1. 今後の方向性への思惑が交差する、基本に忠実なBAND-MAIDのメジャーファーストアルバム

今後の方向性への思惑が交差する、基本に忠実なBAND-MAIDのメジャーファーストアルバム

かつて80年代、アメリカにVIXEN、PHANTOM BLUEという2つの女性ハードロックバンドがあった。

2017年1月11日


この記事の目次
  1. ・プレゼント応募について
  2. ・BAND-MAID 最新情報
  3. ・ライブ情報
  4. ・BAND-MAID Profile


かつて80年代、アメリカにVIXEN、PHANTOM BLUEという2つの女性ハードロックバンドがあった。VIXENがビジュアルに重きを置き、かつメロディアスでキャッチ―なサウンドをコンセプトとしていたのに対し、PHANTOM BLUEはストレートな正統派ハードロックサウンドを前面に押し出し、サウンドの上ではまさに”男勝り”なイメージをアピールしていた。

衣装はメイド服、ライブを「お給仕」、観客を「ご主人様」「お嬢様」と呼ぶなど、奇抜なイメージが話題となっているBAND-MAIDだが、彼女らのこのサウンドはPHANTOM BLUEを初めて聴いた時のような印象を覚えた。

ハードロック/ヘヴィメタルというジャンルにカテゴライズされる彼女らのサウンドだが、そのサウンドイメージは混じり気すらない正統派なハードロックサウンドといえる。



 ハードロック/ヘヴィメタルは日本のアニメソング的ジャンルと非常に親和性が高く、近年登場するこのカテゴリのバンドのサウンドは、テレビアニメの主題歌にしてもおかしくないようなメロディー感と、キャッチ―なフックを多く含んでいる。先に断っておくが、この傾向は良し悪しという次元での話ではない。単にサウンド特徴がどのようなものかについて、言及している。

 対して2017年1月11日に発売されるアルバム『Just Bring It』で示している彼女らのサウンドは、敢えてその鮮烈なメロディー感を排し、80年代に発生したヘヴィメタルムーブメントで聴かれた、ベーシックなスタイルをとっているようにも感じられる。サウンドの核となる彩姫のボーカルは本格的なロックボーカルのスタイルで、アニメソングで聴かれるような軽い印象を微塵も感じさせない。

また曲構成についてもそれほど目立ったフックがあるわけでもない、むしろ現代のヘヴィメタルなどでよく聴かれるツーバスの16ビート的なリズムより、8ビートの堅実なビートをしっかりと走らせており、返って彼女らなりの骨太な疾走感を生み出している。

 また、作詞も堅実な印象を見せる一方で、しっかり作り込んだイメージが垣間見られ、完成度の高さは感じられる。例えば一曲目の「Don't you tell ME」では「Don't you tell a secret?」「Love me」「Give me」「Kiss me」「Tell me」などの、反復することでリスナー側の耳を掴みやすいキーワードが多く使われている。ライブに重きを置くバンドならではの配慮だが、対してAメロではアドリブ的なメロディーラインを感じさせながらも、よく聴くと非常に練り込まれてバランスよく仕上げた譜割り、メロディーラインが感じられる。



特にこの曲の最後に登場する「いつか 点と点が線になったように…」「円と円が重なった中心…」というように、意味的にもリズム的にも韻を踏むような構成をさりげなく入れているところに、何気に耳を引かれる。

 初っ端から続く「Puzzle」「モラトリアム」などの楽曲は、かなりヘヴィなサウンドで押しまくっており、往年のハードロック/ヘヴィメタルファンにはたまらないサウンドであるともいえるが、一方で「OOPARTS」「TIME」「Awkward」のようにメジャーキーでポップな印象を持つ楽曲もあり、よく聴くと意外にキャッチ―な要素も多く含まれている。

このコンセプトは、今後BAND-MAIDがどのような方向性を見せてくれるのか?という展望に対して様々な思惑を感じさせてくれる。例えばこのまま整然としたサウンドを突き詰めていくとは、非常に考えにくい。

演奏力、パフォーマンスは折り紙付き、近年海外でも高い評価を得ているという彼女らであれば、次にどのような変化を見せるのかは誰もが興味深い。その意味でもここでベーシックな音を提示したことには、非常に大きな意味を持っているのだ。



TEXT:桂伸也

プレゼント応募について

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沢山のご応募お待ちしてます♪

リリース情報

BAND-MAID メジャー1stフル・アルバム
『Just Bring It』


・初回限定盤(CD+フォトブック):CRCP-40485/¥3,426+税/ 全13曲収録予定
・通常盤:CRCP-40486/¥2,685+税/全13曲収録予定

