札幌の街がアートで彩られる「SAPPORO XMURAL 2026」の幕開け
2026年5月、札幌の街がかつてない規模でアートの息吹に包まれます。再開発が進む札幌駅周辺エリアを舞台に、「SAPPORO XMURAL 2026」が開催され、国内外で活躍するアーティストたちが巨大な壁画、ミューラルを公開制作するのです。この壮大なプロジェクトは、北海道コンサドーレ札幌のクラブ創設30周年記念事業「Red & Black Canvas(赤黒キャンバス)」との共催であり、スポーツとアートが手を取り合い、街に新たな鼓動を吹き込む試みとして、今から大きな期待が寄せられています。
昨年2024年には、札幌駅横に全長約100mにも及ぶ日本最大級のミューラルが誕生し、多くの人々を魅了しました。その成功を礎に、さらに進化を遂げる今回のアート体験は、札幌の街の景色をどのように変えていくのでしょうか。無機質になりがちな工事現場の仮囲いが、息をのむようなアート作品へと生まれ変わる瞬間は、きっと道行く人々に驚きと感動をもたらすことでしょう。
再開発エリアが美術館に!「SAPPORO XMURAL 2026」の核心
今回の制作舞台となるのは、札幌駅前通り沿いに位置する都市型カルチャーファーム「SAPPORO CULTURE FARM/凹場 anaBa」です。このユニークな空間が、6名のアーティストの手によってどのように彩られるのか、まさに「街全体が美術館」となるような体験が私たちを待っています。
プロジェクトでは、二つの異なるエリアにミューラルが描かれます。一つは「仮囲いミューラル」で、札幌が掲げる「ひと」「ゆき」「みどり」の調和をテーマに、北海道の豊かな自然に生きる動物たちが、コンサドーレのシンボルカラーである「赤黒」をまとって登場します。建設現場の無機質な壁が、北海道らしい生命力に満ちたアートへと変貌する様子は、都市の新しい可能性を感じさせます。


もう一つは「凹場内ミューラル」で、こちらはアーティストの感性を全面に押し出すため、あえて統一テーマは設けられていません。規則的な札幌の都心部というパブリックな空間に、制約のないピュアなアートが生まれる。この場所だからこそ実現できる、極めて自由で希少な空間の創出に、心が躍ります。日常の風景の中に突如現れる、力強い龍の壁画のようなアートが、私たちの心を揺さぶる瞬間を想像してみてください。

今回のプロジェクトには、2024年の企画にも参加したKensuke TakahashiやYuseiをはじめ、hitch、MIZPAM、Bao、PEPIといった、国内外で活躍する6名のミューラルアーティストが参加します。彼らの多様な表現が、札幌の街にどのような化学反応を起こすのか、非常に楽しみです。

「再開発×アート」が拓く札幌の未来と「赤黒の輪」
JAPAN AX PROJECT株式会社は、「アートは、人生を豊かにする。」というビジョンのもと、「AX(アーティスティック・トランスフォーメーション)」を提唱しています。これは、単に壁に絵を描くだけでなく、ミューラルアートの力でオフィスや住宅、商業施設、そして地域全体の価値を高めていこうという取り組みです。

2024年のプロジェクトで札幌駅横に誕生した約100mのミューラルは、多くの人々が足を止め、会話を交わす「街のランドマーク」となりました。これにより、「再開発によって生まれる無機質な空間を、ミューラルアートの力でポジティブな価値へと転換できる」という確かな手応えを得たといいます。広大な土地、豊かな自然、多様な人々が交差する北海道・札幌は、ミューラル制作において世界中のアーティストにとって「最高峰の環境」であるという考え方も、この地の潜在能力を示しているように感じられます。
そして今回、JAPAN AX PROJECTの「再開発×ミューラルアート」の取り組みに、北海道コンサドーレ札幌が深く共感し、クラブ創設30周年という大きな節目に、記念事業「Red & Black Canvas」の第一弾として共催が決定しました。コンサドーレが掲げるクラブパーパス「赤黒の輪で、北海道の夢をつなぐ」という熱い想いを、ミューラルアートの力で共に叶えていこうというのです。サッカーファンだけでなく、街を行き交うすべての人々に向けて、再開発という「変化のプロセス」を、世界に誇れる「創造のプロセス」へと変えていく。このメッセージは、スポーツと文化が街を豊かにする可能性を強く示唆しています。
札幌の中心でアートが生まれる瞬間を体験!公開制作詳細
この素晴らしいアート作品がどのように生まれるのか、その制作過程を間近で見られるのが「SAPPORO XMURAL 2026」の大きな魅力です。公開制作は以下の日程で行われます。
- プロジェクト名: SAPPORO XMURAL 2026(サッポロ エックスミューラル 2026)
- 公開制作日程:
- 仮囲い制作:2026年5月11日(月)~17日(日)
- 凹場内制作:2026年5月14日(木)~17日(日)
- ※雨天時や進行状況により、制作を行わない時間帯があります。
- ※11日は14時頃より、制作の下準備と下書きが始まります。
- 制作場所: 北海道札幌市中央区北2条西4丁目1番「SAPPORO CULTURE FARM/凹場 anaBa」
- 駅前通りに設置されている仮囲い
- 凹場内壁面5カ所
札幌の中心地、アクセス抜群の場所で開催されるため、仕事帰りや休日の散策がてら、気軽に立ち寄ってアートが生まれる瞬間に立ち会えるのは嬉しい限りです。街の風景の中に溶け込むように現れる、新たな色彩とエネルギーをぜひ体感してみてください。

この大規模なアートプロジェクトは、JAPAN AX PROJECT株式会社が主催・制作ディレクションを担い、北海道コンサドーレ札幌が共催、一般社団法人 SAPPORO PLACE MAKING LABOが協力、札幌市が後援という、多くの関係者の情熱と協力によって実現します。北海道コンサドーレ札幌は「ミューラルアートを通じて、訪れる方々に新たな発見や楽しみを届けるとともに、コンサドーレの象徴である『赤と黒』に触れることで、少しでもクラブの存在を身近に感じていただければ嬉しい」とコメントを寄せています。

「SAPPORO XMURAL 2026」は、再開発という変化の渦中にある札幌の街が、アートの力によってどのように未来を創造していくのかを示す、象徴的なプロジェクトです。スポーツクラブとアートプロジェクトが手を取り合い、行政や地域の人々を巻き込みながら、街全体を大きなキャンバスに変えていく。公開制作期間中、ぜひ札幌の街に足を運び、アーティストたちの創造の息吹を肌で感じてみてください。きっと、あなたの日常に新たな「彩り」と「ワクワク」が加わるはずです。