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【インタビュー】「来年はすべてのメインステージへ」── 巨大な壁を越えて加速するふりぼの「現在地」

「ココロ揚ゲテケ」をコンセプトに掲げ、2周年の節目を越えてさらなる進化を遂げた7人組アイドルグループ・FULIT BOX。この夏、彼女たちはついに念願の「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」への切符を掴み取った。その勢いのまま「メインステージ争奪前哨戦」という巨大な壁にも挑戦。結果は惜しくも悔し涙を飲むこととなったが、彼女たちの表情には絶望など微塵もない。むしろ、ファンとの絆を再確認し、次なる快進撃へ向けて闘志を燃やす7人の姿は、一回りも二回りもたくましく映る。いま最も勢いに乗る7人は勝負の夏を目前にして何を語り、どこを目指していくのか。悔しさを希望へと変えて激動の夏へ突き進む、等身大の言葉を余すことなく届けたい。

「今の私たちには狭いかも」── 満員の2周年ライブと夏曲サプライズ

――FULIT BOXをインタビューするのは、約3ヶ月ぶりくらいですね。まずは、5月15日に開催された、2周年ライブ「AGE AGE -アゲエイジ-」を振り返っていただこうと思います。琴川さん、2周年ライブはどんなライブでしたか?

琴川あみ(以下、琴川):2周年をお祝いしてもらう嬉しさはもちろんあったんですけど、それ以上に「ここからふりぼの夏が始まるぞ!」っていう強い気持ちが前面に出たライブでした。実は新曲を同時に2曲も初披露したんですよ。1曲は事前にお知らせしていたんですけど、もう1曲は完全なサプライズで。アイドルってどのグループにもキラーチューンになる夏曲があると思うんですけど、一気に2曲も増えることって普通はないじゃないですか。だからこそ、「あ、ふりぼは今年の夏に本気なんだな」っていう姿勢をみんなに伝えられたんじゃないかなって思います。

――ファンの方の反応はいかがでしたか?

琴川:特典会でも「サプライズの新曲、めちゃくちゃ良かった!」とたくさんの方が声をかけてくれました。どっちも夏曲なんですけど、全然系統が違うアプローチの曲だったので、「自分はこっち派!」「私はこっちが好き!」って、それぞれの好みに刺さっている感じがして嬉しかったですね。もちろん「どっちも最高!」っていう声もたくさんありました!

――反応も上々だったと。立花さんは2周年ライブを振り返るといかがでしょう?

立花ことり(以下、立花):とにかく会場がパンパンで! ステージに立った瞬間、「後ろの方の人、ちゃんと見えているかな……?」と心配できること自体、すごく幸せで、自分たちの成長を感じるポイントでした。この夏に向けて最高の滑り出しができたというか、希望に満ち溢れていて。「正直、今の私たちにはこの会場、ちょっと狭いかもしれない!」って思えるくらいの強い心持ちでパフォーマンスしていましたね!

――以前にインタビューさせていただいた時と立花さんの雰囲気が違いますね……。もっと「ウェーイ!」って感じだったのに、めちゃくちゃしっかりしたコメント!

立花:え?! 前回そんなにヤバかったですか……(笑)。いやあ、本当に新しい自分なんです! なんせ2周年を越えたので(笑)。やっぱりグループとして、気分がグッと引き締まりましたよ。

――素晴らしいですね。神木さんはどうですか?

神木彩花(以下、神木):会場にたくさんの人がいる景色を見て、本当に多くの人に支えられてここまで来られたんだなっていうのを全力で実感しました。リーダーも言っていたように、この2周年ライブは夏へのスタートラインでもあったので、「今日ここに来てくれたみんなと一緒に、最高の夏へ走り出すんだ!」という景色が、ものすごくキラキラ輝いて見えて。今の7人で立つ周年ライブは初めてだったので、今までで一番思い出に残りましたし、「私たちはここから、さらに上に行くんだぞ」っていう姿を証明できたライブになったと思っています。

――クソガキ根暗陰キャこと志田さんはどうでした?

志田実生(以下、志田):おっ! 覚えていてくださったんですね! 嬉しい〜(笑)。

――あはは(笑)。改めて志田さん、2周年ライブはいかがでした?

