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今大注目のバンドSHE’Sが初のフルアルバムリリース!プルースト効果で過去に清算を…。【インタビュー】

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今大注目のバンドSHE’Sが初のフルアルバムリリース!プルースト効果で過去に清算を…。

公開日:2017年1月26日 更新日:2018年3月29日

Interview

愛香


この記事の目次 []
  1. ・SHE’S インタビュー
  2. ・SHE’Sとは
  3. ・初のフルアルバムについて
  4. ・『Freedom』について
  5. ・『プルースト』について
  6. ・最後に
  7. ・プレゼント応募について


フルアルバムをリリースするSHE’Sにインタビュー!バンド名の由来、初のフルアルバムについて、曲作りのきっかけに至るまでをボーカルの井上竜馬にインタビューしました!

その模様をご覧ください!

SHE’S インタビュー



SHE’Sとは

──まずは、SHE’Sというバンド名の由来について教えて下さい。

井上竜馬(以下、井上):海外のピアノロックバンドを聞いて、いいなと思ったのがやろうと思ったきっかけなんですけど、そのバンドは “透明感”とか“幻想的”っていうサウンドのイメージがあったんです。その“透明感”とか“幻想的”っていう言葉にピッタリな女の子が学生時代の同級生に必ず一人はいたんですけど、この子は何を考えているかわからないような雰囲気というか風貌だったんです。それで、「She is…」ってわからないからそのまま「SHE’S」というバンド名になりました。


──ピアノバンドを良いなと思って始めたということでしたけど、ピアノ自体は前から?

井上:そうですね。7歳から15歳までやっていました。


──その頃からピアノを弾いて歌うアーティストになりたいというイメージがあったわけではなかった?

井上:全然なかったですね。ピアノは単純に、いとこがやっていてかっこいいなって思ったから始めました。


──アーティストになりたいという意識はいつから?

井上:10代限定の「閃光ライオット」っていうフェスがあって、そのファイナリストに残ったのがきっかけで、やっていこうかという風になりました。


──作詞作曲どちらも井上さんがされていますけど、曲を作る際にどの曲にも共通して意識していることやこだわりってありますか?

井上:歌詞については、曲作っている時に英語で歌ったりとか、突発的に出てきた日本語でも英語でもない謎語で歌ったりもするんですけど、基本的に英語っぽく歌って、その語感に当てはまるように歌詞を書いていくっていうことを意識して書いています。


──それはそのピアノロックバンドの影響があって?

井上:というより、聴いていて一番耳に入ってくる母音の並びが自分の中でもあるなら聴き手にもあると思ったから重視しています。


──それでは曲を作る時に先に作るのは?

井上:メロディーからですね。詞から書いたことはないです。ある程度テーマは決めておいてメロディーと、ある程度アレンジまで考えてから詞を書きます。


──歌詞はご自身の体験から?それともリクエストやフィクションなども入ってる?

井上:9割以上は自分の体験ですね。今回の収録曲も全部自分の体験です。

ちょっと昔の3rdミニアルバムに入っている『信じた光』っていう曲はキングダムハーツってゲームのストーリーに感動して作ったものです。その他にも2年以上前の曲には幾つかゲームから生まれたものがありますね。


──井上さんの歌詞はストレートな言い回しではなく、資料の言葉を借りると“文学的”な表現が多いですが、そういう語彙力や感性はどういったことで磨いてこられたんですか?

井上:そう言っていただくことも少なくないんですけど、自分の歌詞を文学的と思ったことがないし、語彙力がある方だとも思っていないんですけど、でも、小説や映画は好きでよく読んだり観ていたりしました。大学を途中でやめたんですけど、映像学科で映像を作る学校に行っていたのでそういうところもあるんですかね。


──どういったジャンルの本や映画を?

井上:本は結構ヘビーなテーマを扱ったものが多かったです。映画はそうでもなくて日本の映画だったら映像美を重視していて、海外の映画だったら近未来SFチックなものとか宇宙がテーマのものが好きです。


──今現在、プライベートな時間とか空いている時間は何をされますか?

