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【動画コメント】自分の曲に絶望していた…。曲を書くごとに成長する桐嶋ノドカの魅力とは。

テレビ東京のドラマ「ラスト・ドクター ~監察医アキタの検死報告~」の主題歌に急遽「Wahの歌」が起用されたことで世間に名を轟かせた桐嶋ノドカが7月29日に待望のミニアルバムをリリース! UtaTenはいち早く独占インタビューを行いました!
テレビ東京のドラマ「ラスト・ドクター ~監察医アキタの検死報告~」の主題歌に急遽「Wahの歌」が起用されたことで世間に名を轟かせた桐嶋ノドカが7月29日に待望のミニアルバムをリリース!
UtaTenはいち早く独占インタビューを行いました!

インタビューに入る前の雑談で、実年齢より若く見られるという話で盛り上がり、「大人っぽくならなきゃ!」と、空気を和ませてくれた桐嶋ノドカさん。
とても気さくで笑顔が絶えない素敵な女性です。


▽【UtaTen】桐嶋ノドカからのメッセージ

動画コメントでは、アルバムと収録楽曲「風」について簡単なメッセージをいただきました!

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「歌っていることが私の魂の燃えるところ… / by 桐嶋ノドカ」


そう語る桐嶋ノドカさんの詳細なインタビューの模様はコチラをご覧ください!

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▽桐嶋ノドカへインタビュー
――― ついにメジャーデビューということで、今のお気持ちを聞かせて下さい。

桐嶋:はい。プロデューサーの小林武史さんと出会ってから3年準備期間があってのメジャーデビューということで、それまではずっとライブ中心に活動をしてきたので自分の中でメジャーデビューはそんなにびっくりしたというわけではなくて、歌と向き合ってきた中で一段階段を上がったという感覚で冷静に受け止めています。
周りは私がそうやって歌をやってきたことを知ってるから、ついにCDになるんだねってすごく喜んでくれていますね。



――― 初めて人前で歌ったのは小さい頃の音楽教室で。ということですが、人前で歌うことに関してデビューしてから変わったことはありますか?

桐嶋:楽しいと思って自分が感じるままに歌うというところは変わっていないけど、ただ自分が楽しいだけだったのが、歌を聴いてくれる人が喜んだり心地よく思ったり楽しんでもらうためにはどうしたらいいのかっていうのを考えるようになりました。


――― では、やはりライブ前とかにパフォーマンスのことを考えたりしますか?

桐嶋:考えますね。
でもできるだけ人に「楽しいでしょ!?」みたいな強要はしたくなくって、できるだけ自分が楽しんでいる姿を見て自然と楽しいと思ってもらえたらいいなと思っているので、自然な気持ちでパフォーマンスするっていうことを本番前は考えます。



――― 今後はアーティストとしてどんなところを見てもらいたいですか?

桐嶋:そうですね、私は歌が好きで歌っていることが私の魂の燃えるところというか。それがあって初めて生きてるって実感できる瞬間だから、そんな私の生き様を見て元気になってくれる人がいたらいいなっていう風に思っています。


――― ハンドペイント歌詞という個性的な表現方法をしている桐嶋さんですが、ハンドペイント歌詞を描こうと思ったきっかけは何かありましたか?

桐嶋:私は親も姉もいとこも美大に通っていてみんな絵が描けるんですよ。私はそうではないけど絵を描くのが好きで、「Wahの歌」が出る時に曲のイメージだとか頭の中に見えていたものを音以外で形にできたらいいなって思って描きました。


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デビューの裏で自分の歌に絶望していた桐嶋ノドカ。
今回のミニアルバム収録曲について聞いてみました。
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▽「風」
――― 「風」を聴いた印象は、曲中の風はずっと向かい風や逆風のようでしたが、最後の最後に追い風の意味に変わったように思いました。この曲を作った時の桐嶋さんはどんな状況にいて、どんな気持ちでこの曲を書いたんですか?

