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「クミコwith風街レビュー」第2弾シングルで、つんく♂と松本隆が初タッグ!リスペクトするコメントがスゴイ!


昨年、16年ぶりに歌手のクミコと作詞家の松本隆が本格的にタッグを組み、新進気鋭のシンガーソングライターが作曲を提供するプロジェクト「クミコwith風街レビュー」が始動。その第2弾シングルとして、つんく♂と松本隆の初顔合わせが実現することが分かった。

2016年9月に発売された第1弾シングルは、秦基博、永積崇によって提供された2曲が収められ、両A面シングルとしてリリース。2017年4月に発売が予定されている第2弾シングルでは、時代を超えてヒットソングを作り続けている作詞家・松本隆と、ヒットメーカー・つんく♂の大ヒットコンビが初めて誕生する。サウンドプロデュースは前作に引き続き冨田恵一が担当し、「クミコwith風街レビュー」の世界観をより深く表現する。

今作は松本隆の作詞による、意味深な歌詞からなるラブソング。数年前に作品をたまたま目にしたクミコが、「第2弾シングルとして是非発表し歌いたい」と申し出たところ、松本も「クミコならきっとこの歌の世界を表現できるだろう」と考え、シングル化が決定したもの。クミコは、2年前に初めてつんく♂の作品を歌ったシングル「うまれてきてくれて ありがとう」でそのメロディーに魅了され、同氏を松本に提案。松本も「僕とつんく♂が組めば、すごく面白い作品になるだろう」と賛同し、この度の初タッグが実現した。

クミコにとって今年は、1982年にプロデビューしてから35年の節目の年となる。2017年は「クミコwith風街レビュー」プロジェクトの作品を、さらに意欲的に発表していく年となる予定だ。


【松本隆 コメント】

≪初顔合わせに関して≫
松田聖子などアイドルのプロジェクトが80年代に落ち着き、90年代は作詞の仕事をセーブしていた。ヒット曲を作り続ける事で、自分が空っぽになった感じがして、いろいろなものを吸収しなければいけないと思ったんです。だから僕は、クラシックやオペラなどあらゆるジャンルの音楽を聴いたり、歌舞伎や能など日本の古典も鑑賞し、自分に対して栄養を補給していた時期だったんです。

その入れ替わりに台頭してきたのが、つんく♂さんだった。一世風靡の仕方がすごい勢いだと感じていた。僕は今まで2000曲以上作詞してきたので、初めて組む作曲家は限られているが、僕たちは、90年代の幸運なすれ違いのおかげで、今このタイミングで初タッグを組むことができる。ヒットソングを生む名人同士の一騎討ちみたいで期待できるし、クミコさんの歌の表現力を通して、楽曲に奥行きがでて面白くなると確信しているんです。

≪楽曲に関して≫
リアルな世界では恋愛の形は制約をうけるものだけれど、歌の中だけは自由に色々な恋や愛の形があってもいいと思うんだよね。だから今回の恋歌は、意味深で訳ありな物語でクミコさんにしか歌えないようなラブソングになっていると思うから、楽しみにしていてほしい。

≪つんく♂に関して≫
僕も最近はスマートフォンで作詞をしてSNSで送っているので、東京にいなくても創作活動を続けることができている。彼が歌えなくなったことは残念だし、大変な試練だったと思うけれど、創作する上ではさほど不自由さもないと思う。楽しんでこれからも作品を作ってくれればいいと思う。一緒に楽曲を作れることはすごく興味深いし、何ができるのか楽しみだし、ワクワクドキドキしています。


【つんく♂ コメント】

僕らはテレビで育った世代。記憶にあるいろんな音楽達もテレビからいつの間にか自然と耳にし、覚えていったものばかり。言える事は、その中にたくさんの「松本隆」先生の曲が含まれているということ。

今回そんな「松本隆」先生とタッグを組めた事本当に誇りに思います。先生の作品に対し、子どもながらに感じていた事を大人になった今言葉にするなら、「いろんなジャンルの曲をまっすぐではなく、尖った角度からググイっとヒット曲に引っ張り込んで行くようなそんなイメージ。」まさにロック!

