六甲山に響き渡る表現の化学反応:川原克己×西野達スペシャル対談
現在開催中の現代アートの祭典「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」では、胸躍るスペシャル対談が実現します。お笑いコンビ「天竺鼠」の川原克己さんと、世界的アーティスト西野達さんが、六甲山の風の教会エリア内、旧六甲スカイヴィラを舞台に、アートの面白さを語り合うのです。一見すると異なる世界に思えるお笑いと現代アートですが、その根底には「表現」という共通のテーマが流れています。この二人の異才が、一体どのような化学反応を見せてくれるのか、その現場の雰囲気は、きっと参加する人々の心に深く刻まれることでしょう。
このトークイベント「川原克己×西野達 ~アートって面白い!表現の境界を遊ぶ~」は、2025年11月3日(祝月)の15時10分から16時10分まで開催されます。受付は14時30分から始まり、神戸六甲ミーツ・アート2025 beyondの会期中、まさにハイライトとなる特別な一日が、六甲山で繰り広げられることになります。
異才が語る創造の核心:川原克己と西野達、それぞれの表現世界
このトークイベントが「必見」であると強く感じるのは、出演するお二人のアーティスト性が極めてユニークだからです。川原克己さんは、お笑いコンビ「天竺鼠」のボケ担当として知られる一方で、独特な油絵を描き、空間デザインまで手がけるマルチクリエイターとして活躍されています。彼の作品には、人を惹きつけ、驚かせ、楽しませるお笑いのエッセンスが散りばめられ、観る者の固定概念を揺さぶる予測不能な発想が息づいています。アートの世界に「笑い」という新たな視点をもたらす、唯一無二の存在です。
一方、世界的アーティストの西野達さんの作品は、美術館やギャラリーといった従来の枠を超え、公共空間を舞台にした壮大な作品で知られています。街中のモニュメントをリビングルームに変えたり、ホテルとして機能させたりと、その斬新な発想は私たちを驚かせます。アートに普段触れる機会が少ない人々を観客と想定し、人間の想像力を拡張することをアートの存在理由とする彼の作品は、日常の中に驚きと発見をもたらし、世界中の人々を魅了しています。
この二人のトークでは、「なぜ作品をつくるのか」「笑いとアートに共通点はあるのか」「公共空間に作品を仕掛けてきた経緯」といった、表現の核心に迫る問いかけがなされることでしょう。お笑いと現代アート、それぞれの表現の境界をどう捉え、どう遊び、そして新たな価値を生み出していくのか、その答えを六甲山で直接耳にする貴重な機会となるはずです。
参加への誘いと特別な出会い:チケット情報と在廊イベント
この貴重なトークイベントに参加するためには、チケットの購入が必要です。前売券は1,500円、当日券は1,600円となり、4歳から料金は一律です。着席鑑賞が基本ですが、一部立ち見となる可能性もあります。チケットは2025年10月15日(水)10時から、アソビュー!にて発売されます。確実にこの贅沢なアート体験を手に入れたい方は、前売券の購入がおすすめです。
さらに、トークイベント当日には、川原克己さんが展示作品エリアに滞在する在廊イベントも予定されています。2025年11月3日(祝月)の12時30分頃から14時まで、六甲ガーデンテラス内の神戸セレクト雑貨ショップ ホルティ付近で、直接アーティストに会えるチャンスがあります。雨天の場合は、トーク会場である旧六甲スカイヴィラに変更されます。また、ホルティで川原克己さんのオリジナルグッズを3,000円(税込)以上購入すると、先着100名様限定で、アーティストとの写真撮影ができる特別な機会も用意されています。この機会をぜひお見逃しなく。
芸術の秋、六甲山をまるごと体験:ミーツ・アート2025 beyondの魅力
川原克己さんと西野達さんのトークイベントが開催される「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」は、現代アートの祭典として、六甲山全体を舞台に繰り広げられます。会期は開催中から2025年11月30日(日)までで、10時から17時まで(一部会場を除く)アート作品の鑑賞が可能です。六甲山上の複数の施設や自然空間がアートの宝石箱となり、自然とアートが織りなす唯一無二の体験が待っています。
芸術祭を賢く楽しむためには、「鑑賞パスポート」の利用がお得です。Web割や山上窓口での購入方法によって料金が異なり、大人(中学生以上)と小人(4歳から小学生)で料金が設定されています。自分の滞在時間や見たいエリアに合わせて、最適なパスポートを選ぶことが可能です。期間限定で「シダレミュージアム2025 エモい展」に割引入場できるセット券も販売されています。特定のエリアだけを巡りたい場合は、各有料会場で販売されている「エリア入場券」も選択肢の一つです。
会期中の土日祝には、夜間イベント「ひかりの森~夜の芸術散歩~」も開催されます。17時から20時まで、ROKKO森の音ミュージアムや六甲高山植物園が光と音に包まれ、昼間のアート作品とは異なる幻想的な世界を体験できます。昼夜パスをお持ちの方は、この夜間イベントも存分に楽しむことができるでしょう。
会場へのアクセスは、六甲山上バス(3)系統(風の教会回り)の「風の教会」停留所から徒歩約3分です。神戸市灘区六甲山町西谷山1878-86に位置する会場で、六甲山の美しい自然に囲まれながら、心ゆくまでアートの世界に浸ってみてください。
アートに触れる秋の休日:六甲山で新たな発見を
川原克己さんと西野達さんのトークイベントは、私たちにアートの新しい扉を開いてくれることでしょう。そして、この特別な対談に加え、「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」という壮大な芸術祭が、六甲山で同時に開催されています。この秋は、日常から一歩踏み出し、六甲山で普段触れることのない「表現の境界」を体験し、アートの面白さを再発見する絶好の機会です。
ぜひ、神戸六甲ミーツ・アート2025 beyondの公式Webサイトで詳細をチェックし、最高の六甲山アート体験を計画してみてください。芸術の秋、六甲山で得られる感動と発見は、きっと忘れられない思い出となるはずです。