桐嶋:「風」はデビューが決まってから書き始めた曲で、デビュー曲っていうようなイメージで書き始めたんですけどなかなか書けなくて、すごく時間がかかりました。
自分の歌に絶望していたというか、デビューまで3年過ごしている間に歌が好きって気持ちだけでやってきたのが、だんだん”売れる音楽”って何だろうとか人に嫌われたくないとかそんなことでがんじがらめになってピュアな気持ちで歌えないって感じたことがすごく苦しかった時期でした。
このまま進んで行くわけにはいかないけど、この先ピュアな気持ちだけでまた歌えるのかわからなくて自分に自信が持てなかったっていうのがそれこそ逆風だったし、デビューが決まって周りのスタッフさんも自分も嵐のように動き回っている状況はまさに風の中にいるというイメージで書いた曲ですね。



――― アーティストとして活動している人や歌詞を書く人ってきっとみんなそういうことを考える時期ってあるかと思います。桐嶋さんはもう自分の中での答えというのは見つかりましたか?

桐嶋:そう、本当にこの「風」を書きながら見つけていったという感じです。
本当に絶望してもうだめかもしれないって思って、未来に希望も持てないし今までやってきたことも間違いだったのかなんて考えてしまう状況の中でそれを越えて行くのって、今自分ができるベストのことを淡々とやっていくしかないんだってことに気づいて、たとえそれが人から見たらカッコ悪くてもとにかく今一生懸命生きてやっていくことで私自身が救われました。
これからも大変なことの方がいっぱいあると思うんですけど、無理矢理にでも自分を頑張らせることでエネルギーも生まれて、恐怖も取っ払ってとりあえず前に進む。そうやって生きて行けばいいんだなって気づいたら色々吹っ切れて楽しくなってきました!



▽「ボーダーライン」
――― この曲は、タイトル、歌詞、メロディ、構成どれをとっても完璧で、その全てがリンクしているというふうに感じたんですが、この曲ができるまでのエピソードを教えてください!

桐嶋:あぁ、すごくうれしいです。
この曲は2.3年前に書いている曲で、当時はまだ大学に通っていて音楽をプロとしてやっていきたいと思っているのに大学生活という日常に飲み込まれている自分に腹がたっていて、このままじゃいけないし現状に嫌気が差している状況を取っ払って飛び出していきたいって気持ちが「ロケットに乗って急上昇」っていう歌詞に繋がった曲です。
その当時の”こうしたい”っていう願望を書いた曲になっていますね。



――― これもやっぱり書いてみて変わりましたか?

桐嶋:そうですね。やっぱり書きながら自分が言いたかったこととか、どうしていけばいいのかってことがわかったりするので。
書いてみたらそれだけでも前に進めた気持ちになるし、人前で歌うとそれが自分自身になっていくというか。



▽「Wahの歌」
――― 「Wahの歌」のタイトルや歌詞にWahと入れたのにはどんな意味があるんですか?

桐嶋:「Wahの歌」のタイトルはサビのメロディだけできている状態の時に小林さんがつけたもので、Wahっていうのは普段人に言えない気持ちとか、モヤモヤしながら外にだせないでいるものを言葉にしたものなんです。Wahってありのまま叫んでいくような曲がいいねって。


――― では小林さんとは曲のイメージや世界観は共有できていたんですね。

桐嶋:そうですね。小林さんからWahって言葉が出てきた時にすごい共感できました。
私自身も性格的に人に素直に伝えられなかったりはっきり意見が言えなかったり、引っ込み思案になって言葉で表現しきれないから歌にしてきたので、そことWahって言葉がすごくリンクして、それそれ!って納得した勢いで書き始められてすごく面白かったですね。



――― 意外と引っ込み思案というか、自分の意見を言えないタイプだったんですね。

桐嶋:ちっちゃい時からお姉ちゃんの後ろについて遊んでいたし、自分から何かするっていうのがすごく苦手だった子供でした。
人前で歌っているとそんな風に見られないけど、本当はそんな強い人間ではないというか普通の人間だし、そうやって自分が出せなくて悩んだりもしてきたので歌に出会ってすごく救われたと思っています。



――― では桐嶋さんの歌を聴いて、同じようにアーティストを目指そうって思ってくれる人がいたらうれしいですね!

