PROFILE

プロデューサー:塩見 きら 愛媛県出身。
アイドルグループ神宿での活動を経て、独立後はソロで活動。テレビ東京「今夜もドル箱」のMCや、数学科出身の経歴を活かしクイズ番組などにも多数出演。タレント・グラビア・アイドル・バンドなど幅広く活動。アイドルプロデュースも始め、「かけっこ!」「minipure」のプロデューサーを務める。
狙うはブルーオーシャン!「グループの尊さ」と「ギャンブル」の融合
──まずは読者の皆さんへ、一人ずつ自己紹介をお願いします!有依野亜美(以下、有依野): はい!サン!サン!オレンジ担当、「かけっこ!」のリーダーをしております有依野亜美と申します。よろしくお願いいたします!
ねこみ。: イ・エロー担当、最年長のねこみ。と申します。普段は個人でSNSの活動をしておりまして、今回またアイドルに挑戦することになったので頑張ります!
阿久津真央(以下、阿久津): 峯ブルー担当の阿久津真央です。もともとレースクイーンやグラビアの活動をしてきたのですが、普段はポーカータレントとしても活動しています! こうやってみんなで一致団結してメンバーで活動するのが初めてなので、初めてのアイドルに挑戦しています。お願いします!
櫻城みずき(以下、櫻城): いやいやパープル担当の櫻城みずきです。アイドルは昔少しだけやったことがあるのですが、ほとんど未経験なので、ほぼゼロからのスタートになります。よろしくお願いします!
城乃せん(以下、城乃): パールホワイト担当の城乃せんです。一応、ボートレースリーダーをやっていて、ポンコツだけど頭いい担当でやってます。よろしくお願いします!
星凪桃佳(以下、星凪): ミルキーーーブルー担当(※ミルキーの棒線が3つ!)の星凪桃佳です。一応、パフォーマンスリーダーというポジションをやっています。お願いします。元気です!
清宮みゆ(以下、清宮): くそがきピンク担当、最年少の清宮みゆです。お願いします。アイドルは前にやっていました。お願いします!
加賀美るい(以下、加賀美): 夜露死苦真紅担当、ギャル担当の加賀美るいです。よろしくお願いします!
──今日は、かけっこ!の皆さんにお集まりいただきました! が、今日はプロデューサーの塩見さんも一緒にいるということで、まずは、塩見さんに今回、この「ギャンブル×アイドル」という尖ったコンセプトでグループを結成された経緯や、そこに込めた思いをまず聞いていこうかなと、
塩見きら(以下、塩見):私はもともと「神宿」のメンバーとして活動してきて、自分のルーツはやっぱりアイドルなんです。グループが終わって一人で活動するようになってから、改めて「グループの尊さ」や「アイドルとしてみんなで活動する尊さ」を身に染みて感じていて。それと同時に、世の中にアイドルというのは死ぬほどいて、可愛い子も歌が上手い子も、スタイルのいい子もめちゃくちゃたくさんいる。
その中で、ただ「可愛い」とか「歌が上手い」だけで売れていくのはすごく難しいことだな、とも痛感していました。というのも、私が神宿に加入したタイミングって、もうグループの5周年の半年目とかだったんです。すでに豊洲PITをパンパンに埋めるような、メンバーのスキルも実力も人気もすでにある状態のなかに、私は入らせてもらった。後から一人になってみて初めて、「私はすごい下駄を履かせてもらってやってたんだな」って気づいたんです。
──ひとりになってみて、見え方が変わったと。
塩見:はい。一人でやっていく難しさ、自分で集客する大変さ、そしてグループが一から売れていく大変さ……。そういうものを身に染みて実感したときに、神宿時代に当たり前にできていたことが、実は当たり前じゃなかったんだって気づかされました。やっぱり、人と違うことをやらないと人気なんてなかなか出ない。そう本気で考えたときに、人と絶対に被らない武器として見つけたのが「ギャンブル」だったんです。
──なるほど……! そこから、どのような経緯で「ギャンブル」をコンセプトに据えたアイドルグループを作ろうと思ったんですか?
