魔法少女になり隊のツアー「ワンマンツアー2017~メロディア王国にさよならバイバイ ワタシはみんなと旅に出る~」が、1月29日(日)渋谷O-WESTにてファイナルを迎えた。
魔法少女になり隊らしい、冗談とも、本気ともとれる超有名ゲームのサウンドトラックがSEとして流れる中、メンバーがステージに登場。観客達は、のっけから割れんばかりの歓声でこのライブのスタートを祝福した。
この日最初に披露されたのは、昨年9月にリリースされたメジャーデビューシングル「KI-RA-RI」。冒険がはじまった瞬間の高揚を、武器であるキャッチーなシンセメロに載せて吐き出す。まさに冒頭を飾るにふさわしい一曲となった。
ノンジャンルでいて、且つ一発で魔法少女になり隊と解かる曲の数々が続けざまに繰り出され、「Believe」、「ハレ晴れユカイ」、「おジャ魔女カーニバル!!」とアレンジカバー3連続の構成に会場のボルテージは否応なく上がり続ける。gari(VJ&Vocal)の「まだまだいけますかー!?」という一言がきっかけで、彼女たちの『RE-BI-TE-TO』のイントロが流れるとユーロビートの軽快なリズムに呼応するように、会場の熱気は最高潮に達した。
魔女の呪いで喋る事ができない火寺バジル(Vo)だが、この日は筆談でのMC進行を自ら志願。「私はしゃべれないけど、いつもありがとうの気持ちを込めて歌っているよ」と歌への想いを話し、奏でられたのは彼女たちの最新曲「革命のマスク」だった。
続けて演奏された新曲(未音源化)は、幻想的なVJと共に届けられるバジルのやさしい歌声が彼女たちのジャンルの奥深さを感じさせ、後半戦の幕開けを彩った、またさらなる新曲(未音源化)も披露された。
ラストを飾ったのは彼女達初期の代表曲「BA・BA・BAばけ~しょん」。最後方までパンパンに詰まったフロアは、この瞬間が過ぎることを拒むようにこの日1番の盛り上がりを見せ本編を締めくくった。
メンバーがステージを下りても観客の熱量は下がらず、大歓声のアンコールを迎え、「アンコールがあったおかげでようやく言えるよ」というgariの言葉のあとに映し出されたのは、今春のニューシングルリリースを発表する内容。会場は大きな拍手に包まれた。
アンコールに選ばれたのは『冒険の書1』。日曜の夜、この狂騒を名残惜しむかのようにフロアは踊り狂い、ライブは幕を閉じた。
魔法少女になり隊「ワンマンツアー2017~メロディア王国にさよならバイバイ ワタシはみんなと旅に出る~」2017.1.29 SET LIST
1, KI-RA-RI2, 火遁の術
3, ☆☆☆☆クエスト
4, 狂騒曲ザラキ
5, Believe
6, ハレ晴れユカイ
7, おジャ魔女カーニバル!!
8, RE-BI-TE-TO
9, 革命のマスク
10, 新曲 (未音源化)
11, 新曲 (未音源化)
12, テッペン伝説
13, MEGA DASH
14, BA・BA・BAばけ~しょん
EN, 冒険の書1
リリース情報
魔法少女になり隊 NEW SINGLE『革命のマスク』発売中・初回生産限定盤:SRCL-9287~88 \1,800(tax in)[CD+DVD]
・通常盤:SRCL-9289 \1,300(tax in)[CD]
関連リンク
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