今思えば、先生がそもそもドラム、パーカッションというリズム楽器担当のミュージシャンだからでしょうか。改めてヒット曲の歌詞を羅列するだけでも、そこからリズムを感じます。サビの1フレーズだけを切り取ってもそれだけでもリズムを感じてしまうわけです。気が付いたら心を掴まれてるようなそんな感覚。

今もなお古くなる事なく誰もが当然のように使う「胸キュン」というこの言葉。すごいリズムを感じませんか?!近藤真彦さんや桑名正博さん、C-C-Bに松田聖子さん、あげだしたらきりがないですが、曲のタイトルだけを取っても言葉がダンスしてるように感じます。 「スニーカーぶる~す」「セクシャルバイオレット No.1」「Romanticが止まらない」「白いパラソル」などなど・・・どれもすごいです。個人的には「東京ららばい」の哀愁感も大好きですが、J-POP界において後にも先にもこんなヒット曲はもうないだろうって思うのは「ルビーの指輪」ですよね。

そんな時代を経て、知らない間にたくさん学ばせて頂きました。今回の歌詞を最初に見せていただいた時、木漏れ日のような一筋の光を感じました。歌詞を読めば、すごく苦しく切ない歌詞なのに・・・主人公は全て終わったこと。もう戻らない事も分かっている。でも、まだ彼を愛していて、口では恨みつらみを言ってても、「もしかしたらもう一度・・・」 そんな淡く切ない夢を抱いた乙女心を持った大人の女性の歌だなって、そう感じました。

そして、今回の曲を歌っていただくのが2015年に「うまれてきてくれて ありがとう」でご一緒させて頂いたクミコさん。我が妻はあの歌を聴くたびにいつも目に涙を浮かべております。「この歌声はなぜこんなに涙腺を刺激するの?」と。そんなクミコさんの歌声と松本隆先生の歌詞を頭の中に並べて、作曲するというこの上ない贅沢な時間。思いっきり楽しませて頂きます!みなさまもどうぞ、楽しみにしていてくださいませ!


【クミコ コメント】
去年から始まった「クミコwith風街レビュー」。松本隆という、稀有の、そしておそらく「最後の作詞家」の言葉に、今回また素晴らしい音楽家がメロディーを紡いでくださいました。つんく♂さんです。つんく♂さんとは、一昨年、「うまれてきてくれて ありがとう」という、次世代に繋ぐ子守唄でご一緒しました。メロディーメーカーとしての、つんく♂さんに感動した私は、いつかまたご一緒できるのではないかと、心密かに待ち望んでいたのでした。

昨年末、一編の詩に出会いました。それは松本さんが、以前に書きためていたものの一つで、歌としての形にならないままの言葉たちでした。耳ざわりの良い、でも人間の感情の実体のない歌の言葉に慣れた今、まるで刃を向いたような松本さんの言葉たちが私の胸に迫りました。そうだ、こういう言葉を歌ってみたい、こういう歌を歌ってみたい。

ただ、この言葉たちに曲をつけられる人はそうそういないだろうなあと思いました。人生の苦渋や、諦めや、達観や、希望や、そういったもろもろの感情をわかる人、そして、なおそれらをエンターテイメントにできる人。これはむずかしいなあと思ったのです。

ところが。その時思いました。ああ、そうだ、つんく♂さんがいる!!こうして、今回、松本隆さんとつんく♂さんという初タッグが実現しました。おそらく、化学反応にも似た新しい歌の形になると思います。その、素晴らしい化学反応を支える歌い手としての役割を、きちんと果たしていかねばと思っています。