桐嶋:そうですね!
自分の殻に閉じこもっちゃう人が、私の歌を聴いて勇気がもてたりしたら本当に私は嬉しいなって思います!



▽今回のアルバムで一番気に入っている歌詞。

――― 今回のミニアルバムの中で一番気に入っている歌詞っていうのはありますか?

桐嶋:風かな!風の一番のサビ「夜明けの光さえ忘れそうだ それでも今をただ 生きてみるしかないんだろう」っていうのは本当に苦しんでいないと出ないんだろうなってのは思いました。


――― では、その時期を乗り越えられた自分をちょっと誇りに思えたり…?

桐嶋:そうですね、自分が絶望していても希望があるって信じたらなんとかやっていくことができるかもしれないって思えるけど、希望もないかもしれないって状況でもちゃんと乗り越えてこれたのはすごくよかったなぁとおうか、ほっとしていますね。


▽ラジオで生歌を披露して…。

――― 桐嶋さんはFM802のRADIO MASTERS内のコーナーでパフォーマンスもされていますね、「Chandelier」をカバーした回の放送を聴いて鳥肌が立ちました。
生放送やラジオは強いのですか?


桐嶋:たぶん強くはないです、そのラジオは何度も出演しているんですけど毎回プルプルプルって震えるくらい…。ライブもだし、ラジオも常に緊張しますね。
でもカバーするのは好きというか。人が書いた歌詞をどう理解してどう表現していくかってところが私の歌の根本的な始まりというか、それが楽しくてやっていたので今でもカバーを歌うのは好きです。



▽最後に…

――― それでは、今後の目標を教えてください!

桐嶋:今までライブでしか会えなかったものが、やっとこうやってCDになって広い範囲で聴いてもらえるようになったってことは私にとって大きな出来事だから、できるだけ広く色んな人に聞いてもらって、聞いてくれた人がライブに集まってくれて、大きいライブ会場で歌えたら嬉しいなって思います。
ですし、ずっと歌が好きで歌を原動力に生きていきたいので、そんな意志や生き様を歌で表現したのがちゃんと人に伝わって、幸せになってもらえたりと頑張る力になったりだとか、心に響く歌を歌い続けられたらな。と、思います。



――― UtaTenをご覧の皆様に一言お願いします!

桐嶋:はい!私はいつも自分の心と向き合いながら、苦しみながら、歌詞を紡ぎだしているので、歌と一緒に言葉も見てもらえたら嬉しいなって思います。よかったら聞いてください、そして歌ってください!

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by 桐嶋ノドカ

-----▽インタビュアー愛香の感想-----
長いインタビューだったにも関わらず、終始笑顔でひとつひとつの質問に丁寧に答えてくれた桐嶋ノドカさん
デビューの時期に自分の歌に絶望していたという苦しい時期を乗り越えて、新しい自分と自分の根本にある気持ちと共存する術を見つけた、そんな彼女だからこそ本当に悩んでいる人の心に響く歌詞やメロディが紡ぎだせるのだろう。
作詞、作曲、カバー曲歌う姿勢、どれをとっても個性と魅力が光る。そして曲を書くごとに成長する彼女の新曲が今から待てない!!

そして7月30日に大阪、8月12日に地元横浜の"よく行くCDやさん"でインストアライブがあるそうで、「CDを引っ提げてのインストアライブは初めてなので是非聞いてほしいし、楽しみたい!」との意気込みを聞けました!これはもう行くしかない、皆さんも是非足を運んでみてはいかがでしょうか!

