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【インタビュー】観客3人の絶望から年間400本ライブの“中毒者”へ! 「Lって何のLですか?」が語る、清楚な衣装に隠されたロックな魂と推し曲のリアル。

一見、どこまでも清楚で可愛い王道系。しかし、ひとたびステージが始まれば全員が魂を剥き出しにしてフロアを煽り倒す――。今、現場の熱いオタクたちの間で口コミが広がっている7人組「Lって何のLですか?」。スカウトから飛び込んだ者、アニメへの憧れを捨てきれず挑戦した者など、バックボーンも様々な彼女たちが歩んだ道のりは、決して平坦ではなかった。過酷なスケジュールを笑い飛ばし、メンバーそれぞれの意外な野望まで飛び出す自由奔放な座談会。メンバー直伝の推し曲フレーズ解説から、11月27日の渋谷ストリームホールワンマン、さらにその先に見据える大きな野望まで、彼女たちの「現在地」を徹底解剖!

始まりは「憧れ」と「渋谷でのスカウト」

──まずは、皆さんお一人ずつ自己紹介からお願いします!

夜羽音ルナ(以下、夜羽音): 黒色担当、ペンライトはオレンジの夜羽音ルナです!

台東にじか(以下、台東): 赤色担当、台東にじかです!

音瀬れな(以下、音瀬): ピンク色担当の音瀬れなです!

うに: 紫色担当のうにです!

花丸のの(以下、花丸): 緑色担当の花丸ののです!

東雲りん(以下、東雲): 水色担当の東雲りんです!

乙姫みうみ(以下、乙姫): 白色担当の乙姫みうみです。よろしくお願いします!


──本日は、Lって何のLですか?の7人にお集まりいただきました! ここからは代表者質問で! まずは、アイドルを目指したきっかけについて、夜羽音さんと東雲さんにお聞きしようと思います!

夜羽音:私は幼少期からずっとアイドルが大好きだったんです。最初は『ラブライブ!』や『アイドルマスター』といったアニメのアイドル作品にハマり、中学生になってからはK-POPアイドルに夢中になりました。ずっとダンスを習っていたこともあって、ステージへの憧れが消えなくて。高校を卒業するタイミングで、「どうしても夢を諦めたくない!」と思って挑戦しました。今は最高な事務所に拾ってもらえて、想像していた何倍も楽しいです!

東雲:私はルナとは対照的で、実は最初はそこまで強い興味はなかったんです。父親がアイドルオタクで、小さい頃から車の中やDVDでいつもアイドルに触れてはいたので「キラキラして可愛いな」とは思っていたんですけど。でもある時、渋谷でスカウトされたのが転機でした。当時、特にやりたいこともなかったので、「そういえば昔からずっと見てたな、一回挑戦してみよう」って飛び込んだのがきっかけです。


──実際に飛び込んでみてどうですか?

東雲:ほぼ楽しいことばかりですね! もちろん、ここに来るまでは結構いろんな苦労もあったんですけど(苦笑)。

夜羽音:そう、この子かなりの苦労人なんですよ(笑)。

東雲:いろいろありましたけど(笑)、それでも絶対にグループを辞めなかったのは、やっぱり根本に「ライブが楽しい!」っていう気持ちがずっとあったから。だからどんなことがあっても、今日まで信じて続けてこられました。

王道キラキラの衣装に隠された「ロックな中身」

──グループのコンセプトや、自分たちから見た「Lなん」の魅力はどこにあると思いますか?

台東:私たちは可愛い系からカッコいい系、楽しい系、キラキラ系まで、とにかく幅広いジャンルの楽曲を持っているのが強みです。

うに:あとはライブ中の熱量ですね。曲中、メンバー全員がとにかくフロアを煽りまくるんです! そこは間違いなくLなんのいいところだと思います。

乙姫:見た目は衣装も含めて、すごく清楚で王道なキラキラ系アイドルじゃないですか。でも、パフォーマンスになると(夜羽音)ルナちゃんや(東雲)りんちゃんがゴリゴリにカッコいい系を担当して引っ張ってくれる。中身はみんな、性格も含めてかなり“ロック”なんです。そのギャップが一番の魅力ですね。


──ちなみに「中身が尖っている」という自覚は……?