◆クミコ Official Website

http://columbia.jp/artist-info/kumiko/





【クミコ プロフィール】

茨城県水戸生まれ。
1978年「世界歌謡祭」に日本代表の一人として参加。
1982年シャンソニエの老舗・銀座「銀巴里」でプロ活動をスタート。
02年「わが麗しき恋物語」が、“聴くものすべてが涙する歌”としてヒットし一躍脚光を浴びる。
10年「INORI〜祈り〜」がヒットし、第61回NHK「紅白歌合戦」初出場を果たす。
翌年3月11日、コンサートで石巻に訪れた際、東日本大震災に遭遇し被災。
14年、NHK連続ドラマ「花子とアン」「マッサン」で劇中に流れ話題となっているスコットランド民謡「The Water Is Wide」の日本語版「広い河の岸辺〜The Water Is Wide〜」をリリースし、“希望の歌”としてロングヒット中。全国では、合唱バージョンも唄われ広がりをみせている。
15年には、戦後70年のメッセージソングとして「先生のオルガン」をシングルリリース。 そして、NPO法人日本子守唄協会創立15周年記念歌として作曲・プロデュースつんく♂×子守唄協会会長の湯川れい子作詩「うまれてきてくれて ありがとう」をリリースし、2015年のレコード大賞作曲賞を受賞。
7回忌を忍んだ三木たかし未発表曲「純情」をリリースすると、発売前からUSENにてリクエストが殺到。
秦基博やハナレグミの永積崇が作曲を担当した「クミコwith風街レビュー」プロジェクト第1弾両A面シングル「さみしいときは恋歌を歌って / 恋に落ちる」も好評発売中。





【松本隆 プロフィール】
作詞家。
1949年7月16日生まれ、東京都出身。
1969年、ロックバンド“ぱっぴいえんど”でドラムを担当し、同時に数多くの楽曲の作詞も手掛ける。
解散後は作詞に専念し、75年、太田裕美「木綿のハンカチーフ」のヒットにより注目を集める。
81年、寺尾聰の「ルビーの指環」が『第23回日本レコード大賞』を受賞。
アグネス・チャン、KinKi Kids、近藤真彦、松田聖子、薬師丸ひろ子などに作詞を提供し、数多くのヒット作品を手掛ける。
2015年、作詞家生活45周年を迎えた。
45周年記念として開催されたコンサート「風街レジェンド2015」が伝説的なライブとなり、記念アルバム「風街であひませう」は、日本レコード大賞アルバム賞を受賞。
昭和から現在まで第一線で日本の音楽史を支えてきた松本の功績は、「第66回芸術選奨文 部科学大臣賞」にも輝いた。





【つんく♂ プロフィール】

1968年10月29日生まれ、大阪府出身。
音楽家・エンターテインメントプロデューサー、作詞家、作曲家、総合エンターテインメント株式会社<TNX株式会社>代表取締役社長。
1988年シャ乱Qを結成。1992年にメジャーデビューし4曲のミリオンセラーを記録。
その後、日本を代表するヴォーカルユニット「モーニング娘。」をプロデュースし大ヒット、代表曲「LOVEマシーン」(1999年)は176万枚以上のセールスを記録。
NHK教育テレビの番組「いないいないばぁ!」「ふゆがやってきたーっ!」「ブンブン ブキューン!」「はしってダアー!」「カエデの木のうた」「パチパチ パレードっ!」「パッパ らっぱ」の楽曲提供もしている。
その後数多くのアーティストのプロデュースや楽曲提供を手掛け現在ジャスラック登録楽曲数は1800曲を超える。
プロデュースした任天堂のゲームソフト「リズム天国」シリーズは全世界累計販売本数500万本以上のヒットとなり現在国民的エンターテインメントプロデューサーとして幅広く活躍中。





【冨田恵一 プロフィール】

1962年6月1日生まれ、北海道旭川市出身。

2000年前後、キリンジ作品におけるプロデュースや、日本の音楽シーンにおけるバラード楽曲のフォーマットになったとも言われるMISIA「Everything」をプロデュースして200万枚を超える大ヒットとなるなど、音楽プロデューサーとしての地位を不動のものとする。
以後、キリンジ、MISIA、平井堅、中島美嘉、ももいろクローバーZ、夢みるアドレセンス、矢野顕子、RIP SLYME、椎名林檎、木村カエラ、bird、清木場俊介、Crystal Kay、AI、BONNIE PINK、畠山美由紀、JUJU、坂本真綾、他数多くのアーティストにそれぞれの新境地-となるような楽曲を提供する音楽プロデューサー。

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