耳に残る音楽性で話題を呼ぶバンド
ポップな音楽性と中毒性のある歌詞でめきめきと頭角をあらわしてきているバンド、KANA-BOON。
みなさんはこのバンド、既にチェックされていますか?邦楽ロック好きでまだ聞いたことないというかたがいたら、今からでも要チェックですぞ!
まずはバンドの簡単なプロフィールから見ていきましょう。
KANA-BOONってどんなバンド?
KANA-BOONは、大阪府堺市出身の4人組ロックバンド。・谷口 鮪 (ボーカル、ギター)
・古賀 隼斗 (ギター、コーラス)
・飯田 祐馬 (ベース)
・小泉 貴裕 (ドラム)
代表曲は『ないものねだり』『盛者必衰の理、お断り』『フルドライブ』など。
2014年3月、第6回CDショップ大賞最優秀新人を獲得。あちこちのCDショップでよくピックアップされていました。
筆者が知ったのは遅まきで『フルドライブ』の頃でした。テクニックをひけらかすわけではないけれど確かな演奏力が楽曲ににじみ出ていてグッと惹かれました。
ギターとベース、ドラムというシンプルな構成が紡ぎだす正確かつ力強いリズム。メロディアスで器用だけど男らしく武骨さもあって、全体的にロックらしくて良いなと思ったのが最初の印象でした。
そんな彼らの次なる代表曲になりそうなのがこの曲。『なんでもねだり』です。
タイトルからして代表曲『ないものねだり』のアンサーソングっぽいけれど…?果たしてその気になる内容はいかに…!
なんでもねだり
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甘い甘いアイスクリームのよう
触れただけで溶けそうだ
白い白い素肌が透けるようだ
まるで今朝のミルクみたい
もう両手いっぱい
ハイヒールとバッグと
人気のタルトと、まだあるの?
あれがほしい、これがほしい
わがままな君に見とれてる
あれがほしい、それもほしい
わがままな君が好きさ
≪なんでもねだり 歌詞より抜粋≫
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『ないものねだり』のあのカップルの話…!?
買い物好きのわがままな彼女を見つめる彼氏の気持ちでしょうかね。男子としては分かるけど分かりたくないような複雑な心境ですね(笑)
ないものねだりでは別れ際と思われる男女の喧嘩が描かれていました。歌詞の中に「新しいお店が出来たんだってさ、連れてってやりたかったのにな」なんて会話もありました。
そのカップルのうまくいっていた頃の話なのかなと想像力を働かせることは出来ますが…。どうやら『ないものねだり』とは何の関連もないようです(笑)
ただ、こういうファンの反応も予想していたのか、PVは関連づけたものが別verとして作られたそうです。
今回見事にファンの気持ちをひっかきまわしてくれたKANA-BOON。これから今まで以上に邦楽ロックシーン全体をひっかきまわしていってほしいですね。
TEXT:杉原潤