6月16日、5人組ボーイズグループCUBERSとプロダクション人力舎のコラボイベントがJOL原宿にて開催された。このイベントはCUBERSと人力舎の若手芸人がランダムにペアを組み、1日限りのコンビとしてファンの前でネタを披露するというもの。毎週木曜日にJOL原宿にてライブを行っているCUBERSにとっては馴染みのある会場だが、本番前の雰囲気は各チームネタ合わせに励んだり、張り詰めた空気に包まれていた。
この日はLINE LIVEでの放送も決まっており、生配信視聴予約は1000人を超えるなどCUBERSファンのみならず、若手芸人達のファンや初見さんからも注目を集めた今イベント。出演した若手芸人はアジラッピィ、ボスマジック、モダンボーイズの3組だ。
SEとともに登場したCUBERSは拍手と歓声で迎えられ、人力舎若手芸人のメンバーをステージに招き入れる。それぞれの自己紹介の後、今日のネタ発表順を決める抽選が。1番最初にくじを引いた9太郎は引いた番号を見るなりものすごく渋い顔で会場に助けを求める。その後の抽選もしばし笑いが起き、会場も温まったところでいよいよネタ披露へと移る。
今日のコンビorトリオと順番はこうだ。
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1.CUBERS末吉9太郎 × モダンボーイズ長岡
2.CUBERS春斗 × アジラッピィ聖矢
3.CUBERS綾介 × ボスマジック山口
4.CUBERS優 × モダンボーイズ類家 ×アジラッピィ黒田
5.CUBERS TAKA × ボスマジック新川
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一番手、末吉9太郎とモダンボーイズ長岡のコンビのネタは、「男らしく見られないけど、本当は男らしい自分の一面をみんなに見せたい」という9太郎にモダンボーイズ長岡が様々なシチュエーションを提示していくという流れ。ネタにすっかり入り込み寸劇を慣れた様子でこなしていく中で時折顔芸も混ぜ込み会場を笑わせた。
続いて二番手の春斗とアジラッピィ聖矢が登場するや否や、会場はベストにワイシャツ姿の春斗に黄色い悲鳴をあげる。この格好で、“自称世界一かっこいい男”見たことのない春斗の一面に少々戸惑いながらも目を離さずにはいられないファン。コンビのアジラッピィ聖矢に対して壁ドンならぬ胸ドンやキザな投げキッスをする春斗に黄色い悲鳴と笑いが飛び交った。
三番手はボスマジック山口と綾介のコンビ。「只今、研修中です。男子です。」というボケの挨拶から始まったネタはアドリブ満載で繰り広げられるが「台本通りやって!!」と渾身のツッコミに会場は拍手喝采。CUBERSが応援隊を務めるFC東京や綾介が得意とするダンスパフォーマンスにも絡めながらネタを展開していく途中で、綾介が思いっきりマイクに手をぶつけるハプニングが。そこで一番の笑いが起き、そのまま締めへ。
四番手はトリオとなったモダンボーイズ類家 、アジラッピィ黒田、優だ。徹子の部屋でお馴染みのBGMとともにタマネギ頭に黄色のスカートセットアップで登場した優に爆笑の会場。末っ子でおとなしい優がハキハキと徹子を演じる姿に終始ざわつきは収まらず、次々と繰り出す優の新たな一面に驚きを隠せない様子。
終盤、優扮する徹子がボイスパーカッションの無茶振りを2人に強いるくだりでなんと優がゴリゴリのラッブを披露、会場からは驚きの声と大きな拍手が送られ、華麗にオチを飾り退場した後もその興奮は収まることがなかった。
ラストを飾るのはボスマジック新川とTAKAのコンビ。CUBERSのセカンドシングル『Bi’Bi’Bi’』の歌詞に対するくだらない疑問を新川が投げかけ、TAKAがツッコミを交えながら回答していくというネタ。「触れたいよ 胸の中」という歌詞に対し、胸の中じゃなくて胸に触れたいんでしょ!?という新川の攻撃に「まぁ、そうですよ。」と言わざるをえなくなったTAKAに会場は爆笑。歌詞をよく知るファンはそのやりとりが可笑しくてたまらないこのネタ締めはサイレントでおどけたポーズで決めた。
