1. 歌詞検索UtaTen
  2. 特集
  3. J-POP
  4. 歌詞コラム
  5. サザンオールスターズ
  6. 東野圭吾をインスパイアしたサザンオールスターズの名曲

【歌詞コラム】東野圭吾をインスパイアしたサザンオールスターズの名曲

このアーティストの関連記事をチェック

父の日にピッタリ!お父さんの歌特集!

映画「空飛ぶタイヤ」は長瀬智也主演!大…

東野圭吾。直木賞も受賞した、日本を代表する大人気ミステリー作家だ。輩出した数々のベストセラーの中には、『白夜行』や『容疑者Xの献身』などの映像化された作品も多く、ドラマや映画がきっかけで東野の小説を読んだという方も多いだろう。

公開日:2016年6月27日 更新日:2016年6月30日




東野圭吾。直木賞も受賞した、日本を代表する大人気ミステリー作家だ。輩出した数々のベストセラーの中には、『白夜行』『容疑者Xの献身』などの映像化された作品も多く、ドラマや映画がきっかけで東野の小説を読んだという方も多いだろう。

そんな東野の小説に『夜明けの街で』というのがある。横浜を舞台にし、不倫をテーマにした小説で、岸谷五朗や深田恭子が主演して映画化もされたのだが、サザンオールスターズの『LOVE AFFAIR ~秘密のデート』に東野が想起されて書いた小説だということをご存知だろうか。


---------------
夜明けの街ですれ違うのは
月の残骸と昨日の僕さ
二度と戻れない境界を越えた後で
嗚呼 この胸は疼いてる

振り向くたびにせつないけれど
君の視線を背中で受けた
連れて帰れない黄昏に染まる家路
嗚呼 涙隠して憂う Sunday

君無しでは夜毎眠らずに
闇を見つめていたい

マリンルージュで愛されて
大黒埠頭で虹を見て
シーガーディアンで酔わされて
まだ離れたくない 早く去かなくちゃ
夜明けと共にこの首筋に夢の跡

---------------

歌詞のスタートは「夜明けの街で」。まさに東野の小説のタイトルに引用されたフレーズが、この曲のシチュエーションを語ってくれる。まだ月明かりの残る街には、24時・25時・26時・27時・・・と君と一緒の"昨日"が続く僕が残されている。取り返しのつかない一線を君と越えてしまった。どうしようと困惑しながらも、胸の疼きが心地よく残る。

君を連れて帰りたい…けど、連れて帰れない。家で待つ愛妻や子供の笑顔が、僕を狂わせる。平安貴族も顔負けなほど儚げに、"後朝の別れ"を桑田佳祐が見事に表現する。

君のいないベッドでは眠ることなく、ただ暗闇を見ていたいと僕は言う。それは、豪華客船マリンルージュ、大黒埠頭でみた"虹"、迎賓館シーガーディアンなど、横浜での夢のようなデートが目を閉じるとフラッシュバックするから。

寝ている場合ではない。早く君に会いたい。レインボーブリッジ(虹)と横浜ベイブリッジを勘違いしているほど冷静さを欠いた僕の首には君からのキスマーク。首筋に浮気男の夢のあと!?松尾芭蕉も呆れるほどの乱心ぶりだ。

---------------
愛の雫が果てた後でも
何故にこれほど優しくなれる
二度と戻れないドラマの中の二人
嗚呼 お互いに気づいてる

棄ても失くしも僕は出来ない
ただそれだけは臆病なのさ
連れて歩けない役柄はいつも他人
嗚呼 君の仕草を真似る Sunday

好き合うほど何も構えずに
普通の男でいたい

ボウリング場でカッコつけて
ブルーライトバーで泣き濡れて
ハーバービューの部屋で抱きしめ
また口づけた
逢いに行かなくちゃ
儚い夢と愛の谷間で溺れたい

---------------

後半も浮気男主演のドラマは終わらない。悪いことをしているとはお互い気付きながらも、元には戻れないくらい君を愛し、バレたら元には戻ってくれない妻に僕は怯える。「私の上司です」と僕を紹介する君も慎重そのもの。僕も真似して「出来のよい部下で…」と君を紹介。

世間体を気にしながらコソコソ隠れる臆病者と自身を宣うくせに、僕のやることはやっぱり大胆。ボウリングを楽しんだり、ブルーライトバーで泣きながら語ったり…。一度踏み込むと不倫の良さにはまさに溺れてしまうのだろう。

もうすぐ夏。東野圭吾も魅了したこの曲の歌詞になぞらえ、カッコいい横浜デートをするのは良いが、不倫男の僕のように我を見失わないようにしよう

TEXT:田中利知 https://twitter.com/toshichika8855

1978年6月25日にシングル『勝手にシンドバッド』でデビュー。 1979年『いとしのエリー』の大ヒットをきっかけに、日本を代表するロックグループとして名実ともに評価を受ける。 以降数々の記録と記憶に残る作品を世に送り続け、時代とともに新たなアプローチで常に音楽界をリードする国民的ロ···

この特集へのレビュー

この特集へのレビューを書いてみませんか?

この特集へのレビューを投稿

  • ※レビューは全角500文字以内で入力してください。
  • ※誹謗中傷はご遠慮ください。
  • ※ひとつの特集に1回のみ投稿できます。
  • ※投稿の編集・削除はできません。
UtaTenはreCAPTCHAで保護されています
プライバシー - 利用契約

友情じゃなくて金の話?岡崎体育の『FR…

井上苑子の『線香花火』は、なぜ何度も「…