塩見:コロナ禍のときに、大好きな乃木坂46さんのパチンコ台が出たのがきっかけで、自分でも始めてみたのがギャンブルに触れた、最初でした。神宿在籍中は正統派アイドルだったのでギャンブルとはかけ離れた遠い存在だし、公表できなかったんですけど(笑)、終わった後に思い切って発信してみたら、パチンコ番組のMCが決まったり、色々なお仕事をいただけるようになって。「あ、ここがブルーオーシャンだったんだ!」と気づきました。
可愛い子たちがチームで歌って踊って、わちゃわちゃしながらギャンブルをやったら、一人でやるより絶対にもっと面白いし可愛い。そう確信して、ボートレースという大きなフックをもとに、みんなで一緒に駆け上がっていく「かけっこ!」を結成しました。
──その上で、メンバーの皆さんを選ばれた審査基準も気になります。
有依野:それ、私たちもめちゃくちゃ気になります!
塩見:最終的には私が決めましたけど、8人ほどいた審査員全員に「誰推しか」を聞いたんです。「この子は絶対に入れたい」という意見が被った子を選びましたね。結局、誰かを好きになるのって人の好みなんですよ。だからこそ、色々な人の好みを反映させたグループにしたかった。それに、目の前にいる大人(審査員)を一人でも惹きつけられる子は、それだけでお仕事を一つ掴めるかもしれない。活動8年目の私が実感している「目の前の人に応援してもらう大切さ」を体現できる、誰かの特別な「推し」になれるメンバーを集めました。
実はオーディションの三次審査の段階で、「時間をかけてゆっくり進む正統派グループ」と「ギャンブル×アイドルのグループ」、どっちがいいか本人たちに選んでもらったんです。そうしたら、半分以上がこのギャンブルアイドルを選びました。
有依野:きらさんの話術に引き込まれちゃって、気づいたらここにいましたよね(笑)!
塩見:ここにいるのは、時代的にも、王道を攻めるよりフックがある方がワンチャン狙えるぞ、と惹かれたメンバーたちなんですよ。だからこそ、今までの経験のある子だったり、アイドルにしては年上と言われる30歳以上のメンバーがいたり。がむしゃらにライブハウスを回るだけじゃなく、SNS展開や世の中の流れをうまく掴んで活動していくというものに惹かれたメンバーなのかな、という感じです。なので、基本的には喋れる子が多いです(笑)。
感情の波が押し寄せたお披露目会。
──そんな喋れるメンバーにも話を聞いていこうと思いますが、2ヶ月ほど前にお披露目会があったと思いますが、実際にやってみていかがでしたか?有依野:最高の一日でしたよね!自分個人としては3年ぶりのアイドルだったので、もうやっぱり、メンバーがいることとか衣装があることのありがたみが一番大きく感じられました。実は私、一度オーディションに落ちていると言っても過言じゃないんです。
加賀美:それ、言っちゃうんだ(笑)。
有依野:(笑)。一度落ちて、「あ、落ちたな」と思ってどうしようかと思っていた数日後に、追加合格をいただけた身だったんです。そこからリーダーも任せていただけるということで、自分の人生で一番面白いスタートが切れているんじゃないかなと感じています。
お披露目会では、実際にボートレースの配信をして投票ポイントなどで「選抜」を決めたのですが、スタートにしてはみんなもプレッシャーがある中だったんですけど、結構みんな気にせずというか、めちゃくちゃ明るく楽しみながらそれができたので、すごく楽しかったです。これから頑張ろうという決意の一日を過ごせました。
星凪:その審査が、ライブ会場に来てくださった人数と、パフォーマンスをしての投票と、ボートレースの3つがあって。ライブは楽しみだったんですけど、本当にしたことのない緊張でした。ステージというより結果発表がドキドキしすぎて、私はアイドル経験があるんですけど、やっぱり今までの選抜制とかそういうシステムには遠い存在だったので。それが不安すぎて、結果発表の時は本当にすごい顔をして写真に写っていました(笑)。
しょぼん、みたいな顔をしていたんですけど、ボートレースの時はめちゃくちゃ純粋に楽しくて、みんなで一緒に賭けた時は鬼ジャンプしていました。その対比というか、感情の波がすごい日でしたね。
清宮:自分もアイドルをずっと続けてきた中で、この選抜制度というのがなかったので……当日のステージに本当に人が来てくれるかも分からなくて、それがずっと不安でした……(涙ぐむ)。
有依野:みゆ、緊張したことを思い出しちゃった?大丈夫だよ!