井上:休みが見つかったら曲を書かないとって基本追われています(笑)。


初のフルアルバムについて



──それではそんな中作られた今回のアルバムについて伺っていきたいと思います。今回のアルバムは曲と同じようにテーマを決めてから作り始められたんですか?

井上:前回のシングルを録り終えてから作り始めて、『Morning Glow』『Tonight』『Stars』は入れる予定だったんですけど、序盤の方で『プルースト』っていう曲が出来てから“プルースト効果”っていうのを使ってアルバムを作ろうっていうのを決めました。

──プルースト効果ですか。

井上: 以前、絵画がきっかけで昔見た景色とリンクして当時を思い出したことがあって、この現象に名前はないのかなって調べたら、“ある条件がきっかけで記憶が呼び覚まされる”ことが「プルースト効果」ということを知ってアルバムのテーマにしました。


──それではアルバムタイトルに込めた意味について聞かせてください。

井上:“記憶”っていうもの自体を“花”に例えていて、それが11曲あるから“花束”に。記憶って時間が経ってしまうと自分の中で美化されてしまって美しいものになるから花にたとえました。


──ジャケット写真のこだわったところは?

井上:忘れていた過去に戻って明確にして自分を受け入れていくっていうアルバムだから、今までフィルム写真で撮っていたんですけど、デジタルにしてパキッと高画質の写真にしたいっていうのがありました。


──初のフルアルバムですが、制作中大変だったことは何かありましたか?

井上:曲のバラエティを意識したからこそバランスを取るのがすごく難しかったです。この倍くらい曲を書いていたんですけど、そこから自分の中で選ぶのに時間がかかりました。最後にもう1曲欲しいなって思って『パレードが終わる頃』を作ったりもしました。


──具体的に、バランスにおいてどういったところを特に意識されたんですか?

井上:一番に聴き手を意識しました。できるだけ客観的に聴いてみて、アップテンポがあってミドルがあってスローがあってっていうバランスを考えましたし、SHE’Sっていうバンドのブランディングというか、自分たちのやりたい事とお客さんの求めているところのバランスっていうのも考えました。


──ではアルバムは1曲目から順番に通して聴いてもらいたいような。

井上:そうですね、できるだけ。頭の3曲は導入部分なんで、スカッと明るくて開ける曲、『Say No』と『Tonight』は、それまでと一転してちょっと深い蒼色みたいな感じ。そこから『グッド・ウエディング』『パレードが終わる頃』『Freedom』でまた気分を上げていく、みたいな。
最後の『Ghost』『プルースト』の流れはアルバム制作の初めの頃から決めていて、最終的に『Running Out』の置き場所に少し困ったんですけど、今の位置がベストかなって思いながら、あまり試行錯誤せずに曲順はスッと決まりました。


──レコーディングで印象に残っている曲はありますか?

井上:『プルースト』は、ピアノではなく、スタジオにあったリードオルガンを使ったんですけど、リードオルガンってペダルを左右交互に踏んでアコーディオンみたいに空気を送って音を出すんですよ、、、手と足を一緒に動かしたことがないんで「むずい!できひん!」って一人で言っていましたね。リードオルガンの習得に時間がかかりました。


──井上さんにとって新たな挑戦もあったんですね。初のフルアルバムはSHE’Sにとってどんな1枚になったでしょうか?

井上:SHE’Sの現状のベストっていう感覚で出せたし、メジャーファーストっていうのもあって今回で知ってくれる人も増えるんじゃないかって思うので、SHE’Sっていろんな曲ができるバンドだよっていうのを提示できる、バラエティーに富んだアルバムになったかなって思います。


『Freedom』について



──それでは楽曲についても詳しくうかがっていこうと思います。リード曲の『Freedom』を作るきっかけとはなんだったんでしょうか?

井上:ラジオのメッセージとかで、「今年は受験生なのであまりライブに行けないですが…」とか、「受験が控えているがここからどうしたらいいのか」っていったようなものが多くて。自分の18歳とか19歳の時ってどうだったかなって考えて、その時のことを書こうと思いました。
進路もそうですけど、あの頃って“未成年”とか“高校生”とかある程度縛りがあるせいで、盲目的に“自由”が欲しいって言っていた気がして。今24歳になってその事について感じる事を歌ったら、誰かの“自由”に対する答えを導いて、見える世界も変えられるんじゃないかなと思って書きました。



──井上さんご自身の18歳19歳の頃はどちらかというと自由を追っていたような?

