泣き歌の女王JUJU、そのきっかけ
今やJUJUと言えば、言わずと知れた「泣き歌の女王」ですが、彼女がブレイクする切っ掛けとなったのが『奇跡を望むなら…』と言う曲です。
バラードからアップテンポな曲までさらりと歌いこなす彼女ですが、この曲では、他の曲とは違う、力強く、どこか優しい歌声を聴く事が出来ます。
そんな彼女は、実はアメリカでジャズを本格的に学んでいたと言う事でも知られていて、今回紹介する『奇跡を望むなら…』はジャズの要素も入ったバラード曲なのですが、何より特筆すべきは歌詞が素晴らしい事でしょうか。
泣くよりも、笑った方が幸せになれる
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『奇跡を望むなら 泣いてばかりいないで
シアワセには ふさわしい 笑顔があるはず...』
夜明けを待ちながら 見つめるその先には
探していた 未来が 微笑む 両手を 広げて
≪奇跡を望むなら... 歌詞より抜粋≫
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「明けない夜はない」と言いますが、泣きながら辛い事が終わる事を待つよりも、幸せをを笑顔で迎える準備をしていれば、向こうから望んだ未来がやって来る…。
自分が辛い時に笑顔を作る事は本当に難しい事ですが、笑顔を作るだけで脳が「自分は幸せだ」と勘違いして、幸せ物質が分泌されるそうなので、自分の辛さも和らぐそうですよ♪
泣くとストレスが消えるらしいので、泣く事も凄く大事ですが、泣いてばかりの人よりも、いつも笑顔でいる人の方が一緒に居たくなるという心理と同じで、幸せも、いつも笑顔でいる人の側に行きたがるらしいのです。
例えば就職などでも、笑顔で明るい人と涙の痕が痛々しくて位の二人がいたなら、成績などが同じ条件だったら絶対笑顔の人を採用するでしょ?
失恋して辛い時や、人間関係に疲れた時、愛する者との突然の別れの時など、どうしようもない悲しみや苦しみを抱えてしまった時、涙を拭いて、笑顔を作って立ち上がる事は、新しいステージに向かうための大切なステップなのだと思います。
失恋したら相手と一緒にいた時よりも幸せに、人間関係に疲れたら自分を悩ませた人を自分が幸せになって見返す、愛する者と別れてしまったらその人が心配しないように幸せになる…。
全ての悲しみや苦しみの次のステージは、全部幸せに繋がっているはずです。
笑顔を忘れず、幸せになろう
そして、この曲はPVも素晴らしく、心が洗われるような涙が出てきます。幸せにふさわしい笑顔を自分に見出だすのは簡単じゃないのかも知れないけれど、鏡を見てニッコリ笑って、「この笑顔にふさわしいのは幸せだけ!」と言う笑顔と自信を手に入れられたら、最高にハッピーですよね♪
どんなに辛くても悲しくても、時には泣いてしまったとしても、笑顔を忘れずに幸せを迎えたいものです。
●『奇跡を望むなら…』MV
TEXT:rie-tong