加賀美:お披露目会当日も泣いてたもんね。
星凪:発表のプレッシャーとか色々あったんだよね。ステージ前、何回も「可愛い、私可愛い」って確認したもん。ドキドキだったよね。
有依野:確かに、めちゃくちゃみんな緊張はしていましたよね。でも、当日までその緊張をあんまり口にせずに一生懸命練習に取り組んで。いよいよ当日になって、「ここからスタートだし、選抜で決まるのか」と、改めて本当に始まるんだという感じもありました。
──選抜制となると、プレッシャーを感じるのは仕方がないことだと思いますが、今の皆さんの雰囲気を見ていると、仲間でカバーし合っているように見えます。いいチームワークだなと。
星凪:確かに! メンバーが仲良すぎて、レッスンの休憩中とかも本当に一生喋っているくらいなんです(笑)。本当に仲がいいからこそ、みんなで一緒にいられる時は選抜制っていうのを一旦忘れるくらい、一緒に頑張ろうっていう気持ちがすごくて。もう少し選抜制っていうとバチバチするのかな、「負けたくない!」という気持ちが出ちゃうのかなと結構不安だったんですけど、一人一人のメンバーが本当に良い子すぎるんです。
加賀美:帰りにお家に帰って、親とかに「みんな本当にいい子で」と力説しましたね(笑)。本当にみんなに言いたくなるくらい、いいグループなんです!
30代でアイドルをやる意味。包み隠さない「個性」が武器になる
──素敵なグループですね。結成して約2ヶ月、皆さんが感じるかけっこ!の魅力はどのようなところですか?ねこみ。:魅力は、コンセプトが面白いっていうのもそうなんですけど、本当に見てわかる通り個性豊かすぎることです。さっき、きらさんが言っていた「目の前の人、一人一人の推しが入っている」ということに、今すごく納得して。「あ、だからこの個性豊かなメンバーなんだな」と思いました。私は個人的に、自分の活動を通してずっと思っていたのが、「ねこみ。」というコンテンツがアイドルをやる理由ってないなっていうことだったんです。
──というと?
ねこみ。:ある程度、確立されていてファンも一定数いますし、私のことが好きな人って「ちょっとエッチなお姉さん」みたいなコンセプトが好きな人たちだから、アイドルのファンとの掛け合わせ、相性があんまり良くないなと思っていて。でもそれこそボートレースというフックがあるから、今YouTubeでもボートレースとかやっているんですけど、その界隈のボート好きな人たちが、私がアイドルをやることによって、アイドルを好きになるきっかけになったらいいなというのは考えているところですね。
──なるほど。
ねこみ。:今、ありがたいことにフォロワー数が全部で75万人くらいいるんですけど、現状「ライブをやります」と私が言って来てくれるファンの人ってそんなに多いわけじゃないんですね。私一人で100人呼べるとかでは全然ない。だけどその中で、例えば一人でも二人でも、たまたま私を見つけて来てくれた人がいたらいいというか。以前、アイドルの現場に初めて来て「なんか面白かった。その時に対バンでやっていた別のアイドルグループのライブも観てきたよ!」とファンの方が教えてくれた時に、「あ、そういう一つのきっかけ作りができてるんだ」と思って、ちょっと嬉しかったんです。
さっき言ったみたいに、私がアイドルをやる理由はないかもしれないけれど、私がアイドルをやったことによって誰かの人生が一つ輝いたり、趣味が一つ増えたりしたら面白いなと思っていて。だから33、もう今年34になるんですけど、この年齢でアイドルをやる意味があるなと思っています。この年齢でやっていると野次も来るんですけど、それも面白いから逆にやりたい、という気持ちもあるので。このグループの中の最年長として、私にしかできない引っ張り方ができたらいいな、というのはちょっと思っていますね。
──冷静な分析ですね。加賀美さんはどうでしょう?
加賀美:みんなが個性的だから一緒にいてずっと楽しくて。でも、結構グループみんなうるさいんですけど、やる時はみんな真面目にきちんとやるんです(笑)。レッスンも、ももか(星凪)がリーダーとなって色々と決めてくれたりするので、スムーズに進むことが多い。経験者も多いからたくさん教えてくれますし、みんなですごく助け合えているところが良いところだなと思いますし青春っぽいなって思います!
