冬恒例の苗場ライブスタート！
松任谷由実、冬恒例のリゾートライブ「SURF&SNOW in Naeba」が、２月2日(日)、新潟県・苗場プリンスホテルにてスタートした。1981年から始まったこのライブは今回で40回目。
今回のステージは40th Anniversaryを象徴する“40th”の文字をモチーフにしたセットに、選曲は“苗場で聴きたい楽曲”を中心としたラインナップで、2月19日（水）まで全10公演行われる。
オープニングは「BLIZZARD」
オープニングは幻想的な銀世界に現れた“氷の世界の魔女”ともいうべきシルバーのロングドレスで登場。ユーミンの冬の代表曲の1曲でもあり、苗場には欠かせない楽曲「BLIZZARD」(1984年 アルバム「NO SIDE」収録曲)からスタート。
続いて、「サーフ天国 スキー天国」（1980年 アルバム「SURF&SNOW」収録曲）から始まり、これまで苗場で数多く演奏されたリゾートを背景に描かれた楽曲をメドレーで披露。
単にスキーがやりたくて
80年代スキーブーム、未だ上越新幹線が開通していない時代に、スキーを楽しみ、ロッジのような場所でアフタースキーライブをやってみたい、という遊び心から始まったこの苗場のライブ。これについて、途中MCで「1981年、私たちは単にスキーがやりたくて、その口実みたいにこのライブを企画しました。気がつけば40年。40周年ということで、今回は始まる前からなんだかやたら感慨深いものがありました。」と語った。
“苗場名物リクエストコーナー”も
中盤では、1985年から始まった、ユーミンに選ばれたお客様がステージで自分の好きな楽曲をリクエスト出来る“苗場名物リクエストコーナー”を挟み、後半では、オリンピックイヤーにふさわしい勝利の女神をテーマに作られた新曲「NIKE」、現在、テレビ東京系「WEB（ワールドビジネスサテライト）」のテーマ曲としてオンエアされている最新曲「深海の街」も披露。他にも、代表曲「Hello, my friend」(1994年)「真夏の夜の夢」（1993年）含め、本編18曲、アンコール3曲、全21曲、約2時間半のステージを行った。
秋には新アルバムリリース決定
この苗場公演後、本格的にニューアルバムの制作に入り、2020年秋には39作目となるニューアルバムのリリースが決定。新たな名曲の誕生に期待が高まる。Photo：田中聖太郎
ライブ情報
松任谷由実 SURF&SNOW in Naeba Vol.40【会場】苗場プリンスホテル ブリザーディウム
【日時】2/2（日）3（月）6（木）7（金）10（月）11（火・祝）14（金）15（土）18（火）19（水） 全10公演
開場20:30／開演21:00
【料 金】8,000円（税別）全席指定 ※6歳未満のお子様はご入場できません。
【お問合せ】キャピタルヴィレッジ Tel.03-3478-9999
■SURF&SNOW in Naebaスペシャルサイト
【NET RESORT Y-topia】
「SURF&SNOW in Naeba」のコンサート期間中に、ライブ映像や苗場現地の情報、バラエティコンテンツなどを配信するスペシャルサイト。今年は「SURF&SNOW in Naeba」 40周年！
■2月11日（火・祝）、19日（ 水）ライブ生配信決定
その他オンデマンド配信や、歴史を振り返る40周年記念アーカイブ企画など公開中。
【チケット販売情報】
◎先行販売：2019年12月10日(火)〜2020年1月29日(水)
◎一般販売：2020年1月30日(木)〜
◎Y-topia：2020年1月30日(木)オープン
◎チケット料金：全3コース/各 ¥2,200(税込)
スペシャルコンテンツ/¥1,100(税込)
■40年の主なトピックス
Vol.10(1990)1981年 第1回目 3/11,12の2日間 苗場プリンス内ワールドカップロッジで開催。チケットは2,500円（１Drink付） 動員数は260人～270人。
1985年 リクエストコーナーがはじまる。以降、定番化。苗場の名物コーナーとなり、一般のお客様以外にも、黒柳徹子、小林麻美、薬師丸ひろ子、井上陽水、石川セリ、石橋貴明、aiko、堀内健、ビビる大木等が登場。
1992年 現在の会場、ブリザーディウムが苗場プリンス内に新設。吹雪の様な喝采がいつも行きかっている空間にしたいという思いを込めて、ユーミンが名前を付ける。アトリウムと自身の楽曲「BLIZZARD」の造語。
2014年
豪雪の為、苗場公演が始まって以来、初めての公演中止。当日は、既に集まっていたお客様約120名の為に、急遽ホテル内のラウンジ、シャトレーヌで、演奏形態を変え、別のセットリストで行い、後日振替公演を行う。