【CD収録曲】
・secret My lips
・Awkward
・Don't you tell ME
・Puzzle
・モラトリアム
・CROSS
・So,What?
・you.
・TIME
・OOPARTS
・Take me higher!!
・YOLO
・decided by myself

※初回生産限定盤:パケージ初の写真集を付けたPHOTOBOOK&スリーブケース付き(全32P・オールカラーの写真集予定)
※CD収録曲は、初回生産限定盤・通常盤ともに同内容になります。

BAND-MAID (バンド メイド)

メイド服を纏い、“世界征服”を目標に掲げる女性5人組ロック・バンド。
2013年7月、秋葉原のメイド喫茶で働いていた小鳩ミク(Gt./Vo.)が“メイド”と“バンド”を組み合わせた「BAND-MAID」を思案し、Gt / Ba / Drを集め、BAND-MAIDを結成。
同年8月、彩姫(Vo.)が加入し,ツインボーカルの現体制となる。

MAID MEMBER
・MISA (Ba)
・小鳩ミク (Gt / Vo)
・彩姫 (Vo)
・AKANE (Dr)
・KANAMI (Gt)

~ありそうでなかった、メイドによるガチのロック・バンド~
衣装はメイド服で、ライブを『お給仕』、観客を『ご主人様』・『お嬢様』と呼び、メイドワールドを展開する一方で、その世界観とは相反するハードなロック・サウンドを武器に観る人を魅了し、Facebook に公開した「Thrill(スリル)」MV は、たった 2 週間で 200 万再生を記録。YouTube でも公開 1 年を経たずして 100 万再生を記録。
既に日本だけに留まらず、海外のご主人様、お嬢様にも熱狂的に受け入れられており、2016 年 3 月には初の海外お給仕となるアメリカ・シアトルで開催された"Sakura-Con"に出演し、3,000 人を超える動員を記録。
同年 6 月には、英レーベル「JPU records」とライセンス契約を締結し、ヨーロッパ圏でのリリースも開始。
2016 年 10 月から、世界 8 ヵ国 9 箇所で行われるワールドツアーが決行し、各地で大熱狂のお給仕を展開した。
同年 11 月にはメジャー1st シングル、2017 年 1 月にはメジャー1st アルバムを立て続けにリリースし、国内外で大きな反響を呼ぶことは間違いない。2017 年は、世界規模でメイド旋風が吹き荒れる。

BAND-MAID オフィシャルWEB

http://bandmaid.tokyo

BAND-MAID 最新情報

ライブ情報

BAND-MAID お給仕TOUR Autumn-Winter 2017 『「燃えたの?萌えたの?どっちだったの?」〜燃 vs 萌〜 』

・2017年12月9日(土)@Zepp Divercity TOKYO
OPEN 17:00 / START 18:00
チケット 前売り(税込):¥4,320 / 当日:未定
オールスタンディング
・オフィシャルHP1次先行
◼︎抽選先行(ローソンチケット)
受付期間:9/24(日)21:00〜10/2(月)23:59
問合せ先:クリエイティブマン
問合せ番号:03-3499-6669

BAND-MAID お給仕TOUR Autumn-Winter 2017
「燃えるの?萌えないの?どっちなの!?」

9/24(日) 札幌cube garden ※SOLD OUT
9/29(金) 熊本B.9 V2
10/1(日) 福岡DRUM LOGOS
10/6(金) 仙台darwin
10/8(日) 金沢EIGHT HALL
10/13(金) 大阪 味園ユニバース
10/15(日) 名古屋ダイヤモンドホール
11/17(金) 岡山CRAZYMAMA KINGDOM
11/18(土) 広島クラブクアトロ
11/24(金) 新木場STUDIO COAST ※ツアーファイナル ※SOLD OUT

■BAND-MAID WORLD TUR 2017 Burn! Burn!BAND-MAID Moe Moe Cune (海外ワンマンお給仕ツアー)
2017/10/22(日) 台湾:Jack Studio
2017/10/29(日) 香港:HMV kafe
2017/11/03(金)イギリス・ロンドン:O2 Academy Islington
2017/11/04(土)フランス・パリ: La Boule Noire
2017/11/05(日)ドイツ・ボーフム:Zeche
2017/11/08(水)ドイツ・ベルリン:Bi Nuu
2017/11/09(木)ドイツ・ミュンヘン:Backstage
2017/11/12(日)スペイン・バルセロナ:Salamandra

BAND-MAID Profile

BAND-MAID オフィシャルWEB
http://bandmaid.tokyo

【歌う動画トップテン:1/16付】今週…

小説をモチーフにしたACIDMANの「…