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LM.C、2022「怪物園」ツアー完走!渋谷 duo MUSIC EXCHANGE公演にてファイナル



LM.C、熱気に包まれた「怪物園」ツアーが渋谷で終幕

2022年でデビュー15周年を迎えるLM.Cが、4月にリリースしたアルバム「怪物園」を引っさげ、『LM.C TOUR 2022「怪物園」』を開催。8月1日(月) の渋谷 duo MUSIC EXCHANGE公演でツアー完走を成し遂げた。熱気に包まれながら終幕したファイナル公演の模様をお届けする。

紆余曲折あった中、念願のツアーファイナル公演

ずっと待ち望んでいた夜。長く待ち焦がれていた夜。今宵のLM.Cとわたしたちは、ようやく募りに募った想いを叶えることが出来たのである。

「Yeah!どうもLM.Cです。ツアー[怪物園]ファイナル、いよいよ始まりました!今日はブチあげていきましょう。ご覧のとおり、久々の発声ありのライヴということですがイケますか?今までたくさん我慢してきたり、調整してきたと思うんで、その想いを今日はぶつけていってください。まぁでも、別に無理して騒ぎ散らかす必要はないし。ただ、もう我慢しなくて良いっていうことではあるんでね。みなさん、好きにやっちゃってください!、よろしくお願いします!!」(maya)



 思えば、ここまでの道のりの遠さは本当に相当なものだった。今春に待望のアルバム『怪物園』が発表となり、そこから久々のツアーが開始になったはいいものの、紆余曲折があってまずはmayaの体調不良により一旦ツアーが中断とあいなり、それにもともないファイナルも延期となることに。

 そして、ようやく振替公演や追加公演のスケジュールが決まりほぼそれを完遂しかけたところまで来て、なんと今度は6月末のツアーファイナル公演が開催される前夜になって、Aijiの突発性難聴が発覚するというアクシデントが勃発…。幸いAijiの病状はそこまで深刻なものではなかったようで、すぐに復調したそうなのだが、本来であれば5月に終わるはずだったツアー[怪物園]のファイナルは、これらの流れから8月1日(月) の渋谷duo MUSIC EXCHANGE公演まで持ち越されることになったのだ。

 ただ、これらの事実は一方で怪我の功名?あるいは人生塞翁が馬といった、災い転じて福となる系のコトワザ的な事態が起きることともつながり、日程変更と共にライヴ会場が変更になったことによって、遂に政府ガイドラインは遵守したうえでの“発声”が可能となり、今回のLM.Cはようやく久しぶりに歓声と歓喜にあふれたライヴを実現することが出来たのだから、タイミングであったり時の巡り合わせというのはなんとも不思議なことしきり。何事もなく春の段階でツアーが終わっていたのであれば、今回のような展開にはなっていなかったかもしれないのだと考えると、これはある意味で予想外の幸運が舞い込んだとさえ言えるような気がしてならない。

 かくして、この夜アルバム『怪物園』の冒頭を再現するかのようにSE「開園」からの意味深な言葉とドラマティックな音世界が交錯する「Elephant in the Room」や、争いや諍いの絶えない現世をシニカルかつアグレッシヴに描いた「Valhalla」と2曲を最初に続けたところで、フロントマン・mayaは冒頭で書き出したような言葉をMCとして我々へと届けてくれることになったのだった。


 しかも、このMC明けに演奏されたのが「DOUBLE DRAGON」であったというのも実に意味深い展開で、ここで歌われた〈誰も奪えないMelody 途切れないように 積み重ねる 最高のFantasy〉という歌詞は、まさにこの記念すべき夜にこそ最高に相応しいものだったと言えるのではなかろうか。

「いろいろと日程が変わったりしたことで、来られるはずだったのに来られなくなってしまった人たちがいるということも重々承知してはいるんですが、それでもこうしてバンドが続いてツアーファイナルが迎えられたというのは、とても幸せなことだと感じてます。久しぶりに声を出してもいいですよ、となっていることも凄く嬉しいしね」(maya)

 ちなみに、このライブ当日の2日前(=7月30日)には同会場にてmayaのバースデーライヴが1日3部制にて行われており、これが実質LM.Cにとっての声出し解禁公演でもあったことから、2部の途中では観客たちが「It's a Wonderful Wonder World」を歌いだした声を聴いたmayaの涙腺が感動で大崩壊する、という一幕があったこともここにしれっと付記しておきたいと思う。