志田:私は1周年の時はまだメンバーではなくて、2階の客席からライブを見ていたんです。あの時、客席から見ていて「なんて楽しいライブなんだろう」って感動したのを今でも覚えていて。だからこそ、2周年の舞台に自分がメンバーとして立って、今度は「楽しませる側」に行けるんだと思ったら、もう嬉しくてたまらなくて……! この7人で、誰一人欠けることなく1年間駆け抜けて来られたことが、本当に誇らしかったです。

悔しさを希望に変えて。アウェイの壁にぶつけた「本気のライブ」


――そんな素晴らしい周年ライブを経て挑んだのが、「TIF2026メインステージ争奪 前哨戦」。結果は……?!

一同:いやーーー! 負けました……!(苦笑) 本当に悔しい結果になりました。

――そうか……、でも前哨戦という舞台を戦ってみて、率直な感想を教えてください。花野井さん、いかがですか?

花野井ひな(以下、花野井):結果としては本当に悔しかったです。幕開けから強い気持ちで挑んだんですけど。でも、まずはあの前哨戦のステージに立つ4グループに選んでいただけたこと自体がすごく嬉しかったし、「あ、ふりぼもこういう場所まで来られたんだな」って実感できました。本番の新木場の会場は、信じられないくらいのお客さんでパンパンだったんですけど、あの景色ってそう簡単に見られるものじゃないなと思って。今後もし、単独ライブであの規模の会場ができるようになったとしても、その時はふりぼのファンの方が大半ですよね。でも前哨戦は4グループの対バン形式だったので、会場のほとんどが「まだふりぼのことをよく知らない人たち」だったんです。だからこそ、その人たちに向けて「これがふりぼだ!」って本気のライブをぶつけられたのは、ものすごく良い機会だったなと思っています。実際にあの日のステージを見て、新しくふりぼのライブに足を運んでくださるようになった方もいらっしゃるので、負けた悔しさはありますけど、得られたものは本当に大きかったです!

――フェスの醍醐味でもあるよね。別のグループのファンの方が多くいる中で、いかにしてふりぼの魅力を伝えるのか。

花野井:前哨戦があったことで「じゃあ、8月のTIF本戦でもふりぼを見てみようかな」って思ってくれる人が確実に増えたと思います。グループの名前をたくさんの人に知ってもらえて、すごく嬉しかったです。

――苑田さんは、前哨戦を振り返るとどうですか?

苑田桃(以下、苑田):やっぱり、デビューしてからこの2年間、夏のTIFには出られなくて悔しい思いをしてきたので……。前哨戦の結果は今でも思い出すと「あー、悔しかったな」って胸が締め付けられる瞬間があります。だけど、今年は念願のTIF本戦に出場できるということは変わらないし、ファンの方がそれを自分事かのように一緒に喜んでくれたのが救いでした。前哨戦の日、会場は知らない人ばかりのはずなのに、ポツポツと見えるふりぼのファン人たちが、みんな今にも泣きそうな、うるうるした目で私たちのことを一生懸命応援してくれていて。ステージからその景色が見えた瞬間、「こんな顔をして私たちを支えてくれてるんだ」って、ものすごく心が動かされました。「もっとこの人たちを楽しませたい」って強く思えたので、自分の気持ちの面でも、あのステージに立てて本当に良かったです。

――本当に、みんな2周年を越えて精神的にもパワーアップしていますね。坂井さんは前哨戦、いかがでしたか?

坂井鈴奈(以下、坂井):私自身、1,000人以上のお客さんでパンパンの会場でパフォーマンスするのが人生で初めてだったので、ステージに出る前は本当に緊張して「うわあああ」って頭が真っ白になりそうでした。でも、アウェイな空間の中にポツポツと私たちのファンの方がいてくれたんです。その姿を見つけた瞬間、ブワッと勇気が湧いてきて、「絶対に勝つぞ!」って強い気持ちで最後まで踊りきることができました。あの瞬間の光景は、今でも鮮明に脳裏に焼き付いているくらい、私にとって特別な時間です。


「次はふりぼの番だ!」── 去年までの悔しさを越え、新体制で加速

――前回のインタビューで「今年の目標は夏フェス全制覇!」と言っていたけれど、最高のスタートを切れている実感はあるんじゃないですか? リーダー。

琴川:そうですね! 7月から夏フェスがどんどん始まって、TIFも含めて、スケジュールがありがたいことにバンバン埋まっている状態です。去年までは、他のアイドルさんの告知やタイムラインを見ながら「出たかったな……」「悔しいな……」って落ち込むことが本当に多かったんです。夏フェスっていっぱいあるのに、自分たちは出られない。そんなもどかしい夏を2年間過ごしてきたので、今年は「あ、私たちもそのフェス出るよ」っていう心持ちでSNSを見られていることが、本当に、心の底から嬉しいです。 でも、出られるようになったからこそ、今度は良い意味で欲張りな自分が出てきちゃって。いろんな夏フェスのタイムテーブルが発表されるたびに、「あ、もう一個上のステージが良かったな」とか、「来年は絶対にメインステージに立ちたい!」って思っちゃうんです。プレッシャーやドキドキはあるんですけど、そうやって上を目指して悩めていること自体が、すごく幸せだなって感じています。

――1年前の「出られなかった悔しさ」を、この1年でここまで跳ね返せた一番の要因は、どこにあると思いますか? ふりぼの何が伸びたんでしょう?