乙姫:私は自覚なしです(笑)。

観客3人の絶望から、必死で駆け抜けた道のり


──それでは、次の質問を! 2024年10月のデビューから現在までを振り返ると、どのような時間でしたか?

音瀬:プレデビューから数えると約2年半になるんですけど、最初は本当にゼロからのスタートでした。最初の頃はみんな歌もダンスも、正直「聴けたもんじゃない」というレベルで……(笑)。フロアにお客さんが2~3人しかいないようなライブからの始まりでした。そこから着実にステップアップして、今は池袋harevutaiさんや渋谷Veatsさんで単独ワンマンをさせていただけるようになって。最近は「Lなんのパフォーマンス、いいね」と言ってもらえる機会もすごく増えて、確かな手応えを感じています。


──花丸さんは東雲さんと共に2025年6月に途中加入されましたが、振り返ってみていかがですか?

花丸: りんちゃんはアイドル経験者だったんですけど、私は完全な未経験のゼロスタート。最初はめちゃめちゃ不安でした。でも、不安に浸る暇もないくらい、とにかくライブが多くて! 立ち止まる暇もなく必死に食らいついていたら、あっという間に今を迎えていた感じです。大変なこともありましたけど、振り返ればその道のりの途中もずっとキラキラしていたなって。


──楽しさが勝っていますか?

花丸:はい! 最初は「自分は一体誰に向けてライブをしたらいいんだろう」って悩んだこともあったんですけど……今はめちゃめちゃ楽しいです!

音瀬:私は初期メンバーなんですけど、途中で学業のために9ヶ月ほど活動休止していた期間があるんです。私の知らない間に新メンバーが入ってきて、グループがどんどんステップアップしていくのを見ていました。復帰してからは、みんなと一緒にもっと大きなステージへ挑戦できるようになって。Lなんが私にとって初めてのアイドルなんですけど、「このグループにいて本当に良かったな」って心から思っています。

年間400本超えのライブ中毒!?

──「アイドルの楽しさ」や「自身の成長」についてはいかがでしょうか。

台東:私たちは1年間で400本以上のライブやイベントをこなしてきました。本当に忙しくて他に何かをやる隙もないくらいなんですけど、だからこそ「アイドル一筋」で生きられている今がずっと楽しいです。最初は歌もダンスも、ファンの方へのレスも苦手だったんですけど、さすがに400本もステージに立っていたら、実力もメンタルもかなり成長できたなと実感しています。


──年間400本って、売れっ子クリエイター以上の過密スケジュールですよね。今日もこの後にライブを控えているとか。土日に1日3本ライブが重なることもあって、しんどくないですか?

全員:完全に慣れちゃいましたね(笑)。

花丸:むしろライブが1日3本じゃない時の方がソワソワしちゃうんです。「今日2本? こんなに早く帰っちゃっていいの!?」みたいな(笑)。

東雲:毎日メンバーに「また明日ね」って言っているので、たまに明日ライブがない日があると「え、明日会わないの? 本当に?」って不安になります。本当に家族より一緒にいますから(笑)。

夜羽音:でも今月(インタビューは6月に敢行)はスケジュールが少し落ち着いているんですけど、運営さんから「今月は(本数を)減らしていくよ」って言われた時、怖すぎて「私たち、見捨てられましたか!?」って聞きに行っちゃいました(笑)。


──それは完全にライブ中毒(笑)。フロアにお客さんがいない時期を乗り越えられたのも、そのタフさがあったから?

東雲:うーん、お客さんがゼロの時は、フロアを見たら音響さんと後輩グループと関係者しかいなくて(笑)。でも、「これもいい経験だな!」って思いながら全力で楽しんでいましたね。ステージから、知らない人同士のお客さんが肩を組んで楽しそうにしている姿を見た瞬間の幸福感があるから、何があっても「ステージに立っていて良かった」って思えるんです。

乙姫:私はフロアにお客さんがいなくても、不思議と焦りは全く感じなかったんです。「こっからお客さんを一人ずつ捕まえに行けばいっか!」くらいの感覚で。周りのスタッフさんたちが焦っているのを見て、「明日も明後日もライブはあるんだし、今日は歌の練習のつもりでやろう」とマイペースに構えていました。


──肝が据わってる! まさにロックなスピリット!