──阿久津さんは、この異色な環境で活動してみていかがですか?
阿久津:私はレースクイーンやグラビアをしてた時に、パチンコにハマっちゃって、昔3ヶ月家賃を滞納したこともあるんですけど(笑)。そういう一面は隠した方がいい、パブリックの「まおまお」っていうイメージを崩せないみたいな感じで生きてきたんです。でも、ポーカーをコロナ禍の時に始めて、「ギャンブルも好きだよ」、「競馬も買ってるよ」、「ボートレースも買ってるんだよ」と好きが溢れてSNSで発信するようになったんですね。
今って、アプリ一つでどこでも舟券を買えるじゃないですか!「なんて便利なんだ!」と思ったし、100円が何十万、何百万になる、この夢を買うという楽しさがもう溢れちゃって…! 「めっちゃ当たった!」みたいな投稿をしていたら、いままで私のおっぱいだけを見ていたフォロワーの人たちが「まおまおの予想が気になる!」という風に方向転換してきて。「あ、自分を出してもいいんだ」と思った時に、このアイドルのオーディションを見つけて、「あ、ギャンブラーアイドルって素敵!」と思ったんですよ。
大好きなボートレースで、自分を出せる場所。アイドルとは程遠い場所だと思っていたのに、ここでは自分を出していいんだなって。
──家賃の話も気になりますが……(笑)。元々、アイドルにも興味があったんですか?
阿久津:実は私、18歳の時に乃木坂のオーディションに行ったことがあって、1期の最終までは進んだことがあるんですね。でも、最終で落ちて、モスバーガーのトイレでめっちゃ泣いたんですよ(笑)。その時がオーディションで初めて大阪から東京に出た時だったんですけど、モスバーガーのトイレで「私、東京に上京する!」って決めて。
当時のダンスが好きだった思いやアイドルへの憧れがあったので、今は32歳なんですけど、こうやって30歳を超えてもチャンスってあるんだと思ったし、純粋に目指したいなと思いました。「かけっこ!」のメンバーとして、この楽しさを、ねこみ。さんの言う通り、私も誰かのきっかけになれたら、嬉しいなと思います。この楽しさを広めたいし、自分のカラーを出せるアイドルってなかなかないので、私の居場所はここ。これが「かけっこ!」の魅力だと思ってます。
──包み隠さず、己を曝け出せる場所。
阿久津:そうですね! お披露目会の前もみんなが緊張している横で、サイコロを振ってましたし……。
──(笑)。それはギャンブル好きを曝け出してる!
阿久津:クラップス大好きで、サイコロをずっと振って自分の情緒を落ち着かせるという(笑)。そんな私をメンバーみんなは受け入れてくれて、本当に優しいんです。個性豊かなメンバーが集まっているので、見てくださってる人たちが絶対に推しを見つけられる場所だと思ってます。
有依野: やばい。サイコロは安定剤だったんですね(笑)。
──櫻城さんは、かけっこ!として活動する中で、楽しさを感じる瞬間はありますか?
櫻城:まだ2ヶ月ぐらいしか経っていなくて、ライブもまだちょこっとしか出ていないんですけど、めちゃくちゃ楽しくて。ライブ自体も、私はずっとアイドルをやりたかったから、ステージに立って歌ったり踊ったり、そこにお客さんがいるっていうこともすごく嬉しいし、本当に楽しいなって思います。あと、普通のアイドルとはまた違ったコンセプトなので!
私はボートレースをやったことなくて、大丈夫かなって思ってたんですけど、見てるとめちゃくちゃ面白い。初心者なんですけどハマり出しちゃってます。もちろん家賃滞納は気をつけますけど(笑)、魅力に気づけてきてる。ずっとやりたかったアイドルができてすごく幸せだし、ボートレースをフックにして、これからどんどん上に駆け上がっていきたいなって思います。
──城乃さんは、実際に活動してみてどう感じていらっしゃいますか?