そうですね、バンドもやっていたし、勉強もしたんですけど結局映像学科に入ったし。悩みつつもしっかり自分で選んでこれたかなって思います。


──“自由”という意味の『Freedom』ですが、同じような意味の言葉で“Liberty”などもありますよね。『Freedom』を選ばれた理由は?

井上:単純にサビを作った時に“Freedom”っていう言葉が出てきたからというか、しっくりきたので。“Liberty”は戦って勝ち得た自由というイメージなのでそことはまた違うかなっていうこともあります。


──この曲の中で井上さんが特に気に入っているフレーズってありますか?

井上:「理屈じゃないものに動かされてる」ですかね。このフレーズは語感というよりも、サビの最後なのでメッセージ性が強い1行にしたいと思って書きました。人って目に見えないものを信じたいし、理屈で表現できないものに突き動かされているっていう想いを入れたかったです。


──この曲に限らず、井上さんの歌詞は考えを押し付ける風でも、答えをはっきり言うわけでもなく、聴いた人それぞれが自分の考えや意志を持てるような歌詞ですよね。

井上:『Freedom』は特に“自由”ってもの自体のことを自分で考えて答えを出すことが何よりも大事かなって思ったから、あえて自分の持っている“自由”は明記せずに書きました。


──メロディーやアレンジでこだわったところは?

井上:メロディーはスタジオでセッションしながら作りました。メッセージもシンプルなものなので、過剰に上乗せしていかないようにっていうことは全員が意識してやっていました。


──レコーディングで印象に残っているエピソードはありましたか?

井上:最初は4人で一緒に録って、ドラムが良いテイク録れればそこからバラバラに録っていくんですけど、『Freedom』はバンドにとって得意なタイプの曲なので、そんなに時間もかからずスムーズに行きましたね。ヴォーカルのレコーディングも曲によってはブロックで録ったりもするんですけど、頭から最後まで一気に録り切るのを3〜4回やって決まりました。


『プルースト』について



──アルバム制作期間のはじめの方に出来たそうですが、プルーストという曲はどう言った想いで作られた曲なんでしょうか?

井上:プルースト効果を用いて、自分の過去に戻って自分の情けないところとか恥ずかしいところと、ちゃんと向き合って清算したかった、ケリをつけたかったっていう気持ちが大きかったからこのテーマでアルバムを書いたんですけど、『プルースト』はその中でも、ある人にケリをつけたくて書いたものなんです。
別れた人に向かって歌う曲はいくつかあるんですけど、その対象はどれもその人なんです。だけどこの曲で最後にしようと思ったというか。




──そうなんですね、最後にしようと思ったきっかけが?

井上:クロード・モネ展に行った時に、その人と一緒に行った高原みたいな場所のことを思い出して、“ほんまに最後にしよう”って思えたからです。サビにも「Goodbye to you, good love for me」って“さよなら、良い恋でした”っていう言葉も出てきたりしています。


──もしかしてその人って『海岸の煌めき』にも出てきますか?

井上:そうですね(笑)、一瞬出てきます。


──『Morning Glow』に出てくる“あなた”は?

井上:これはリスナーのことです。今まで出会ってくれた人も、これから出会う人も一緒に次の景色に連れて行きたいっていう曲です。




──『プルースト』の中からも特にお気に入りの歌詞を伺ってもいいですか?

井上:難しいな…、「胸のボタンは一つずつ 子供のように掛け違え」っていうところですかね。ボタンの掛け違えは君と僕とのすれ違いを表しているんですけど、“上手っ!”って自分で思いました(笑)。


最後に



──『Freedom』『プルースト』以外の楽曲でピックアップしておきたい歌詞は?

