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Bon Jovi「Livin' On A Prayer」歌詞の意味を考察!逆境にこそ希望を持ち続ける大切さ

Bon Joviの代表曲『Livin' On A Prayer』は、『アジア大会 愛知・名古屋』のイメージソングに起用され注目を集める名曲です。苦しい生活に耐えるカップルの姿から、希望を持って生きる強さを伝える歌詞の意味を紐解きます。

Bon Joviの代表曲を歌詞と和訳から徹底解釈!

1986年8月発売のBon Joviの3rdアルバム『Wild In The Streets(ワイルド・イン・ザ・ストリーツ)』に収録され、同年秋にシングルとしてリリースされた『Livin' On A Prayer(リヴィン・オン・ア・プレイヤー)』。

苦しい生活の中でも、希望を捨てずに生きる若いカップルの姿を描いた歌詞と、トークボックスを使った印象的なイントロ、観客が一体となって歌えるサビの構成が人気を集め、世界的なヒットとなりました。

米Billboard Hot 100では1位を獲得し、バンドを象徴するロック・アンセムとして愛され続けています。

また、32年ぶりの日本開催となるTBS系『アジア大会 愛知・名古屋』のイメージソングとして使用され、さらに話題を集めています。

▲Livin' On A Prayer(リヴィン・オン・ア・プレイヤー)-Bon Jovi【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

『Livin' On A Prayer』の作詞作曲は、ボーカルのジョン・ボン・ジョヴィとギタリストのリッチー・サンボラに、プロデューサーとしてデズモンド・チャイルドを加えた3名によって行われました。

ジョンの知人には、プロ野球選手の夢を恋人の妊娠で諦めた青年がおり、リッチーはそこに港で職を失った身内の姿を重ねたそう。

こうした切ない実話をベースに、物語の主人公となる波止場で働くトミーと食堂で働くジーナのカップルが誕生しました。

トミー目線の和訳と共に、歌詞の意味を考察していきましょう。

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(Once upon a time
not so long ago…)
Tommy used to work on the docks
Union's been on strike
He's down on his luck…It's tough, so tough
Gina works the diner all day
Working for her man she brings home her pay
For love-Mm…for love

昔々、そう遠くない頃…
俺は港で働いていた
組合はストライキ中
俺はツキにも見放されてる… 厳しい 本当に厳しい
俺の彼女は一日中ダイナーで働いてる
俺のために働いて 稼いだ給料を家に持ち帰ってくれる
愛のために そう 愛のために
≪Livin'On A Prayer 歌詞より抜粋≫
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1980年代当時のアメリカは、レーガン政権の経済政策により貧富の格差が拡大し、労働者階級にとっては苦難の時代でした。

以前、港湾労働者として働いていたトミーも、労働組合のストライキによって職を失ってしまいます。

「He's down on his luck…It's tough, so tough(俺はツキにも見放されてる… 厳しい 本当に厳しい)」というフレーズが、トミーの苦しい現状とつらい胸の内を明らかにしています。

しかし、トミーは一人ではありませんでした。

恋人のジーナが一日中ダイナーで働き、2人の生活を守ってくれています。

きっと稼ぎのないトミーのことを責めることなく、疲れを抱えながらも毎日懸命に働いて帰ってくるのでしょう。

そうできるのは、トミーを愛しているからです。

愛のために恋人を支えるジーナの健気さに、胸を打たれるでしょう。

2人だから希望を持っていられる


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She says we gotta hold on
to what we've got
It doesn't make a difference
If we make it or not
We got each other and That's a lot For love
we'll give it a shot

彼女は言う 俺たちは守り続けなきゃならない
今手にしているものを
結果がどうであろうと関係ない
俺たちが成功するかどうかなんて
俺たちにはお互いがいる それだけで十分さ 愛のために
俺たちは賭けてみる
≪Livin'On A Prayer 歌詞より抜粋≫
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ジーナはトミーに、今手にしているものを守り続けなきゃならないということを伝えます。

社会情勢のせいで多くのものを失ったからこそ、今残っているものをしがみついてでも守る必要があります。

注目したいのは、成功するかどうかという結果に重きを置いていない点です。

少ないお金で何とか暮らしている2人にとって、成功してお金を得たいと思うのは当然のことでしょう。

しかしここでは、お互いの存在があればそれで十分だと言っています。

2人が一緒にいることこそが、この生活で最も重要なことです。

守り続けなきゃならないものとは、お金や家などの物質的なものではなく、2人の間にある愛を指しているのではないでしょうか。

この愛は人生を賭けるだけの価値があるから、どれほど厳しい状況でも決して離れないでいようという強い想いが感じ取れます。

そして、この言葉をジーナが語っているところも素敵です。

失業という絶望に加え、恋人に稼がせているという罪悪感を抱えているであろうトミーを優しく慰め、一緒に頑張っていこうと励ます言葉に、トミーは元気づけられたはずです。

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Oh…
We're half way there
Oh oh…
Livin' on a prayer
Take my hand and we'll make it-I swear
Oh oh…
Livin' on a prayer