Interview&TEXT:愛香

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■■リリース情報
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タイトル:round voice
発売日:2015年7月29日(水)
品番:AZCS-1046
価格:¥1,600(tax out)
収録楽曲:
M1.風
M2.キミのいない世界
M3.ボーダーライン(album ver.)
M4.Wahの歌(album ver.)
M5.世紀末のこども

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レコーディングエンジニア 井上うに氏コメント:
 一耳惚れなどほとんどしないのだが、桐嶋ノドカの声にやられた。
同じ空間にいるだけで暖かくて幸せな空気が充満していく。
桐嶋ノドカを全世界の全家庭に一匹ずつ置いとけば、世界平和も夢じゃないのではと、本気で思う。
問題なのは、CDなんかの小さな器では奴の魅力はおさまりきらないことだ。

■■ライブ情報
8/4(火)Girls Factory 2015 @東京都 国立代々木競技場第一体育館
他出演者:ももいろクローバーZ / 岸谷香 / miwa / 3B junior(オープニングアクト)/ and more
MC:南明奈
8/29(土)音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2015〜夏の終わりに2015〜 w/安藤裕子、Salyu

■■桐嶋ノドカprofile
桐嶋ノドカは、昨年夏にデビュー前ながらテレビ東京のドラマ「ラスト・ドクター ~監察医アキタの検死報告~」の主題歌に大抜擢され大きな話題を呼んだ。しかしその後もデビューはせずライブを中心に活動しており、CDリリースを熱望されていた注目の新世代アーティスト。

 3歳からピアノを始め、聖歌隊、合唱部と物心ついたときから歌と共に生きてきた彼女。2012年に音楽プロデューサー小林武史氏との出会いにより楽曲制作をスタートし、3年という時間をかけてついにメジャーデビューが決定した。

昨年春には、大学卒業を期に音楽配信サイト「OTOTOY」にて楽曲「ボーダーライン」デモ音源を無料配信したところ、全く無名の新人にも関わらず1ヶ月間で2,000 DLを記録。耳の早いリスナーの間ではCDリリースの行方を注目されていた。

また、大阪のFMラジオ局・FM802でも彼女の存在は早くから注目されており、「THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS」では昨年の10月より毎月1回番組にレギュラー出演し生歌唱を披露するなど、デビュー未定のアーティストとしては異例のバックアップをされてきた。今年2月の同番組への出演では、グラミー賞にもノミネートされたSia「Chandelier」のカバーを披露。
その圧倒的な歌唱力と伸びやかで澄み切った歌声にリスナーから大きな反響があった。

また今作は、椎名林檎や東京事変などの楽曲を多数手がけてきた井上うに氏がレコーディングエンジニアとして全曲に参加。

彼女に対し「一耳惚れなどほとんどしないのだが、桐嶋ノドカの声にやられた。」と、ルックスから想像のつかないパワフルさと透明感を併せ持つ歌声を絶賛している。

全楽曲の編曲に携わるプロデューサー小林武史氏とエンジニア井上うに氏にの強力タッグによるサウンドメイキングが、彼女の持つポテンシャルを更に増幅させ、唯一無二な新世代のアーティストへと仕立て上げる。それに呼応するかのように、その存在を自らの歌声と言葉で示す桐嶋ノドカ、2015年デビュー、最大注目アーティスト。


■■桐嶋ノドカ関連リンク
オフィシャルTwitter https://twitter.com/nodokakirishima
オフィシャルFacebook https://www.facebook.com/nodokakirishima
オフィシャルYouTubeチャンネル https://www.youtube.com/user/KIRISHIMANODOKA
オフィシャルInstagram https://instagram.com/nodokakirishima/
オフィシャルブログ http://ameblo.jp/nodokakirishima/

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▽Twitterで桐嶋ノドカのサイン色紙をプレゼント!?
このインタビューの時に桐嶋ノドカさんが書いた世界に1枚しかないサイン色紙をUtaTenを見て頂いている方にプレゼントいたします。
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【応募方法】
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[締め切り]
8/10 0:00

締め切り後に抽選を行い、当選者には@utatenからDMにてご連絡いたします。

沢山のRT、お待ちしてます♪

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