日本史愛に負けない、ラブソング
DJやついいちろう(エレキコミック)とのユニット・エレキシではやついの最新アルバム『Tropical Hour!!』のリード曲『トロピカル源氏』の楽曲提供・プロデュースを行い、
6月1日からは自身のオフィシャル・ファンクラブ「レキシ研究所」をスタートさせるなど、注目を集めてやまないレキシ。
斉藤和義や椎名林檎など数々の有名アーティストとコラボしたレキシの楽曲は、彼のそこはかとない日本史への愛を感じられる歌詞となっていますが、それだけではない、
ラブソングの究極の形ともいえる、いわゆるプロポーズ・ソングが彼の楽曲の中にもあったのです！！それは…『年貢 for you feat.旗本ひろし,足軽先生/レキシ』！！
年貢で描くプロポーズソング！？
レキシ扮する「庄屋さん」とやついいちろう扮する「農民」との睨み合いのシーンから始まるこの楽曲のMVの、日本史で習った「農民がお米で庄屋に納める税＝年貢」を巡ってバトルを始めちゃいそうな雰囲気とは裏腹に、
夏のドライブに出かけたくなるような清涼感溢れるメロディーに乗せて、レキシネーム：旗本ひろしこと秦基博が爽やかな歌声で歌う始まりの部分、
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そうやって引き延ばしてばかりで
いつまでたっても納めない
そろそろ業を煮やしてるね キミは
≪年貢 for you feat.旗本ひろし,足軽先生 歌詞より抜粋≫
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一見すると、年貢が納められていないことを指しているように思いますが、お付き合いが長くなるのになかなか彼がプロポーズしてくれない…というベテランカップルのことを歌っているようにも読み取れちゃいます(笑)
続いて、足軽先生こと、いとうせいこうの軽快なラップに乗せて歌われる
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僕ら今日から同じカレンダー かかるプレッシャー 愛サレンダー
≪年貢 for you feat.旗本ひろし,足軽先生 歌詞より抜粋≫
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という部分。「僕ら今日から同じカレンダー」というところから、人生の同じ日々を二人で歩んでいこう、とプロポーズする決意が伺えます♪
微笑ましく応援したくなる二人の姿
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待たせて ごめんねって おどけてみせる 僕に
あきれて 笑ってるそう 庄屋さん
≪年貢 for you feat.旗本ひろし,足軽先生 歌詞より抜粋≫
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長い間待たされた彼女が彼からようやくプロポーズされ、「しょうがないなぁ」と笑いながらOKしている光景が目に浮かぶようです(笑)
ここまで来ると、この歌に出てくる二人のこれからを応援したくなってくるのが不思議です(笑)
そして何度も出てくるサビの部分、
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このまま年貢 全部 キミに届けて
全部 年貢 for you
納めた Love you Love you キミに届け
≪年貢 for you feat.旗本ひろし,足軽先生 歌詞より抜粋≫
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リピートされていることで、彼女に対する「年貢」という名の愛が溢れてしまっていることが分かりますね(笑) そう、この歌には元々の年貢の意味と、いわゆる「年貢の納め時」＝「観念して結婚する」という意味があったのです！！
「年貢の納め時」というとどこか諦めも感じられるように聞こえてしまうかも知れませんが、この歌の中では、照れ隠しの意味も込められているようにも思えます。
6月、すなわちジューンブライドの季節でもあるので、結婚への一歩を踏み出す勇気がなかなか出ない男性は、この歌を聴きながら思い切って彼女に想いを伝えてみるのはいかがでしょうか。笑顔でOKしてくれること間違いなし！？かも知れませんよ♪
TEXT：Y.Fuku