Oh…
俺たちはもう半分まで来てる
Oh oh…
祈りを胸に生きている
俺の手を取って 俺たちならやり遂げられる 誓うよ
Oh oh…
祈りを胸に生きている
≪Livin'On A Prayer 歌詞より抜粋≫
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「We're half way there(俺たちはもう半分まで来てる)」のフレーズは、自らを励ます言葉でしょう。

2人で何不自由なく暮らすことをゴールとするならば、もうその道程の半分まで進んでいる。

だから、不安が拭えないとしても、このままもう少し頑張ってみようと自分を奮い立たせているのではないでしょうか。

タイトルでもある「Livin' on a prayer」は、「祈りを胸に生きている」と訳せます。

「prayer」には祈りだけではなく、希望という意味もあります。

この点をふまえると、状況が好転してほしいと祈りながら暮らしつつ、未来に希望を持って生きている様子が見えてきますね。

手を取り合い、「we'll make it(俺たちならやり遂げられる)」と信じて進む2人の絆の強さを感じます。

大切なものを手放しても愛だけは手放さない


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Tommy got his six string in hock
Now he's holding in what he used to
make it talk-so tough
Mm…It's tough
Gina dreams of running away
When she cries in the night
Tommy whispers
Baby It's okay, someday

俺は愛用のギターを質に入れた
今は以前ならそれで
どうにかしていたものを抱えてる そう、厳しい
うん… 厳しいよ
彼女はここから逃げ出すことを夢見てる
夜に彼女が泣いているとき
俺はそっと囁く
ベイビー 大丈夫さ いつかきっと
≪Livin'On A Prayer 歌詞より抜粋≫
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現実は、2人を追い詰めるかのようにさらに厳しくなっていきます。

ついにトミーは愛用のギターまで質に入れることになりました。

「Now he's holding in what he used to make it talk(今は以前ならそれで どうにかしていたものを抱えてる)」というフレーズから、そのギターはトミーにとって単なる道具ではなかったことが窺えます。

おそらく、以前はギターを弾きながら自分の胸の内を吐き出していたのでしょう。

それが彼のストレス発散法で、リラックスするために必要な時間だったはずです。

しかしギターを手放した今、うまく吐き出せない気持ちを抱えて余計につらい思いをしているようです。

また、いつも気丈で健気に頑張っていたジーナにも、限界が近づいてきていることもわかるでしょう。

彼女はこの苦しい現状から逃げ出すことを夢見て、夜な夜な泣いています。

その時、トミーは「Baby It's okay, someday(ベイビー 大丈夫さ いつかきっと)」と囁きます。

絶対によくなると約束してはあげられないけれど、こうして隣にいて心の支えになることはできる。

だから2人は一緒にいなければならないのだ、という気持ちが伝わってくるでしょう。

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We've gotta hold on ready or not
You live for the fight when That's all that you've got

俺たちはしがみつかなきゃならない 準備ができていようとなかろうと
戦うことだけが残されたとき 俺はそのために生きる
≪Livin'On A Prayer 歌詞より抜粋≫
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世界の動きは目まぐるしく、こちらの準備ができるのを待ってはくれません。

自分が手にしているものを守り、巡ってきたチャンスを捕らえるためには、何が何でも即座にしがみつく必要があります。

彼らに残されているのは、現実と戦うことだけです。

「That's all that you've got(俺はそのために生きる)」という力強い言葉から、2人の今と未来のために全力で戦っていく覚悟が感じ取れます。

令和の日本も力づけてくれる名曲!

Bon Joviの『Livin' On A Prayer』は、厳しい生活の中で支え合い、希望を持ち続けて懸命に生きるカップルの、愛と絆を感じる楽曲です。

当時のアメリカの社会情勢が反映されていますが、現代の日本人にとっても共感し勇気づけられる内容です。

問題にぶつかったときや、つらい状況に呑み込まれそうに感じるとき、この曲を聴いて希望を持ち続けるための力をもらってください。

Bon Joviは、アメリカのロックバンドである。所属事務所はBJM、所属レーベルはマーキュリー・レコード、ヴァーディゴ、アイランド・レコードである。 メンバーはボーカルのジョン・ボン・ジョヴィ、キーボードのデヴィッド・ブライアン、ドラムス/パーカッションのディコ・トーレス、ベースのヒ···

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