沖縄本島からフェリーで約30分、北西に浮かぶ人口約4000人、風光明媚な伊江島出身の18歳の女性シンガーソングライター“Anly(アンリィ)”が、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(松坂桃李 主演)の主題歌を飾るアーティストに抜擢された。
Anlyは、この春高校を卒業したばかりの女性シンガーソングライター。
中学卒業まで過ごした故郷、伊江島では、PCもインターネットも家にはなく情報が閉ざされた南の島で、音楽好きの父が持ち帰るブルースやロックのCDを聴き、ギターをオモチャ代わりに爪弾く日々を過ごす。
島には中学までしか無いため、高校進学の為に転居した那覇市内で弾き語りライブをスタート、昨年6月に沖縄ナムラホールで実施されたシンガーソングライターmiwaのアコースティックライブツアー“アコギッシモ”のフロントアクトとして出演、その類まれなライブパフォーマンスで注目を浴びる。
まったく無名のアーティストながら音楽高感度で名高いJ-WAVE(FM)でこの夏のコーナーレギュラーメンバーとしてフジロック・フェスティバルやサマーソニック等のレポーターに抜擢され、8月にはスペースシャワーミュージック/mini muff recordsからインディーズ盤「Bye-Bye」をリリースした。
フジ系10月ドラマ『サイレーン』の主題歌に抜擢された楽曲「太陽に笑え」は、Anlyが作詞作曲したヒリヒリした緊張感溢れるROCKサウンドに、メッセージ性の高い歌詞、それに負けない伸びやかでパワフルな歌声がスケールの大きさを感じさせる楽曲。
インディーズ盤のレコ発ライブを実施した渋谷エッグマンに自ら足を運んだ松坂桃李もAnlyのライブを見て感動した曲だそう。
ソニー・ミュージックレコーズでのメジャーデビューも決定、年内にはデビュー・シングルがリリースされる予定である。
彼女の話題は国内に留まらず、インディーズ盤に収録された英国人気女性シンガーソングライター、ガブリエル・アプリンのカバー曲を聴いた関係者が、Anlyのライブ映像をロンドンで作業中の本人とプロデューサーに送ったところ、そのクオリティに驚愕、ガブリエル・アプリンサイドの招聘により、ロンドンのスタジオでお互いの楽曲のレコーディングセッションが行われた。
プロデューサーもガブリエル・アプリンも彼女の歌声を絶賛、デビューシングルにはふたりのコラボ楽曲も収録される予定だ。
彼女の夢は故郷・伊江島で大きなフェスを開催すること。その大きな夢の第一歩は始まったばかり。。。
■ドラマ情報
『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』
2015年10月20日(火)スタート 毎週火曜日 午後10:00~10:54
※初回のみ9時~10時48分放送の2時間スペシャル
http://www.ktv.jp/siren/index.html
連続ドラマ『サイレーン』は週刊モーニングで連載されていた人気コミックス「サイレーン」のドラマ化したもの。刑事の中でも初動捜査に携わる機動捜査隊(通称:キソウ)の物語で、相棒でありながら実は恋人同士でもある松坂桃李演じる里見偲と木村文乃演じる猪熊夕貴が、とある殺人現場に突如現れた、菜々緒演じる謎の美女・橘カラと出会い、運命を狂わされていくクライム・ラブサスペンス。
■Anlyコメント
ドラマの主題歌に私の曲を選んで頂いて驚いているとともに大変光栄に思います。
『サイレーン』の原作を読んで、主人公2人のまっすぐさと大切なものを守りたいという気持ちが『太陽に笑え』のストレートな部分と重なるところがあり、ドラマの中でどういうシーンで流れるのかワクワクしています。
『太陽に笑え』は私にとってもテーマソングのような存在で、どんな時でも信じる道を前に進むというメッセージが詰まっています。
■Anlyプロフィール
沖縄県・伊江島出身
1997年生まれのシンガーソングライター
PCもインターネットも家にはなく情報が閉ざされた南の島で、音楽好きの父が持ち帰るブルースやロックのCDを聴き、ギターをオモチャ代わりに爪弾く日々を過ごす。
島には高校が無い為転居した那覇市内で弾き語りによるライブ活動をスタートさせる。昨年シンガーソングライターmiwaがアコギ1本で全国をまわるツアーで募集した沖縄公演でのフロントアクトに抜擢され、その類まれなライブパフォーマンスで注目を浴びる
<公式HP、ブログ>
http://www.anly-singer.com/
http://ameblo.jp/anly-music/
■ガブリエル・アプリンプロフィール
ストーンヘンジで有名なイギリスの田舎町ウィルトシャーで“完全にヒッピー”な両親のもとに生まれた彼女は、ニック・ドレイクやブルース・スプリングスティーンなどを聴きながら育った。
10代初めから楽器を弾くことを覚えた彼女は、やがてKaty Perry、You Me At Six、Cee Lo Green、Coldplayなどをカヴァーした映像をYouTubeにUPし、注目を浴びるようになる。
14歳の時に初めて作った曲「Ghosts」は、後に17歳の時にリリースした初めてのEPの1曲目を飾ることになる。ちなみに、そのEPは彼女が自ら創設したレーベル、NEVER FADE RECORDSからリリースされた。
それから程なくして、ブッキングエージェントと契約を交わした彼女は、早速自分でツアーの計画を立てるようになった。
19歳の時にリリースした3枚目のEP『HOME』のタイトル曲はYouTubeで現在までに500万回以上の再生回数を記録し、英 iTunesのシングル・オブ・ザ・ウィークにも選ばれた。そしてアーティストとしてより大きく成長するためにメジャー・レーベルと契約することを決意。
数多くのオファーから彼女が選んだのは、パーロフォンだった。そして2012年冬。
英国の百貨店チェーンJOHN LEWISのクリスマス・シーズンのCMに彼女の「POWER OF LOVE」(フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドのカヴァー)をきっかけに、じわじわとシングル・チャートを上昇。
チャート・インしてから6週目となる12月15日付のチャートで1位を獲得し、一気に注目を集めメインストリームへ。その後発売したアルバム『イングリッシュ・レイン』は全英アルバムチャートで2位を獲得。
ここ日本でも映画『黒執事』のテーマ曲に起用されるなど、デビュー年からすでに5回来日する程の人気を誇る。