琴川:それはもう、間違いなく新メンバーの2人を迎え入れたことだと思います。新しい仲間を迎える瞬間こそが、グループの勢いを何倍にも増やすチャンスだって当時からみんなで話していて。「今、頑張らなきゃ終わりだ」っていう強い危機感と、新しい風が混ざり合って、7人でガッチリと力を合わせて頑張れたのが一番大きかったと思います。

――いいですね。その上で、7人体制となったふりぼのライブの強みってどこにありますか?

神木:ふりぼは、「エモ曲」と「アゲ曲」がオールマイティにあるという話を以前取材していただいた時にもお話ししたんですけど、FULIT BOXは「ココロ揚ゲテケ」をコンセプトに活動しているだけあって、何よりもフロア全員が一緒になって汗をかいて、心の底からはっちゃけられる空間を作れるのが最大の強みだと思います! 世の中には可愛いグループ、綺麗なグループ、いろんなアイドルがいますけど、ふりぼのライブは曲中にフロアのみんなで大移動したり、手も足も全力で上げて一緒に踊れたりするんです。歌詞にも、聴くだけで前向きになれるような強いメッセージが込められているので、ただ盛り上がるだけじゃなく、落ち込んでいる人の心にそっと元気を注入できる、そんな「気持ちに触れられるグループ」でありたいなと思っています。

花野井:「ココロ揚ゲテケ」というだけあって、ぶっちゃけフロアの誰よりも、メンバー自身が一番テンション上がっています(笑)。常に全力でぶつかっているので、終わる頃には全員汗だくで。私たちが心の底から楽しんでステージで暴れている姿を見るからこそ、それがファンのみなさんにも伝染して、会場全体が一つになれる。それこそがふりぼの良さですね。

立花:前哨戦の時にニコニコ生放送の配信があったので、終わったあとに物理的に全グループさんを見返したんですよ。そこで私、気づいちゃいました。……まず、ふりぼは「顔が可愛い」です。

――顔ね(笑)。この前のインタビューでもそこをプッシュしてましたね。

立花:私のママと一緒にアーカイブを見てた時も、もちろん勉強のためにいろんなことをメモったりしていたんですけど、総括するのであれば、「ちょっとふりぼ、みんな可愛すぎない?」ってなったんですよ(笑)。

神木:でも、ニコ生のコメント欄でも、初めて私たちのことを見てくれた人が「キラキラしてる!」「圧倒的アイドル感!」ってたくさん書き込んでくれていて、それは嬉しかった。ビジュアルは大事ですからね(笑)。
立花:「どうすか、うちの彩ちゃん、可愛いでしょ? うちのピンク担当、最高でしょ?」って配信を観てる自分がいた(笑)。メンバーの顔面偏差値の高さ、本当の誇り高い!!


「本当に吐きそうでした」── 涙の裏側と、愛に溢れたTIF出演決定発表

――あはは(笑)。さて、いよいよTIFの本戦が間近に迫ってきていますけど、どうします? どんなライブを魅せましょうか。

琴川:私、実はめちゃくちゃ緊張しいで、根がネガティブなんですよ。TIFの本戦なんて、私たちのことを1ミリも知らない人たちが大勢集まる場所じゃないですか。だから、その圧倒的な雰囲気に飲まれちゃう恐れが……大いにあります!(笑)。でも、そんな不安も全部吹き飛ばして、ステージに立った瞬間は「お待たせしました! みなさんご存知のふりぼが来ましたよ!」っていうくらいの、大物オーラと自信満々なトーンでいきたいです。「みんなが大好きなこの曲で、最高の夏にしようね!」とフロアをリードしたいですね。

――いいですね(笑)。TIF出演決定の瞬間の心境はどうでしたか?

立花:リーダーだけ、なんか気付いてたよね?!

