楽曲・タイトル |
アーティスト |
歌詞・歌い出し |
四季
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Kagrra,
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噫 風に吹かれ舞い散る桜は 何故この心に侘しさを説くのだろう 人は時を泳ぐたびに 何かを失くしてゆく
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月に斑雲 紫陽花に雨
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Kagrra,
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艶めく月を抱く 淡い斑雲 この私も独り 薄れ逝く
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四月一日
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Kagrra,
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凛と咲いた桜その真下で もう一度あなたに出逢いたくて 数字の配列のような人混み 何かを踏みしめて先を急いでる
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彩の讃歌
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Kagrra,
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果てし無い道程溜息吐き俯いて 振り返る事も知らず 声を殺し身を潜め 傷めつけて膿む瑕口を涙で隠してみても 治りが遅くなるだけ
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咒
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Kagrra,
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暗き陰りにて 闇に浮遊する軛 白き唐衣裳 染める赤き血は 怨めしく念えば
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日ノ本
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Kagrra,
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時は止め処も無く流れ 心も絶えず変わり行くけれど その儚さや弱さ悲しさは 歩みと供に前へと進んで
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愁
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Kagrra,
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嗚呼…風に抱かれて 愛は彼方へと吹く ふいに仰いだ昊は眩しすぎて 静かに
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憶
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Kagrra,
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儚く舞い散る念い 哀しみに心を窶して 彷徨ったこの軌跡は 泥濘に囚われた過去の 傷痕を克明に描く
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雫
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Kagrra,
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何時もと同じく月に翳せば 色放つ不幸の箱 何時もと同じ儚さを抱えて 闇の混じる息を吐く
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「叫び」
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Kagrra,
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風に吹かれ 立ち止まり振り返って 影に埋もれた足跡に そっと手を伸ばし その先を見つめて
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誘いの樹海
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Kagrra,
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あの日の声聴こえない 哀しみだけ残すから 渇いた風包むように 私は唯揺られて 陽射しがまた眼を刺して
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渦
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Kagrra,
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独り立ち止まり 昊を見上げ問い掛ける この世界に於ける 存在の理由とその意味を
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鬼灯
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Kagrra,
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月が照らす 昊を包む 噎せ返るほど 光に染色た 淡い声
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風の記憶
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Kagrra,
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もう古惚けた景色の中 君はふいに髪を耳にかけて 「強い風ね」そう 呟いた 雪のように儚い記憶が甦る
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斬帝
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Kagrra,
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荒ぶる感情 戒の勧請 命より重い銭の勘定 地獄の沙汰も金次第よって 死んだらお仕舞いさ
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革命
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ルードヴィッヒ(関俊彦)
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暗い窓辺に一人 孤独を噛みしめては 幼くして見つけた 宿命を確かめる
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幻影の貌
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Kagrra,
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消え逝く意識は緩やかに 眩い光に導かれて 天を喚ぶ 叶わぬ願いを抱きつつ 遠退く背中を見護る
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幽現の人
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Kagrra,
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霧雨に彷徨う音を追いて 辿りしは幽の都か 闇夜から覘きたる者 星の呪をはためかせて 今宵もまた妖しを縛る
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くわい談
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Kagrra,
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薄瞑く 蒼めいた 闇の淵 視れば 月明かり
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戯曲 通りゃんせ
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Kagrra,
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明日草を掻き分けて 手を曳かれ背を押されて 玉砂利に足が縺れ 転けつまろびつ
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戯曲 かごめ謡
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Kagrra,
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あな哀しや あな怨めしかな 今宵の月はいと狂おしく 瞼の裏の罪を映す うしろのしょうめんだあれ?
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神風
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Kagrra,
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騙す不幸より騙される方が幸福さ 詭弁撒き散らし皆で匣の向う笑ってる 対岸の火事も素知らぬ顔をして ああだ こうなんだと唾を散らす
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維新
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Kagrra,
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漂えば遥かまで 谺するこの聲よ 貌わりゆく時代の風に翻り 何処までも 響いて
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源平闘戦譚
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Kagrra,
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此は遥か 浮き世から 隔された 死人の國よ 過ちに躯を埋め
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冬幻境
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Kagrra,
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白い闇 踊る瑠璃よ 世を染める 優しさから 仄かに溶けだした
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闇に散りけり…
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Kagrra,
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陰と陽とが激しく閲ぐ 夜の挟間に迷い出る 魑魅魍魎も頸を垂れる 諍いの焔が燃える 呪詛を架けたる式を操る
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白ゐ嘘
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Kagrra,
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風に解けた約束はいつか 時を越えて 窓辺から眺める 景色は何時もと変わらずに
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戯曲 華一匁
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Kagrra,
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暗から闇へと生命を捌く 所業は其れ鬼之如く 時勢の向きには是抗えぬ 黛に染まる世の運命かな
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賽
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Kagrra,
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表と裏と二つに一つなら 賽の目に全てを託し 微かな勝算に賭けて 成り行きに身を委ねよう 西も東も判らないこの世
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運命の糸
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Kagrra,
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薄紅の淡い色の約束 風の音の中に幽か 解れて今途切れた 乾いてる唇にそっと触れて
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