乙姫:あはは(笑)。これが、ロックなんですかね(笑)。

個々の野望と、魂を揺さぶる「推し曲」の歌詞

──ちなみにこれからグループとして、個人として伸ばしていきたい部分はどこですか?

花丸:グループとしての大きな課題は、パフォーマンスのレベルをもっと上げることです。個人の歌唱力アップはもちろん、全員でのダンスの一体感を精査していきたい。今のLなんは、全員がステージで熱量をぶつける「ライブ感」や煽りの強さを持っています。だからこそ次は、アーティストとして魅せるパフォーマンスの精度を磨きたいです。個人としても、満足したことは一度もないので、歌の上手いアイドルさんたちと肩を並べられるくらいになりたいですね。


──個人として、今後アイドルとして、そしてアイドル以外で挑戦してみたいことはありますか? ぜひ言霊として残しておきましょう!

夜羽音:私は個人的にお芝居のお仕事をしてみたいです。未経験だからこそ、一度舞台などで演技に触れてみたい。あとは、もっとグループとして大きくなってアニメの主題歌もやってみたい!

乙姫:私は、お洋服のプロデュースをしてみたいです。

東雲:私は……出せるか分からないですけど、パチンコ屋さんの来店イベントを回りたいです(笑)。


──東雲さんはXのプロフィール欄にパチスロって書いてありますもんね?

東雲:はい(笑)。好きなんですよね……(笑)。


──いいですね。夢を叶えましょう! 他にはありますか?

花丸:うーん、やっぱり私はアイドル一択ですね!


──カッコいい答え! では、ここで恒例の質問を! これまでにリリースされた楽曲の中から、皆さんの「推し曲」と好きなフレーズを教えてください。

台東:私は、「誰にでもって誰のもの?」から、〈誰にでもあげる カワイイはいらない〉です。アイドルとしてのリアルな気持ちや、ファンの方に対する可愛い嫉妬心が描かれていて、ほぼ全てのアイドルが共感する曲だと思います。

花丸:私は、「君にドキドキ」の〈君への好きが止まらない〉というフレーズ。直球ストレートに「好き」を伝える曲なので、ステージでも感情を乗せやすいんです。受け取るファンの皆さんにも、まっすぐ胸に届く感じがして大好きです。

うに:私は、「タイムカプセルラブレター」の〈「ありがとう」ここから言うよ ずっと支えてくれたあなたへの想い〉ですね。歌詞の通り、いつも応援してくれているファンの皆さんへの感謝がそのまま伝わる曲。大切なライブの時によく歌うので、私たちの想いを届ける特別な曲になっています。

夜羽音:私は、「キミ色スパイラル」の〈涙さえも笑ってる 恋ってたぶん こういうことだ〉というフレーズがすごく綺麗で幸福感に溢れていて、いつも聞き惚れちゃいます。……そんな涙を流すような恋はしたことないんですけどね……(笑)。

目指すは渋谷ストリーム、そして約束の「武道館」へ

──それでは、最後に、今後のグループとしての展望と目標を教えていただいて、インタビューを閉じようと思います!

夜羽音:まず直近の大きな目標として、11月27日に渋谷ストリームホールさんでのワンマンライブが控えているので、これを絶対に大成功させたいです。そしてその先は、最近ありがたいことに大きなフェスやライブに呼んでいただける機会が増えてきたので、そこでしっかり結果を残して、もっとたくさんの人に「Lって何のLですか?」の名前を知ってもらいたいです。さらに上のステージへ行けるように、7人全力で突き進みます!


──皆さんがいつか一番立ちたい、約束のステージはどこですか?

全員: えーーー! どこだろう……! 海外にも行きたいし、東京ドーム、国立競技場……。

夜羽音: やっぱりまずは、日本武道館で!


──武道館のステージに立つ7人の姿を楽しみにしています。本日はありがとうございました!

全員: ありがとうございました!!

TEXT 笹谷淳介
PHOTO 竹内賢一

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