琴川:(笑)。運営さんから発表がある数日前から、私だけなんとなく「今日あたりに発表があるんじゃないか……」って察しちゃってる時間があって(笑)。他のメンバーは全く気づいてないから、私がレッスン場に「昨日プレッシャーで全然寝れなかった……」ってボロボロの顔で行ったら、「え、なんで?!」って本気で心配されて(笑)。そのあとみんなも「あ、もしかして今日発表……?」って気づき始めてからは、みんなもソワソワし始めるという。

花野井:気づいちゃってからは、期待と、「もしダメだったらどうしよう」っていう不安の両方で、本当に吐きそうでした。

――無事に決まってよかった。吐かずにすみましたね。

立花:みんなで嬉し泣きをして、ひとしきり余韻に浸った後に撮影もあるという。みんな泣き顔で撮影もしました! その模様はYouTubeに載っているのでぜひ(笑)。

琴川:本番でも泣いちゃったらどうしよう……!

――それは絶対にNGですよ(笑)。

坂井:なんか、運営さんがサプライズでバミリを使ってTIF決定を発表してくださったんですけど、それを考えてくださったこともすごく嬉しくて! 支えてくださった運営さんのためにも晴れ姿を見せたいと思っていたので、ようやく念願が叶うなと。運営さんの愛が感動的でした!

琴川:サプライズのためだけにカメラマンさんも来てくださって……! それも嬉しかった! 立派なカメラで撮っていただいたから、泣き顔もすごく鮮明です(笑)。


怖くても「夏っちゃおう!」── 怯えながらもチャンスを掴む新曲のリアル

――ふりぼの全力を見せなければいけないTIFですが、ここでUtaTenの恒例、歌詞にまつわるお話もしようと思います。きっとまだ当日のセトリは確定していないと思いますが、「絶対にTIFで披露する!」もしくは「この曲は絶対に披露したい!」という曲の中からキラーフレーズを教えてください!

神木:「バレバレサマーっ!」という新曲がこれぞふりぼ!っていうコンセプトにぴったりの超アゲソングなんですけど、歌詞の中に〈一緒に夏っちゃお!!〉って歌詞があって、最初、歌詞を見た時はメンバーも「夏っちゃおうって何!?(笑)」ってなったし、ファンの方も最初はざわついていたんですけど、これからはふりぼが作った言葉として、私たちがどんどん世界に広めていきたい言葉です!

苑田:「バレバレサマーっ!」だったら私はサビの歌詞が結構好きかも! 〈好きにやっちゃってよいのだーっ!!〉って歌詞があるんですけど、いいねえ!って思います(笑)。ライブをやっている時、私も「好きにやっちゃっていい!」と思うから、このフレーズを聴くと「やっちゃうぞ!!」という気持ちになれる。あと、2番のBメロで〈はじめましてだらけの瞬間は 誰だって怖いけど 「今さらじゃん!」「とめないで!」 ちゃんと捕まえにいこうっ!〉ってフレーズ、ここもめっちゃいい! 自分たちっぽいなと思ってて。まさに小心者で、すぐ怖がっちゃう私たちそのものだなって思うんです。だけど、少し怯えながらも「この夏は絶対にチャンスを掴みに行くんだ!」っていう強い決意が込められていて、歌うたびにスイッチが入ります。

花野井:1番のBメロで〈夏のキセキは どうせいつだって誰かのものなんて 「退屈じゃん!」「ありえない!」 もうガマンできないからっ!!〉というフレーズがあるんですけど、これ、まさに今年のふりぼに重なりすぎていませんか? 今までは、他のアイドルグループさんがチャンスを掴んで大きくなっていく姿を、見ていることしかできなかった。だけど「もう我慢できない! 次は私たちの番だ!」っていう、今年のふりぼの物語とリンクしていて、すごく好きです!

――では、もう1つの夏の新曲についても聞きましょうか。

立花:「ナツノオト、」は難しいな〜。結構哀しげな曲なんですよね。言えなかったあの想いみたいなニュアンスが多くて。難しいよね?