井上:『プルースト』の一つ前に収録されている『Ghost』っていう曲は、2ndシングルのカップリングでバラードを作ろうって時に5曲ぐらい候補があった中の1つなんです。だから『プルースト』より前に作った曲なんですけど、思い返せば、過去のもの失くしたものばっかり追いかけてフラフラと考えてるなって思って、幽霊よりよっぽど人間の方が幽霊みたいに生きてるってところからこの曲を作って、「愛の記憶に従い 彷徨う亡霊」っていうフレーズはアルバムを通してのテーマ感に合っているんだろうなって思いました。



──それでは、これからSHE’Sとして井上さんが掲げている目標というか、見ている未来は

井上:今までに挑戦したことのないジャンル、例えばダンスミュージックとか、UKとかUSで流行っているサウンド感もやってみたいなっていう気持ちもありますし、その中でも歌詞は今まで通り日々自分や人と向き合っていく中で感じたものを書いていきたいなって思います。

──最後に、このインタビューを見てくれた皆さんに一言お願いします。

井上:歌詞を見ながら聴いて考えて欲しいっていう希望もあるんですけど、このアルバムが聴いてくれている人の何年後かにプルースト効果をもたらすきっかけになって欲しいなって思います。
だから積極的にデートの車の中とかで流してもらえれば(笑)!

Interview:愛香
Photo:片山拓

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聴けば、きっと囚われる。 旋律に愛されたバンド。 メンバー全員大阪出身の次世代ピアノロックバンド。 2012年「閃光ライオット」ファイナリストを契機にその高い音楽性が一気に注目を集め、2016年6月にメジャーデビュー。 全作品のソングライティングを担う井上竜馬が奏でるピアノをセ···

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Release Info

2017年1月25日(水)発売
1st ALBUM『プルーストと花束』


■初回限定盤(CD+DVD):TYCT-69113 税抜3,500円
※初回限定盤バンドルDVD:Acoustic Live in Tokyo and Osaka(仮)

■通常盤(CD):TYCT-60096 税抜2,800円                        
                                             ※初回限定盤&通常盤 共通
●収録楽曲:メジャーデビューシングル「Morning Glow」、セカンドシングル「Tonight」「Stars」を含む全11曲収録

1.Morning Glow
2.海岸の煌めき
3.Stars ※MBS/TBSドラマ「拝啓、民泊様。」オープニングテーマ
4.Say No
5.Tonight
6.グッド・ウェディング
7.パレードが終わる頃
8.Freedom (リード曲)
9.Running Out
10.Ghost
11.プルースト

アルバムタイトル「プルーストと花束」について

20世紀を代表する小説と言われる仏文学者マルセル・プルーストによる「失われた時を求めて」マドレーヌの味によって幼少期の記憶が鮮明に蘇るというこの小説内の設定からとあるきっかけで無意識下の記憶が蘇る経験のことをこの小説に倣って「プルースト効果」と言われます。

SHE‘Sのソングライター井上は、メロディーの断片や歌詞の中の一言に導かれながら、彼の記憶の中に眠っていた光景を蘇らせてひとつの曲にする、という試みをテーマにこのアルバムを完成させました。
それは彼の原風景への旅であり、そのひとつひとつは喜びばかりではなく悲しみをも呼び覚ます、痛みを伴う挑戦でした。
かつてあった世界。それは誰の心の中に今も眠り続け、とあるきっかけで目を覚ます。
もう会えない人、その人にもう一度出逢えたら、何を贈ろう?そのきっかけとなる音楽がこのアルバムに束ねられています。
その人に手向けた花束のように。


PROFILE



 聴けば、きっと囚われる。メンバー全員大阪在住の1992年生まれの次世代ピアノロックバンド。「閃光ライオット2012」のファイナリストに選出され、全国から注目を集める。
これまでの3年間でミニアルバム3作品リリースし、6月に発売されたメジャーデビュー作「Morning Glow」はiTunes総合アルバムチャート1位を獲得。
7月に東名阪CLUB QUATTROで開催された対バンリリースツアーはSOLD OUT。
全作品のソングライティングを担う井上竜馬(Key & Vo.)が奏でるピアノをセンターに据え、エモーショナルなロックサウンドから心を鷲掴みする珠玉のバラードまで創り出す。
壮大なスケール感を生み出すいま注目のバンド、SHE’Sが10月19日に2nd Single「Tonight / Stars」をリリース。
2017年1月に初のフルアルバム『プルーストと花束』のリリースが決定。

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