すべてのネタ披露が終わり、ファンの拍手の大きさで優勝を決める投票の時間へ。9太郎、春斗はなかなか大きな拍手をもらう中、続く綾介に対する投票では驚くほど会場が静まり返り、思いっきり素で落ち込む綾介に笑いが起きた。優の投票では優勝文句なしの今日イチ大きな拍手が起こり、続くTAKAを抑えてそのまま優勝。
徹子のモノマネで「大変ありがとうございます。」とコメントした優は優勝賞品として“今日1日王様になれる権利”を得た。
その権利で、その後のハイタッチ会に最下位が徹子のカツラをかぶって参加するという指令を出し、ダントツで最下位となってしまった綾介はしっかり徹子のカツラをかぶって登場した。
投票を終えて4曲を披露するミニライブでは、同日22時にサードシングル『STAND BY YOU』のMVが公開されることを発表し、同曲を披露。最後にはサードシングルのカップリングのカップリング『Shall we』を新しい振り付けで熱唱、生のブラスバンドで収録したという本格的なサウンドとパワーアップしたCUBERSのパフォーマンスが楽しめる1曲になっている。
最終的にLINE LIVEの視聴者数が1500人を超えたという今回のイベント。CUBERSの新たな一面を見られるとともに、お笑いもこなせる彼らのファンであることをファンは誇りに思えるような、そんなイベントであったことに間違い無い。
人力舎の若手芸人達の実力の高さも知ることができた異色のコラボレーション、是非今後はCUBERSのライブとともに人力舎の若手芸人達が出演するライブにも足を運びたい。
<終了後CUBERSインタビュー>
■人力舎コラボ、3回終えていかがでしたか?
TAKA:お笑いって携わることなかったんで、楽しかったよね!
9太郎:楽しかった〜!
春斗:1週目はみなさんのネタを見て、最終回の今日は漫才を一緒にやったんですけど…
9太郎:超〜手震えましたね!
TAKA:ライブとは違う緊張だよね!
綾介:最初で最期の漫才だったんでね。
TAKA:まぁ、綾介はね(笑)。怪我も負ったしね。
綾介:僕は滑るということを覚えました。
TAKA:いろんな意味で怪我したんだね(笑)。
綾介:ライブ中、指が動かなくなっちゃいました(笑)。
9太郎:心の怪我が…
綾介:心に大きな傷を負って、お笑い難しいなって。
9太郎:今回みたいにサポートしてくれてもね。
綾介:これからMC喋らなくなると思う。
9太郎:OK〜♪
TAKA:でもみんなクオリティー高かったよね!
綾介:拍手ゼロなんだ〜俺。
9太郎:心の中でしたよ!?
■3組まで拍手許されてたらね、ドッと拍手が起きてたと…
綾介:そういうのが一番傷つくほら〜!
■拍手ゼロの瞬間のリアクションは面白かったですよ(笑)
綾介:結構心えぐられてましたよ〜。ライブ中もちょっと引きずってましたけど、1500人の前で大滑りしたということで、今後これ以上のことはないと思うんで、あとは上がるしかないっていうことでね!
TAKA:お笑い担当として頑張って下さいよ!
9太郎:よっ!お笑い担当!
全員:(笑)
綾介:優はいつもあんなに喋らないのになんなの!キレそう!(笑)
9太郎:ね〜!いざという時に力出しちゃったよね〜!
綾介:本当面白かったタマネギばばぁ!
■優くんどうでしたか?
優:類家さんと黒田さんがめちゃめちゃ考えてくれたので出来ました。モノマネはとりあえずやっといたほうがいいと(笑)。
ラップも考えてくれたのでそれを練習しました。
■みんなはネタ一緒に考えたりは?
TAKA:嬉しかったのが、自分が考えたネタの部分も使ってくれたんですけど、そこで笑ってもらえたことですね。感動しました。
また機会があったらお笑いしたいなって思います。
■ネタの役に入り込むのに演技力に近いものも必要だったかと思うんでが、いかがでしたか?
全員:確かに。
綾介:春斗くんとか一番演技してましたからね。
春斗:本当、お笑い芸人さんになりきろうと思ってスーツまで着込んだんですよ!
綾介:キャッチ!キャッチ!芸人さんじゃなくて繁華街でキャッチしてるお兄さん!
春斗:鏡で自分の事見て思ったよ。
TAKA:演技よかったよね。
綾介:すいません、インタビューもグダグタな感じで。僕のところ全部カットでお願いします!(笑)
全員:(笑)
<人力舎合同インタビュー>
■まずは人力車の皆さん、自己紹介をお願いします!
