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アニメ『昭和元禄落語心中』主題歌に林原めぐみ×椎名林檎。「高校生の椎名林檎へ知らせたい」


雲田はるこ原作(講談社「ITAN」にて連載中)、昭和の落語界を舞台にした噺家の愛おしき素顔と業を描く、繊細な人間描写が特徴のマンガ「昭和元禄落語心中」。

2016年1月からMBSほか“アニメイズム”枠にてTVアニメ化が決定している本作だが、OP主題歌アーティストは声優のみならず、ラジオパーソナリティや作詞家、エッセイストとしてマルチに活動し、本作に登場する謎の女性“みよ吉”も演じる林原めぐみがボーカル、そして作詞作編曲プロデュースは椎名林檎というタッグが務めることが決定した。

林原めぐみの楽曲で同一アーティストが作詞・作曲・編曲全てをプロデュースするのは初の試み。楽曲に関する詳細は来年1月のTV放送に向けて随時発表となる。

以下、林原めぐみ・椎名林檎のコメント。

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林原めぐみ・椎名林檎 コメント

「椎名林檎」

売れに熟れたこの果実とのご対面。奮起せぬ訳はなく…。
ことさらに高揚した自分をいさめるように向かった録音場(スタジオ)。
TVシリーズの収録が終了していることをこれほど感謝するレコーディングはなかったかもしれない。
「彼女」の血肉を介して生まれた「もう一人のみよ吉」が襲ってくる。ひたひたと、確かな足取りで…。
私の中の「みよ吉」と「もう一人のみよ吉」がゆるゆると溶け合い、楽曲として「落語心中」という作品を表現する為の新しい命が生まれました。
彼女のオーダーを受け止め…答え、更なるオーダーに悩み、受け止め、咀嚼し、ひたすら「肉声(コエ)」にしてゆく。
そのゆったりとした、それでいて的確なラリーは、大変エロティックな作業でした。

「あたし 求められれば いくらでも 変われるよ」
『昭和元禄落語心中』第四巻 P35 より

二人の女遊(女優)の絡み合い。
お互いに、きっと一生忘れない宝物のような時間…。
全ての過去に感謝する時間でありました。

林檎さん…あなたに「ここ、あえてこんな風に…」と言われるたび、全力でお答えせねば…と、キュン…としておりましたのよ…。
しあわせをありがとう。
このしあわせを是非皆様にも一度味わってみていただきとうございます。

──林原めぐみ


「落語心中」主題歌を書かせていただいて

 天下の林原めぐみ女史。その七色の声に触れられるなど、作家として夢のまた夢。JASRAC へ、初めてこの筆名を登録した、高校生時分の椎名林檎へ知らせてやりたい。この度の制作は、作曲を続けてきて良かったと実感する瞬間の連続でした。骨の髄まで熱に浮かされそうになりながら、解熱を心掛けながら、天国と地獄を行ったり来たりしながら取り組みました。
 先ず、林原女史が、みよ吉の台詞を発して居られる声素材をいただき、キーを採るところから始めました。そのお芝居が余りに真に迫るものだったからです。彼女には、みよ吉役としてお話される音色や緩急そのまま、なるべく自然に発声していただきたかった。話し声の音域の範囲内にメロディやアンサンブルを編んでいくというアプローチは初めての体験でした。
 そして本作は、一小節ごとに一つ秒針が進むナンバー。みよ吉の人生の、或る三分間を描写したものです。いよいよ唄をいただくそのとき初めて、曲中に描かれたみよ吉の状況をお話しましたところ・・・いやはや皆まで申しますまい。よろしければ一度、ご試聴いただきたいと思います。兎に角、流石は天晴・林原めぐみ女史。私に思い残すことはございません。
 そもそもこれほど面白い原作のアニメ化です。サウンドの整合性を謀るため一足先に拝聴した劇伴も素晴らしい。あらゆる工程で、みなさんが手を抜かず、丁寧に精魂込めて進めておられるのがはっきりと判るすてきな現場でした。そんなプロジェクトへ参加させてくださり、ほんとうにありがとうございました。感謝しきりです。完成品を拝見するのが楽しみです。

──椎名林檎



(C)雲田はるこ・講談社/落語心中協会

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