昨年9月、インペリアルレコード移籍第1弾アルバム『世界のみかた』を発売後、自身のワンマン2DAYS「LIVE2015敵か!?みかたか!?」を赤坂ACTシアターにて行ったほか、中島みゆきの「夜会」に出演、年明けには舞台「マーキューリー・ファー」(演出:白井晃)「ベター・ハーフ」(演出:鴻上尚史)と幅広いフィールドで精力的な活動を続ける中村 中が、先行シングル「ここにいるよ」を含む通算7枚目となるアルバム「去年も、今年も、来年も」のリリースを発表した。
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今作は「四季折々の、上手くいかない恋愛歌集(れんあいかしゅう)です」と本人が語る通り、中村 中流のイタいくらいの恋愛歌の数々を全8曲収録。サウンド面ではプロデューサー鈴木正人(LITTLE CREATURES)と共に四季折々の景色を表現。
歌詞、メロディライン、曲のテンポ、コード進行、楽器の音色や旋律から、「喜びやときめき」、それを失う「儚さやさみしさ」、いやおうなしに次の季節へと急かされる「焦り」など、それぞれの季節を感じさせるバリエーション豊かなアレンジに仕上がっている。
只今、「中村 中アコースティックツアー阿漕な旅2015 ~どこにいても~」の真っ最中だが、追加で東京公演開催も決定。詳細は後日発表される。
【商品詳細】
タイトル「去年も、今年も、来年も」
2015年11月18日(水)発売
<収録曲目>
1.散らない花物語
2.木(こ)の芽(め)時(どき)
3.ここにいるよ
4.その日暮らし
5.閃光花火
6.クヌギの実
7.逢いびきの夜
8.晦日
■品番:TECI-1470 ■定価:\2,500+税
-今回のアルバムについて中村 中より-
今作は、「四季折々の、上手くいかない恋愛歌集(れんあいかしゅう)」です。
2015年は30歳になる節目の年。ほんの10年振り返るだけでも、人生には出会いだけではなく、いつかは別れも訪れるものなのだと知らされる出来事がいくつもありました。
人生には限りがあって、ほんの一瞬なのかも知れない。それならば出来るだけ、人の笑顔を見たいと思うようになりました。上手くいかないことなんて、探せばいくらでもある人生で、それでも生きてゆく為にどんな歌を歌おうか、これが30代の私のテーマです。
それで、どうして「上手くいかない恋愛歌集」なのかというと、身近にある恋愛は、失敗や挫折を経験出来る「いい教材」だと思ったからです。
これは恋愛に関する私の持論ですが、恋とは、「理想」で、愛とは、「現実」だと思っています。
理想通りに物事が進まないことなんていくらでもありますが、だからと言って放り出してしまったら、それきりです。現実を受け入れることで、はじめて愛が芽生えると思います。これは恋愛以外でも言えることだと思います。現実を受け入れ、再び前を向き直し、誰もがそうやって生きています。
失敗をしても、負けじと再挑戦し、がんばり続けることでしか、不幸せを幸せに変えることは出来ないのではないかと思うのです。そして、その傍らで、苦しい時でも、いつも通りに存在する四季のように、聞く人の側にいられるような歌を、そっと集めました。
中村 中
【イベント情報】
9/19(土) bayfm LIVE COLLAGE IN NARITA 出演!
■日程:2015年9月19日(土) ■会場::成田市文化芸術センター
■開場: 16:00 /開演:17:00
「中島みゆき RESPECT LIVE 歌縁(うたえにし)」出演決定!
【大阪公演】
■日時:2015年11月23日(月・祝) ■会場:大阪フェスティバルホール
【東京公演】
■日時:2015年11月29日(日) ■会場:中野サンプラザ
【中村 中アコースティックツアー阿漕な旅2015 ~どこにいても~】
9/11(金)札幌 KLAPS HALL
9/25(金)大阪 梅田akaso
9/26(土)神奈川 関内ホール小ホール
10/3(土)静岡 K-mix space-K
10/4(日)宇都宮 宇都宮HEAVEN’S ROCK
10/12(月・祝) 仙台 retro BACK PAGE
10/17(土)千葉 市川市文化会館小ホール
<Profile>
中村 中 (歌手/作詞作曲家/役者)
1985年6月28日生まれ
東京都墨田区出身
シングル「汚れた下着」(2006)でデビュー。
「友達の詩」(2006)発売と同時にトランスジェンダーであることをカミングアウト。2007年には同曲で第58回NHK紅白歌合戦に出場。4thアルバム『少年少女』(2010)では第52回日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞。最新アルバム『世界のみかた』(2014)発売中。
デビュー時より作家、役者としても活躍。
主な提供楽曲:AAA「チューインガム」戸田恵子「強がり」ジェロ「晴れ舞台」中 孝介「遺書の書き方」由紀さおり「回転木馬」岩崎宏美「時の針」など。
主な出演舞台は「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」(2007)
「ガス人間第1号」(2009)「エドワード二世」(2012)
「夜会 VOL.18 橋の下のアルカディア」(2014)
「マーキュリー•ファー」「ベター・ハーフ」(2015)など。
音楽と演劇を軸に希有な才能と多様な活動は日本のエンターテインメントシーンで注目すべき存在感を示している。
中村 中レーベルサイト http://www.teichiku.co.jp/artist/nakamura-ataru/
中村 中オフィシャルサイト:http://ataru-atariya.com/
中村 中ファンクラブ: http://ataru-atariya.com/contents/fc