僕たち、アジラッピィの聖矢と、黒田です。
はい、山口と、新川と…もっかいイイすか!?
(ちょっと早くしてもらえる!?)
長岡です、類家です、モダンボーイズです!
■はい、では今回異色のコラボでのネタ披露となりましたが、ネタ作りでこだわったところを教えてください!
黒田:優くんと類家さんと一緒にやったんですけど、CUBERSも一緒にお笑いを学びたいということで、僕らも教えられる立場じゃにですけど、学んでいくっていう姿勢だったので、今まで優くんがやったことがないことをやりたいなってことでネタ作りを始めました。
■ではしっかり優くん自身のリサーチもされてからネタを作り始めたんですか?
黒田:趣味とか、特技とか、色々聞いてから「これできる!?あれはできる!?」って感じで聞いて行った無茶振りの結果が黒柳徹子(笑)。
■あのラップパートは誰が考えたんですか?
類家:僕が考えました。(ラップに)今どっぷりハマっているんで。
聖矢:フリースタイルダンジョンにまんまとハマっているんです。
類家:どうにかこうにかブチ込めないかな〜と思って。優くんさすが、すごい上手かったですね。
■新しい一面が見られましたからね。では続いてアジラッピィ聖矢さん。
聖矢:僕は春斗と一緒にやったんですけど、春斗はなんでも面白い面白いって言ってくれるので、ありがたいけども逆に困ったというか、ずっとネタが定まらなくて、ちゃんと完成したのさっきだもんね。
(ドラマチックにしようとしてる!)
(コンパクトに滑ってくれる!?)
(面白くない、長い、だとちょっと。)
(頑張りましたでいいじゃん)
聖矢:頑張りました!!春斗が頑張ってくれたんでよかったです!でも、本番中も春斗くんずっと震えてて僕まで緊張しましたね(笑)。
■そんなにでしたか!では、ボスマジック新川さん!
新川:私はTAKAさんとやらせていただいて、僕自身のスタンスとしてはJOLにいらっしゃる方の鼻につかないように努めてまして。
TAKAさんが最初にネタを拝見してくださった時、本当に僕のこと面白いと言ってくださったので、そのスタンスを崩さないようにして欲しいっていうTAKAさんの強い要望があったのであえて崩すことなく、ツッコミとかボケとかいう概念をなくして、普通にマイクの前で喋って笑いを取ろうじゃないかと。
(今、鼻についたわ!)
そういう決め事があったので、それを表現したまでです。
■歌詞の研究もされていましたよね。
新川:もちろん、当たり前です!
(鼻に付くな〜。)
■ファンの方も喜ぶようなネタでしたよね。
新川:ファンの方が喜んでいただけたらそれが一番です。
■ありがとうございます。ではボスマジック山口さん
山口:綾介くんとだったんですけど、仲良くやりたいねって二人で話していて、彼のいいところを出しながらFC東京さんのカメラもあったんで、FC東京さんの情報も入れつつできたな〜と思ったんですけど、最下位だったんで…しかも綾介くん怪我しちゃったんで…それは申し訳ないですけど、楽しかったです。
■アドリブのくだりはだいぶ受けましたよね!
山口:ほぼアドリブでしたからね、悔しいからもう一回やりたいなと思います。
■もしもう一回できるとしたら、どんなネタで臨みますか?
山口:僕、ボケはやめます!
■(笑)。ではモダンボーイズ長岡さん。
長岡:僕、9太郎くんとやったんですけど、普段コンビの方ではあまりネタ考える方じゃなかったんですけど、とにかく9ちゃんの可愛いところをどう出して行こうかってところに絞ってやりました。
すごい一生懸命練習してくれて結果いい形になったので良かったです。ありがとうございました。
9太郎:ありがとうございました。
■なんか二人の雰囲気、あってますよね!
(9太郎くんもやがて長岡みたいになるんだろうなと。)
(青ヒゲがすごいね。)
(お客さんにニセ9ちゃんって言われてましたもん。)
長岡:でもすごい、チームワーク良かったなって。波長が合ったので良かったです、ありがとう9ちゃん!
■トップバッターでしたが、どうでしたか?
9太郎:超緊張した!(1番)引いちゃった〜長岡さんごめんなさいっ!って。
長岡:いいよ〜!頑張ろうね〜!イェイ!!って感じです。
(どんな!?9太郎くん全然わかってなかったじゃん!)
(ずっと右肘守ってたよw)
Interview&Text:愛香
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