あの感動的な公演がふたたび。
11月に開催された冨田勲の追悼公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』。大きな歓声と鳴り止まない拍手で幕を閉じた感動的な公演が、来年4月に再演される予定だ。
今年5月に逝去した日本を誇る作曲家であり、世界的シンセサイザー・アーティスト冨田勲の追悼として開催された『ドクター・コッペリウス』は、冨田が亡くなる1時間前まで創作に取り組んでいた、まさに遺言とも言える作品。
宇宙へ飛び立つことを夢想する主人公コッペリウスと、それを叶えるべく異界からやってきた初音ミクが織りなすストーリーは、時空を超えた壮大なスペースバレエシンフォニー。
バレエ衣装を着た初音ミクとコッペリウスがバレエを踊る姿は、人々を幻想的な世界へと連れて行った。
ラストのシーンでは、晩年の冨田の姿も映し出され、長年追い求めてきた「宇宙への夢と希望」に満ち溢れた場内は、大きな歓声と鳴り止まない拍手で幕を閉じた。
この公演の終演後インタビューが、『ドクターコッペリウス』オフィシャルサイトにて公開された。
2日間で動員数4200 名という多くの人々の心に感動を与えた本公演は2017 年1月29日(日)23:00 より、NHK-BS にて放送される。
また、1月20日にはNHK WORLD「NEWSROOM TOKYO」でも特集が放送される。
会場で観た人も観たことない人も、是非テレビで感動を味わおう。
冨田勲 追悼特別公演
【主催】
キョードー東京、クリプトン・フューチャー・メディア、日本コロムビア、公益財団法人かけはし芸術文化振興財団
【協賛】
日本カーバイド工業株式会社
【協力】
東京フィルハーモニー交響楽団、手塚プロダクション、No Maps 実行委員会、TSUKUMO
写真 ©︎Crypton Future Media,INC.www.piapro.net/photo by 高田真希子