたってことは野球も結構ガチじゃないですか。
KAZUKI:そうですね。ありがたいことに、学校は全て推薦で進んでました。SHOYAさんもサッカーやってたんですよ。選抜に選ばれるくらいの実力です。
SHOYA:そうですね。
KAZUKI:意外と。こんな見た目なんですけど。
――(笑)
KAZUKI:(笑)運動できなそうじゃないですか。
――確かに、外に出なそう(笑)
KAZUKI:外は出ないんですけど、運動やればできるみたいな。
SHOYA:そうですね。
――すごいですね。サッカーや野球の道でもいけただろうに…。
KAZUKI:極端。普通に仕事をしてっていうのが多分できないみたいな。
SHOYA:きっかけですよね、きっと。人生においてどの選択肢もそうですけど、やっぱりそのときどきにある選択肢で自分が選んだほうが自分が行くべき道だなっていうのが共通してあったので、そこが1番大きな決め手かなと思います。結局この道じゃなくても何かやってたらそれが一生懸命やりたい仕事になってたと思うし。今は自分が選んだ道が多分これだったからこれを一生懸命やってるっていうのが1番近いニュアンスかなと思いますね。
――なるほど。サッカー選手になるみたいな夢とか見てた時期もあったんですね。
SHOYA:もちろんそれはありますし、自分が夢見たものには多分一生懸命になれるのが、どの人もきっとそうだと思うんですけど、それが途中で切り替わっちゃう瞬間ってきっとあると思うんですけど、その瞬間があったから今ここにいるのかなっていうのはあります。それが多分二人ともオーディションだっただけっていうだけで、受かった人もいれば僕みたいに落ちて悔しいからもっとチャレンジしようと思う人もいるしっていうのはありますかね。
――迷いを持たないっていうのも素晴らしいですよね。なかなか難しいことじゃないですか。
SHOYA:そうですね。でもやっぱり、そこはなんでもそうかなと思いますね。行動力がある人がどんどん上に行けるのかなっていうふうには自分で思うので。
――行動してから不安になったりすることとかしないんですか?
SHOYA:全然ありますよ。普通に。
KAZUKI:全然あるね。
SHOYA:毎日不安だし(笑)やっぱり悩みがあるから成長しようって思えるし、そこは日々戦いながらやってます。
――仏の領域ですね。
SHOYA&KAZUKI:(笑)
KAZUKI:可能性だけは常に感じ取るっていうか、二人とも。俺らならここまでは行けるみたいなっていう可能性は。