 とはいえ、まだまだ声を出すにはマスクが必要となり、全てが元通りというわけにはいかないのも厳然たる事実とはなるが、アルバム『怪物園』の中で失われし夏の情景を描いた歌としての存在感を滲ませていた「Lost Summer」、もともとはフィクションとして描かれたにも関わらず現実のパンデミックとシンクロしてしまった「Campanella」や「Happy Zombies」といった曲たちや、〈こんなばずじゃなかった そんな話さえ過去のモノ〉という歌詞が綴られていた「End of the END」が、今回のツアーファイナルでは“渦中”のそれとしてではなく、どれもそこから大きく一歩を踏み出した立ち位置から歌われていたことが何よりの救いであった、と感じたのは何も筆者だけではあるまい。

「みんなと一緒に歌えるこの状態を、自分はずっと求めてたんだなって今あらためて感じてます。多分、この2年半くらいはある種そこを諦めて受け容れてたんだろうね。だけどやっぱり、昔のみんなが歌ってる映像とかを観ると認めたくないけど「羨ましいな」って感じる自分もいてさ。そういう時期を経ての今があって、まだこの先もどうなるかはわからないけど、今日こうして一緒に盛り上がれてることが本当に幸せです」


LM.Cが奏でるダイレクトなメッセージ

 本編後半で聴けた、タイトル通りの愛の歌である「The LOVE SONG」での〈掛け替えのない愛しき全てに 終わらない未来を描き続けるよ〉というメッセージ。LM.Cの描く真理が音と言葉の両方に凝縮されていた「The BUDDHA」。さらには、セトリにはなかったもののmayaの独断で急遽のブッ込みプレイが実現した「OH MY JULIET.」。既にこの頃には、mayaやAijiが煽らずともフロアから曲にあわせた掛け声がしっかりとあがっていて、その様子は傍観していてとても微笑ましいものだったと言える。


 なお、このあと「俺たちの志!」というmayaの叫びを受けてから始まった「PUNKY ❤ HEART」で本来ならば終わりだったはずのこのライヴは、結局またもう1曲「星の在処。-ホシノアリカ-」が追加されることで大団円を迎えることになったのだが、もともと東日本大震災が起きた時にLM.Cが希望をつなぐ歌として生み出したこの曲には、歌詞に〈輝きながら 泣いて笑った この居場所は誰にも譲れない〉〈加速し続ける 向かい風の中 その声を守るから〉というくだりがあるのだが。

 あの震災の頃にも世間から目の敵にされがちだったエンタテインメントが、パンデミックの勃発でも何かとやり玉にあげられてきた中で、それでもLM.Cはやるべきことを常に果たしながらこれまでの日々を闘い抜き、そして遂にここに至ったのだという経緯を思うと…キラキラとしたポップチューンである「星の在処。-ホシノアリカ-」が、いっそうの輝きをたたえた宝物のような曲として聴こえてきた。



「どうもありがとうございました!(中略)今回のツアーはmayaの流行り病とか、自分の身体のこととかいろいろあって、15年LM.Cをやってきた中でこんなに予想外なことってなかったし、完走出来るのか不安だったこともありましたが、最後まで諦めずにやりきることの大事さも学べたツアーでした。ほんと、ライヴをやれるっていうのは当たり前じゃないっていうことを、あらためて実感しましたね。まぁ、急な振替だったんで今回は来られなくなってしまったという人もいると思いますが、来月にはLINE CUBE SHIBUYAでまたやるんでね。そこでもみんなで炸裂していきましょう!!」(Aiji)

「楽しかったです、ありがとうございました。この先もいろいろあると思いますけど、我々はこれからも活動をつなげていく予定なのでよろしくお願いします!LM.Cやってて良かった!!またね、Chao!!!」(maya)

 来たる9月25日(日)のLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)でのワンマン公演[左耳のピアス。]は、LM.Cにとって昨年10月から続いてきた15周年イヤーの最後を締めくくる大切な場。こちらについては現状で会場側の方針により声出しはNGとなるそうだが、そうだとしても今回ここで待ち望んでいた夜を手に入れることが出来た我々は、もはやあれこれと憂いるべくもない。あとは少しずつ、より事態が良き方向へと動いていくのを待てばいいだけだ。大丈夫。LM.Cはこれからも、さまざまなかたちで我々の想いを叶えていってくれるに違いない。

boomeet

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