城乃:まず、アイドルのライブ中にボートレース中継を大画面で観ることってまずないじゃないですか。お客さんに背を向けて、座りながらみんなでボートレースを観ながら「わー!」ってなってる絵って今まで見たことないなと思って、「さすがプロデューサーだな!」と思ってるんですけど。私たちって、良い意味で少しアイドルらしくないというか、もちろん歌って踊ることは、すごくアイドルらしいし可愛いけど、「ボートレースに本気で挑んでいる」という一面は他のアイドルグループになさすぎるし、そもそも前例がない。
だからこそ、逆に私たちが道を作っていけるというか。やったことのないことに挑戦するって、一人だったら確かに難しいけど、このメンバーがいれば大丈夫って各々が思っていることがすごく楽しいなと。ただ、「ボートレースだけ!」となってるわけじゃなくて、ちゃんとアイドルの活動もパフォーマンスリーダーのももりんを中心に妥協せず進んでいけていると実感しています。色んな人たちが集まってるからこそ、やれる選択肢が増えていってるグループなのかなと思って、そこが楽しいなと思っています!
目指すはZepp、そして東京ドーム!プロデューサーを越えるタレントへ
──唐突だけど、リーダー、これからグループとしてどういうところを伸ばしていきたいと考えていますか?有依野:任せてください、その手の質問は、得意です(笑)。やっぱりメンバーも言葉にしていた「個性的」という部分を大々的に伸ばしていきたいなというのは最優先で自分の中ではあって。きっと波乱万丈が似合うグループになるんじゃないかなというのを思うんですよ!やっぱり全員が賭けてるし、それは、自分たちの人生も賭けてるし、ボートレースにも賭けてるし、ファンの皆さんも私たちの未来に賭けてほしいと思うし、という色んな「賭け」が私たちにはある。「かけっこ!」には、純粋に駆け出す意味もあれば、人生を賭けるとか、そういう意味も私の中ではあるなと思っています。
だからこそ、型にはまらず、皆の良さはそのままで、どんどん破天荒なことをしながらどんどん駆け上がっていきたい。それと同時に、メリハリやギャップはグループとしてきちんとつけていきたい。「やるときはやるぞ」、「決めるときは決めるんだ、私たちは」っていうような感じでパフォーマンス力を上げて、アイドルの強みを出していったり、可能であれば全員が「強運」になれるように頑張りたいです。
ボートレースに関しても「予想的中させまくるぞ!」、「決めていくぞ!」と強気でいきたいし、どんどんスキルを伸ばしてグループとして頑張っていきたいな、とリーダーは思ってます。リーダー個人としては、みんなを「いい波」に乗せられるようにしたい。「いい波を作ろう」というセリフを今日は絶対言おうと思ってきたんですけど(笑)。どうですかね?
──(笑)。じゃあ、その波はどうやって作る?
有依野:それはもちろんアレですよ(笑)。声上げて、みんなでこう、ね、いい感じにね?!
星凪: どういう意味(笑)?!
有依野:(笑)。とりあえず私はみんなを笑わせていこうと思ってます。ちょっとポンコツなので、みんなに支えられてるリーダーではあるんですけど、みんなが毎日笑えてる環境は作りたい。笑わせるのだけは絶対徹底して頑張ろうと思って、それこそ身近な人から、メンバーを笑わせていけるように頑張ります!
──その笑顔でいい波を作ってくださいね! 期待してますよ!
有依野:はい! 頑張ります!
──でも、グループ活動において個々の動きってとても重要だと思うんです。個人の活動がグループに還元することだって多い。そんな中「これは私に任せて!」という強みや今後の目標をここで言霊として残しておきませんか?
有依野:いいですね! 私は、バラエティなら任せてください! 熱々おでんとか全然やらせてください!
阿久津:私は、去年からちょっとラスベガスのポーカー大会に挑戦してるんですけど、ここの世界一と言われている大会なんですが、ここのメインイベントに参加するのが150万なんですよ。で、優勝すると15億とか行くんですけど、なかなかその資金がないので、ボートレースで必ず150万貯めて、夢の舞台のラスベガスへ大博打しに行きたいと思います!そこで「オールイン」して、その賞金でメンバーの家賃を払えるくらい……まあ、それは嘘なんですけど(笑)、武道館や、かけっこ!の番組とか、ギャンブル番組とか……、そういう活動の広がる場所を作りたいなと思ってます。みんな待っててください!
有依野:ええ!? 家賃の件は絶対叶えてよ(笑)。でも、全国のボートレース場はみんなで回りたいよね!
