映画『国宝』展、銀座で再燃する熱狂の物語
邦画実写の歴代興行収入No.1という輝かしい記録を打ち立て、日本中を熱狂させた映画『国宝』。その壮大な感動が、再び私たちの前に姿を現します。2026年1月7日(水)から1月28日(水)までの期間限定で、銀座の真ん中、Ginza Sony Parkにて『映画「国宝」展 ― 熱狂は終わらない、物語は続く ―』が開催されるのです。この展覧会は、映画を愛するすべての人への感謝を込めて企画され、無料で楽しめるメイン展覧会と、主演・吉沢亮さんの魅力に迫る特別企画展の二部構成で、あの興奮を深く、そして多角的に味わえる貴重な機会となるでしょう。銀座という洗練された街並みの中で、泥臭くも美しい歌舞伎の世界がどのように表現されるのか、期待が高まります。
映画の世界観に没入する、無料のメイン展覧会
今回のメイン展覧会では、映画『国宝』の感動的な世界観に深く潜り込めるような仕掛けが満載です。地下2階では、心を揺さぶる数々の名場面を捉えた印象的な写真が展示されます。吉沢亮さん演じる主人公・立花喜久雄と、横浜流星さん演じる大垣俊介が、丹波屋の継承をめぐり火花を散らすシーンの数々が脳裏に蘇り、あの“国宝級”の演技が再び心に響き渡るでしょう。
そして、3階では、映画を彩った主題歌「Luminance」を、ソニーの高画質LEDディスプレイ「Crystal LED」と立体音響技術を用いた特別な空間で鑑賞できるという、またとない体験が待っています。原摩利彦さんが作曲し、坂本美雨さんが作詞、そしてKing Gnuの井口理さんが歌唱したあの名曲が、まるで身体を包み込むように響き渡る没入感は、単なる音楽鑑賞を超えた感動をもたらすに違いありません。「繊細に積み上げられた映画の世界観を特別な環境で」という言葉の通り、新たな感動が生まれる瞬間をぜひ体感してください。

吉沢亮の情熱を辿る、特別企画展「5/513日 Ryo Yoshizawa ✕ Shunya Arai」
映画『国宝』の主人公・立花喜久雄を演じ、観客を魅了した吉沢亮さんの圧倒的な存在感は、作品を語る上で欠かせません。李相日監督も「美しさと虚しさを併せ持つ妖艶なその存在感」と語るほどです。この特別企画展では、吉沢さんが映画『国宝』の準備と撮影にかけた513日間のうち、カメラマン荒井俊哉さんが密着して撮りおろした5日間の選りすぐりの写真が展示されます。彼のファンクラブで販売されたブックレットからの厳選作品に加え、未公開写真も含まれるとのこと。役と向き合い、役者として成長し進化を遂げていく吉沢亮さんの情熱、苦悩、そして輝きを、一枚一枚の写真から間近に感じられる貴重な機会となるでしょう。
写真展を楽しんだ後は、クリアファイルやチケットホルダーなど、この企画展でしか手に入らないオリジナルグッズの販売も予定されています。映画の思い出として、また吉沢亮さんのファンとしては、ぜひ手に入れたいコレクターズアイテムですね。こちらの特別企画展は入場チケット制で、一般1,600円(税込)で鑑賞でき、オリジナルランダムポストカードが付いてきます。本日12月22日(月)11時より専用チケットサイト(etix)にて販売が開始されていますので、希望の日程がある方は早めの購入をおすすめします。

銀座の特別な空間で、映画『国宝』の感動を再び
今回の展覧会の舞台となるGinza Sony Parkは、「都会の中の公園」をコンセプトに掲げ、銀座の数寄屋橋交差点の一角に位置するユニークな施設です。単なる商業施設ではなく、人々が自由に訪れ、新しい体験が生まれる「余白」を大切にしています。地下鉄や地下駐車場とも直結しており、大きな吹き抜けや縦のプロムナードが、銀座の街とシームレスに繋がっているのも魅力です。この特別な場所で、映画『国宝』が放った熱量がどのように表現されるのか、今から胸が高鳴ります。
もし『国宝』をまだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ展覧会に足を運ぶ前に映画を鑑賞することをおすすめします。後に国の宝となる男、喜久雄が、任侠の世界から歌舞伎の世界へ飛び込み、ライバル・俊介と共に芸に青春を捧げていく、壮大な芸道映画です。2025年6月6日の公開以来、邦画実写として国内興行記録を更新し、興行収入178.7億円、観客動員数1,231万人を突破しました。原作者の吉田修一さんも「100年に1本の壮大な芸道映画」と称賛し、第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品にも決定した、まさに“国宝級”の作品です。映画を観てから展覧会に足を運べば、その感動がより一層深まること間違いありません。
映画『国宝』が私たちに与えてくれた熱狂と感動は、まだまだ終わりません。この展覧会は、その物語を静かに、しかし確かに心の中に刻み続けるための「続章」となるでしょう。入場無料のメイン展覧会で作品の世界観に浸るもよし、有料の特別企画展で吉沢亮さんの情熱に触れるもよし。それぞれの楽しみ方で、この貴重な機会を存分に味わってみてください。2026年1月、Ginza Sony Parkで『国宝』の新たな感動に出会いましょう。
