男女7人組ダンスボーカルグループ・AAAのニューシングル「NEW」が、6月8日にリリースされた。本作は、夏の幕開けを予感させるような爽快感のある曲に仕上がっており、これからの季節にピッタリな曲だ。
更新日:2020年3月31日
男女7人組ダンスボーカルグループ・AAAのニューシングル「NEW」が、6月8日にリリースされた。本作は、夏の幕開けを予感させるような爽快感のある曲に仕上がっており、これからの季節にピッタリな曲だ。
「NEW」はその名の通り、彼らの新しい一面を見せてくれる楽曲だ。その秘密は、メンバーが「AAA史上、最も意味がない」と語る歌詞にある。
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We got it! Brand-new… Brand-new… Brand-new…
Brand-new… Brand-new feeling!
We got it! Brand-new… Brand-new… Brand-new…
Brand-new… Brand-new feeling!
We got it! Brand-new… Brand-new… Brand-new…
Brand-new… Brand-new feeling!
行こうぜ Up! Up! Up! 行こうぜ Up! Up! Up!
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サビの歌詞はほぼ「Brand-new」の繰り返しとなっている。メンバーが「特に意味がない」と言うのも頷けるだろう。だがそこにはちゃんとした意図が存在する。
AAAの楽曲は、ダンスボーカルグループということもあってデビュー当時はノリの良いダンスナンバーが多い。だがメンバーが年齢とキャリアを重ねるのに伴って、大人の雰囲気を漂わせた”泣けるバラード”が増えて来た。
ここ最近の彼らの代表曲が「愛してるのに、愛せない」「恋音と雨空」ということからも、その傾向は明らかだろう。切ない恋愛を描いた歌詞に多くの共感が集まったというのが、最近のAAAの楽曲面での特徴と言える。紅白歌合戦や日本レコード大賞などの国民的歌番組やCMでも披露された為、熱心なファン以外からは「恋愛系のバラードを歌うグループ」という認識が強いかも知れない。
そうした背景がある中で生まれた本作は、あえて歌詞に意味を持たせないことで、個々のメンバーが持つ歌やダンスのパフォーマンス力に焦点を当てようとしているのだ。7人全員が異なる個性を持った歌声なので、同じフレーズを繰り返すだけの歌詞でも退屈に感じさせない。歌詞への共感ではなくパフォーマンスでリスナーを楽しませようとする本作は、自分たちの実力に自信を持てたから出来た楽曲である。
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Search for the sky また更なるフェーズへ
そう 終わらない 際限のない 僕らの楽園
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昨年でデビュー10周年を迎えたことで、グループとしての知名度は国民的なものとなった。11年目となる2016年は、グループだけでなくメンバー個人の活動も本格化している。これからは1人のアーティスト・タレントとしてステージに立つ機会もどんどん増えていくだろう。そういった今後の活動に対する思いが、この曲には込められている。
20周年に向けて次のフェーズに突入したAAAの7人。更なる飛躍を期待させる新曲「NEW」で、彼らの新たな一面をぜひ感じ取っていただきたい。
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TEXT:RECOTIC