星凪:私は、まずグループとして、Zeppツアーを成功させたい。それからステージに立つ表現者として、いろんな人たちに私たちの音楽を届けていきつつ、かけっこ!が優れた表現者であること、魅力に気づいてもらいたい。フックであるボートレースの界隈にもその魅力を波及させていって、アイドルをあんまり知らない人や、逆にボートレースを知らない人をもう全部集めて巻き込んで、いずれかは東京ドームにみんなで立てるぐらいの集団、グループになりたい。
個人としては、この芸能界に入ったきっかけがモデルになりたくて入ったので、やっぱそこはファッションのお仕事はできたらいいなと思っているのと、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』に出たいです!
加賀美:私は、アイドルになったきっかけが有名になりたかったからなんです。だから、SNSを駆使しながら、かけっこ!として有名になって、ゆくゆくは、自分でカラコンと美容院をプロデュースしたいです。
有依野:それは面白いね!初めて聞いた!
──ちなみに美容院はどこに出店する予定ですか?
加賀美:うーん、渋谷か新宿か、ボートレース場の近くでもいいかな。メンズ1000円カットでもいいでしょう(笑)。
──(笑)。インタビューも終盤戦ですが、皆さんの活動を支えるプロデューサーの塩見さんは、皆さんにとってどのような存在でしょうか?
ねこみ。:私のイメージは、どこへ行くのにもパジャマで移動しているイメージがあったけど、最近は私服を着てるから……(笑)。きらさんには、グループを作っていただいたし、経験も豊富なので、すごく勉強になるし、メンバーとの距離も近く接してくれるから、本当にありがたい。改めて、インタビューで話している姿を見ると、やっぱり頭がいいんだなと(笑)。
阿久津:私は、ギャンブルのゴッドだと思っていて。ただ、そういう一面もあるし、プロデューサーとして一面もある。よく名前貸しでやっている人もいるじゃないですか、でも、きらさんは、そうじゃない! 本当にプロデューサーとして1人1人と向き合っていて、私はポーカーのお仕事でレッスンになかなか参加できなかったり、みんなに追いつけないタイミングがお披露目会前にもあったんですけど、きらさんは、そういうメンバーを見逃さない。1人1人のスケジュールも把握していて、絶対にきらさんの方が忙しいのに、見逃さない。そういったプロデューサーのもとで活動できることで、安心して活動できています。
加賀美:きらさんに初めて会ったのは、オーディションの時だったんですけど、会った瞬間にときめいちゃって。「なんだ、この可愛い人は!?」って。そこから合格して、いろんなお話をさせていただく機会が増えるたびに、本当にファンの気持ちになってしまう自分がいるんです。きらさんのYouTubeやMVを毎日観ちゃうくらい、自分も好きになったから、そうやって人を好きにさせる、魅力がある方なんだなとすごく思います。友人もきらさんの虜になっていて、だから自分も身近にいる人から、好きになってもらう、そんな存在になりたいなと思います。きらさんから盗んでいきたいです!
──プロデューサーは偉大ですね。では、最後にリーダー! 今後の展望と目標を改めて教えていただけますか?
有依野:さっき、Zeppの話があったんですけど、身近な目標では、1年以内にZeppに立とうという目標があります。また、ボートレースの面では、グループで全国を回れるくらい、呼んでいただけるくらいに自分達はSNSを強くして、ボートレースを勉強して、やっていこうと思います。そして、ゆくゆくは東京ドームに立ちたいですね! “波瀾万丈上等!”を掲げてこれからもやっていきます!!
──プロデューサーから、彼女たちに最後に期待することを教えていただけますか?
塩見:正直、今のトーク力じゃまだテレビのバラエティには出せないな、と(笑)。もっとトークもボートレース力も磨いてほしいです。でもこのグループは、既存のアイドルファンを他と奪い合うんじゃなくて、外の世界から新しいファンを連れてこられるポテンシャルを持っています。「アイドルファン」と「ボートレースファン」、それぞれの人口を増やしていくという理念のもとに、どんどんファン層を広げていってほしい。そして、私を遥かに超えるタレントになってくれることを期待しています!
有依野:よーし、一番のライバルですね(笑)。頑張ります!

TEXT 笹谷淳介
PHOTO 竹内賢一