琴川:私の中の勝手な解釈なんですけど、この曲は「高校3年生の女の子」の歌だと思っていて。高校1年生の時からずっと片思いしている男の子がいるんだけど、高1・高2の時は勇気が出なくて何もできず、高3になって「あの人の眼中に自分が入っていないこと」に、諦め半分で慣れちゃった……っていう、ちょっと切ない女の子のストーリーなんです。それって、3年目を迎えた今のふりぼの境遇にもどこか重なるなと思っていて。どうせ上手くいかないことに慣れちゃっているけど、それでも「今、一歩踏み出したい!」って必死にもがいている女の子の姿に重なるんですよね。

立花:よくあるアイドルの曲って、「過去の後悔なんて忘れて、前を向いて頑張ろう!」っていうポジティブなものが多いと思うんですけど、この曲は「後悔を、抱えたままドスンと進む」っていう重みがあって。そっちの方が私たち的にも感情移入ができるし、気持ちも込められるし、2周年ワンマンでサプライズで披露した曲なんですけど、特典会で「新曲、よかったよ!」と言ってくださる方がたくさんいて! フリボに合っている曲なのかなって。

神木:明るい曲の中にそういう曲が一つあることで、際立つじゃないですか。私も落ち込むことが多々ありますけど、そんな時に「ナツノオト、」は、そんな自分に重なる歌詞も多い。そういう曲って心に届きやすいというか、「ナツノオト、」は、歌詞を聴いちゃう曲に仕上がったかなと思いますね。胸にジーンとくるものがきっとあると思う。

――ただ明るいだけじゃない、ハッピーエンドではない曲?

琴川:今までのエモめのふりぼの曲って、1番が暗くて、2番は明るくなって、落ちサビあたりで転機が訪れる曲が多かったんですけど、「ナツノオト、」は、「やるぞ、出来なかった、やるぞ、出来なかった、ああ、出来なかった……」って曲(笑)。1曲を通して同じ感情で進んでいくからこそ、逆に歌に没頭できる、そこがいいなと思っています。


目指すはグループの代表曲! 勢いを加速させてすべてのメインステージへ

――激動の夏を乗り越えた先、ふりぼが見据えている「これからの野望」も教えてください。

坂井:夢のステージとして、前々から掲げている「Spotify O-EAST」や「TOKYO DOME CITY HALL(TDC)」のステージに立ちたいという目標は、もちろんこれからも変わりません。でもそれ以上に、私個人としては「ふりぼといえば、やっぱりこの曲だよね!」って、誰もが知っているようなグループを代表する最強のヒット曲を作りたいです。ライブアイドルとして、楽曲の力で上を目指したいなと思っています。

志田:私も同じで、近い将来、絶対にO-EASTの単独ステージに立ちたいです。あとは、ふりぼの存在をもっともっと世間に広めていきたくて。他のアイドルさんとは一線を画す「ふりぼのライブって、こういう熱さを伝えてくれるよね」っていうメッセージ性を、もっとはっきりさせて浸透させていきたいなと思っています。だからこそ、鈴奈が言うように代表曲、「ふりぼと言ったらこういう感じだよね」というイメージを浸透させたい。

――まだ浸透している実感はない。

志田:正直に言うと、私はまだないなと思っています。

――リーダーはどうですか? ふたりの思いを聞いた上で。

琴川:でも、昔に比べたらふりぼを知ってくれている人は確実に増えた。最近は大きな対バンフェスやサーキットイベントに出た時、SNSで私たちがまだ把握していないような初見の方が、タイムテーブルの「FULIT BOX」のところにわざわざ印をつけてくれているツイートをちょっとずつ見かけるようになったんです。それが本当に嬉しくて、もっともっとその印を増やしていきたいなと思います。

――では、この記事でFULIT BOXに初めて出会う読者もきっとたくさんいると思います。なので、メッセージをいただけたらなと思いますが、ここは、リーダーにビシッと決めてもらいますか?!

琴川:はい。この1年間、私たちは凄まじい勢いとスピード感でここまで進んでこれました。だからこそ、念願のTIF本戦にも、前哨戦の切符も掴み取ることができた。この勢いを止めるつもりは毛頭ありませんし、ここからさらに加速していくつもりです。……よし、ここで宣言させてください!
「来年、再来年は、すべての夏フェスのメインステージに立ちます!!」
これは、有言実行します。ふりぼのライブは絶対に見て損はさせない楽しさがありますし、ここからまた来年の夏にかけて、私たちがどんどん進化していく姿を見るのは絶対におもしろいはずです。みなさん、ふりぼの快進撃から目を離さないでください!

――では、最後にみんなを支えてくれた、「あげんちゅ」にも感謝を伝えましょうか。ここは7人で声を揃えて!

一同:せーの! いつもありがとう! これからもよろしくね! 一緒に頑張ろうね!!

――(笑)。今後の飛躍を期待しています! ありがとうございました!

一同:ありがとうございました!!

TEXT 笹谷淳介
PHOTO 井野友樹

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