FAKY、感動のツアーファイナル!そして10/22に重大発表も!
5人組次世代ガールズ・ユニオンFAKY(フェイキー)が、9月18日(日)に吉祥寺CLUB SEATAにて5人体制初の全国ツアー「FAKY LIVE TOUR 2022 ALIVE」の最終日を迎えた。4都市全8公演を回ってきたツアーのファイナルとなる本公演。
紫のレザーの衣装で登場したFAKYは、デビュー曲である「Better Without You」で勢いよくスタートを切る。
そのまま「NEW AGE」「Diamond Glitter」「The Light」と”これが私達だ”と言わんばかりにアップテンポで力強い楽曲を立て続けに畳み掛け、スタートから会場のボルテージを一気に引き上げる。
簡単な自己紹介を終えると「99」「Bad Things」「Last Petal」といったクールで色気ある楽曲から「Sayonara My Ex」、そして最新シングル「Choco Fudge」といったチルでかわいらしい楽曲まで、全7曲をノンストップで披露。
幅広いジャンルの楽曲を自分達のスタイルとして取り入れてきたFAKYだからこそできる、観るものを飽きさせないパフォーマンスで会場を魅了した。
そしてMCを挟み、10月19日に発売されるFAKY 1st Full Album「F」からの先行シングル第3弾楽曲で、10月12日に配信リリースされるという最新曲「My Story」をどこよりも早く初公開・初披露。
叶わない恋を歌ったリアルで切ない歌詞と、それでも前を向こうとする明るいメロディラインで観客の心を奪っていく。
そしてそのまま披露されたのは、「FAKY LIVE 2022 #nofilter」で初披露して話題となったHinaのピアノ弾き語りバージョンの「ダーリン (Prod. GeG)」だ。
エモーショナルでチルなメロディと、Hinaが奏でる繊細なピアノの音で会場を優しく包み込む。
そしてこの曲が終わるとMikakoとTakiはステージを去り、Lil’ Fang、Akina、Hinaがステージに残る。
Lil’ Fangは「正解がわかるものってこの世にいくつあるんだろう?って思うんです。正解なんて終わってみないとわからない。けれども一歩踏み出すことには価値がある。正解がわからないなかで一歩踏み出す勇気が持てるように、この曲を歌いたいと思います」と言葉を噛み締めながら語り、Hinaのピアノの演奏に乗せ、Akinaとのデュエットで「ANTIDOTE」を披露。
切実な想いを込めて披露された繊細なパフォーマンスに、涙を流すオーディエンスも。
そしてキラキラと輝く新衣装に着替えステージに再登場したFAKY。
「FAKYの楽曲をより多く届けたくてこのナンバーを持ってきました」と語り、全8曲のダンスチューンをテンポ良くエディットしたスペシャルメドレーを、ハイテンションかつストイックに披露。
初期の楽曲も含めた激しいダンスナンバーが途切れることなくミックスされ、各楽曲のハイライトをこれでもかと詰め込んだ圧巻のパフォーマンスに、会場は息を呑む。
ライブの終盤に向け、メンバーは名残おしそうに「本当に終わりたくない!」と何度も話しながら、各地のリリースイベントで必ず披露し、今やFAKYの”定番曲”となっている「Get Up」をパフォーマンス。
メンバーとオーディエンスが一緒に行うクラップの演出で、まさにステージとフロアが一体となった。
そして本編ラストは、FAKYがファンとの”絆”を曲にし、そしてファンからの公募でタイトルを付けたばかりの楽曲「five+」。
5ヶ月連続のメンバープロデュース公演、そして本ツアーで欠かすことなくずっと歌い続け、ファンとの”絆”を深めてきたこの楽曲で、会場は暖かな雰囲気に包まれた。
ファンからのサプライズにメンバー号泣!そして10/22に重大発表も!
その後アンコールを受けたFAKYは「Feelin’ Good~It’s PARADISE 」で爽やかに再登場、立て続けに「Why'd Make Me Cry 」を披露。
アンコールパートならではの、アットホームでリラックスした雰囲気で会場を盛り上げる。
そして、その流れで遂にファイナルの最後の曲に入ろうとした瞬間、舞台にスクリーンが突如登場し、そのままステージが暗転。
メンバーも状況が掴めずにいると、なんとスクリーンには、全国のツアーに来場したファンとスタッフからの、FAKY現体制3周年とツアー完走をお祝いするメッセージ動画がサプライズで流れる。
この演出には思わずメンバー全員、動画を見ている最中から涙を流し出す。
さらに、会場の照明が戻り明るくなると、会場のオーディエンス全員が「F」のロゴをあしらったメッセージボードをこちらもサプライズで掲げ、3周年とアルバムのリリースをお祝い。
このWサプライズにFAKYは驚き、思わず崩れ落ちるメンバーも。そして全員、しばらくの間言葉を失う。
そんな中、なんとかHinaが「私たちだけじゃ何もできない。たくさんの人たちのサポートや、何より足を運んでくれるみんなの応援があってこうしてライブが出来ているから、今日はその恩返しをしたいと思ってここに来ました。それなのに、さらにこんなことまでしていただくのは私たちばかり幸せをもらいすぎて... 私たちは本当に幸せです。ありがとうございます」と、流れる涙を堪えながら、精一杯感謝の意を伝えた。
そして、FAKYのリーダーであるLil' Fangは「今年になってようやくライブができるようになりました。だけど私たちの力が足りなくて、もっと大きな会場にみんなを連れていけなかったのが正直悔しい。応援してくれるみんなに恩返しをしたくて作ったツアーだったけど、逆にまたみんなから力をもらうことになりました。本気で恩返しをしたいと改めて思いました」と涙を流しながら語る。
「ここまでしてもらって、自分達が何もできないのはカッコ悪いなと思っています。私たちのために時間を使ってくれているみんなと一緒に未来を作っていきたい。一緒にFAKYを作っていきたい。絶対に恩返しをするから、力を貸してください」と語り、10月22日にYouTubeライブを行うことを発表。
終演後のインスタライブでも改めてメンバーより詳細が伝えられたが、この日に「大切なお知らせ」があるとのこと。
”恩返しの約束がしたい”と語っていただけに、その内容が気になるところだ。
FAKYのSNSオフィシャルアカウントやYouTubeチャンネルでも”10/22 6PM (JST)”という告知が出ているので、ぜひチェックして欲しい。
そして最後の楽曲は「Who We Are」。
”ワタシらしくないなら 誰が「ワタシ」を生きるの?”という、まさにFAKYのアティテュードを体現するかのような楽曲で、感動に包まれながらライブは幕を閉じた。
着実に実力を高めながら、ファンと共に”絆”をキーワードにストーリーを紡いでいくFAKY。全国ツアー、フルアルバムリリースと、大きな節目を迎える彼女たちから目が離せない。