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U-KISS 歌と愛情でファンの心を捉えて離さない大人の魅力でラゾーナ包囲!【ライブレポート】




今や世界中で活躍する韓国出身のグループU-KISS。日本デビュー5周年目を迎え、3月23日に5枚目となるアルバム「One Shot One Kill」をリリースした。
その発売記念イベントがラゾーナ川崎で行われ、広場いっぱいに集まったファンが持つ手作りのボードやペンライトが会場を明るく灯した。

どっと沸き起こった黄色い歓声の中登場したU-KISSは「こんばんは、U-KISSです!」と流暢な日本語で挨拶をし、自己紹介を行った。
大阪・広島・愛知でもプロモーション活動をしてきたU-KISSに対し、司会が「疲れてないですか?」と質問すると、「全然!」とメンバーが答える中「KISSme(U-KISSのファンの愛称)の皆さんを見たら、すごく元気になります。」と答えたケビンに「アイドル的な!ありがとうございます。」とツッコミを入れるスヒョンが会場の笑いを誘った。

日本デビュー5周年ということで、司会が「今年何かやりたいことはありますか?」と尋ねると、スヒョンに続きメンバーそれぞれのソロデビューを願うやりとりを交わし合うU-KISS。メンバーのソロデビューを期待するファンからも歓声が起こった。
続いてリリースアルバムのタイトルの意味やコンセプトについてフンが「U-KISSとKISSmeの1年間の想い出がいっぱい入っているアルバムだと思います。」と紹介、タイトルにもなった「One Shot One Kill」にはKISSmeや、まだU-KISSを知らない人を一回で一目惚れさせるという意味を込めて歌っていると明かした。



自身が作詞作曲した「Illusion」についてキソプは“離れた彼女を忘れられず、その彼女を想いながら歌う切ないバラード”と紹介。会場やメンバーからも「おぉ~!」と歓声が上がった。リーダーのスヒョンがケビンとジュンの二人による楽曲「DON’T BREAK US DOWN」と、フンのソロ曲「HEART STRINGS~言えないコトバ~」が初のパッケージ化したことについても触れ、そのスヒョン自身のソロデビュー曲「君だけを」が別バージョンで収録されていることを紹介する司会が「是非チェックしてください」を「ゼック…」と言い間違えるとツッコミを入れて笑いに変えた。



アルバムと同時にリリースされたDVD「Days in Japan vol.5」と「U-KISSの手あたりしだい!」の内容についてスヒョンが「『Days in Japan vol.5』はオフショットが収録されていて、コタツに座って皆さんとの想い出を話しているDVDになります。」と紹介、フンは「『U-KISSの手当たりしだい!』では、2年間で一番記憶に残る6個の映像を見せたかった」と紹介。

また、5月4日に「U-KISS GREEN DAY SPECIAL EVENT&LIVE 2016」が開催決定されたことをケビンが発表、ライブができるのが嬉しいと語ったケビンは「いろんなイベントも準備していますので、たくさん来てくれますか?」とファンに問いかけると、会場からは「は〜い!!」と元気のいい返事が返り、メンバーも純粋に嬉しそうな表情を見せた。
この後会場に集まったファンと共に写真撮影を終え、いよいよミニライブへと移る。



ものすごい歓声につられ続々と人が集まる中、キソプ作詞作曲の「Illusion」を披露となり興奮混じりの歓声が起こる中、ピアノが奏でる切ないイントロが鳴り響く。美しいピアノとビートだけに絞られたAメロから、音数が増えハーモニーも入ってくるBメロへと移り、キャッチーさも兼ね備えつつ歌唱力を要するサビ、そして究極に切ない情景をことばにした間奏のラップ。高い歌唱力を持ったU-KISSの包容力に溢れた優しく切ない歌声が聴く者の心をがっちり掴み、アウトロが鳴り止むと同時に彼らを讃えるような歓声と拍手が起こった。



続いては、寒空の下での公演となったため「皆さんをアツくさせましょう!」とフンのセクシーな前振りで始まった「Kissing to feel」。先月シングルとしてリリースされたこの曲はU-KISSの歴史を変えるほどセクシーさを追求した振りが盛り込まれており、ファンはそのポイントポイントで黄色い悲鳴をあげた。



ファンとの一体感はさることながら、買い物客の足すら引き止め、もう既に“One Shot One Kill”を実現した彼らだが、ここでフンが「僕たちはKISSmeのもの、KISSmeは僕たちのもの」とコメントし、ファンの絶叫が響き渡る中続けて「ステッキはステッキ、ステーキを食べる時素敵なステッキを使います、ステッキを使ってステーキを食べると素敵ですね!」と言葉遊びで会場の絶叫を歓声へと変え「One Shot One Kill」へと移る。

「Tell me what you want」と繰り返されるフレーズが耳に残るこの曲、メンバーひとりひとりの見せ所がある構成を力強く大胆にパフォーマンスする姿に終始悲鳴のような歓声をあげた。

この後の握手会で…と締めくくろうとしたところ、会場から起きた「えぇ〜〜!」と別れを惜しむ声に応え、スヒョンが会場を少々意地悪に焦らしながらも「もう一曲いきます!!」とサプライズで「Rock Me」を披露。ファンのみならず大人気のこの曲でラゾーナ川崎を揺らし、大盛況のまま「握手会で会いましょう!」とステージを一旦後にするU-KISS。

この後の握手会にも長蛇の列ができ、ファンはメンバーたちと笑顔で会話を交わしつかの間の時間を楽しんだ。

Text&Photo:愛香( @h8aika )

-セットリスト-
1.Illusion
2.Kissing to feel
3.One Shot One Kill
4.Rock Me
<CD情報>
[CD+DVD+スマプラ・ミュージック&ムービー]
『One Shot One Kill』

2016-03-23
AVCD-93404/B ¥5,400(税込)
CD
01 Opening~in mono~
02 CRY BABY
03 One Shot One Kill
04 Rock Me
05 Super Special Lady
06 Kissing to feel
07 Interlude~plug in-plug out~
08 DON’T BREAK US DOWN
09 HEART STRINGS~言えないコトバ~
10 君だけを(ALBUM version)
11 Shining Stars
12 Illusion
13 Stay Gold
14 Ending~in stereo~
DVD
『U-KISS FANCLUB EVENT 2015 IN CHRISTMAS Supprted by grove』LIVE MOVIE
01 Shape of your heart
02 Thousand Miles Away
03 HEART STRINGS~言えないコトバ~
04 Last Christmas
05 Sweetie
06 Two of us
07 Kissing to feel
08 Action
09 Stay Gold

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