——「BUNGEE!」ですね!
岸野:はい!この曲自体がすごく私とリンクしていると思ってて、この歌詞を歌うと勝手に顔がニヤっとしてる(笑)。
永見:ライブ中、本当そうですよ!
岸野:自分にも言い聞かせられるし、すごく自分が感じていることだから大好き!
——「ラッキー」っていう言葉のチョイスもいいですよね。
坂本:僕だったら「幸せ」とかいう言葉を使いがちなんですが、やっぱり「ラッキー」とか、身近にある言葉に置き換えるのが里香ちゃんは上手ですね。
永見:わかりやすくていいと思う。
——他皆さんどうですか?
坂本:僕『BUNGEE!』の間奏で自分が弾いているフレーズが好きなんですよ。ジェットコースターとかは好きなんですけど、バンジージャンプだけはなかなか抵抗があってできないんですよ。でもいざ今から飛び降りるぞ!って時間が迫っている感じを2番の後の間奏で細かくフレーズを弾いているところで表現してて、その後のサビにつなげられるようにしました。
岸野:私たちがバンジー飛んでるPVとか考えてたもんね!
田中:やりたいやりたい!!
岸野:私は飛びたいか飛びたくないかって言われたら飛びたくない派なんですけど、飛べって言われたら絶対に飛びます!
永見:俺はやだよ、体調悪くなったら困るでしょ?(笑)
岸野:私が押す!
——いいですね〜。どんどん行きましょう。
岸野:でも私、『僕らの旗』の「少しは休みなさい 君はここで」も好き。
永見:俺そこ!あんまり歌でこう言うこと言うのってないなぁって。これは里香ちゃんの言葉なんですけど、里香ちゃんにすごい合ってるんですよね。そういう里香ちゃんに合った言葉遣いとかはこれからも大事にしていきたいなって思います。
岸野:応援歌ですけど、ずっと応援しているだけじゃなくて、やっぱり休むことも必要じゃないですか(笑)。私がそういうタイプなので、こうい言う歌詞にしました。
——最後に田中さんはいかがですか?
田中:僕は『キミニサチアレ』の「真面目に頑張ってる 人生を 運命は 裏切りはしない」です。夢を追っている人とかって結果に結びつかないこともすごくあると思うんですけど、自分の信念を貫き通して頑張っていれば人生って裏切らないんじゃないかなって。このバンドが結成されたことで自分自身そう思いましたし、根拠なんてないかもしれないけど、信じて頑張っている人は多いので、そういう人たちを元気づけたいし、自分自身も元気付けられるところなので好きなフレーズです。
——この曲では“神様”とか“運命”とか“祈る”とか、形のないものをはっきり言葉にしていますよね。聴く人によって感じ方がいろいろあると思うので勇気のいる言葉選びだったかと思います。
岸野:私は神様とかそういう系も信じるタイプなので…。
——占いも信じるタイプですか?(笑)
岸野:超信じます!大好き!(笑)
——悪い結果でも信じますか?
岸野:悪い方は信じないです!(笑)
『僕らの旗』
——曲の始まりの「世界中の 誰よりも 泣きべそをかいてる」っていうフレーズ、衝撃でしたね。“泣きべそをかいてる”っていう言葉を選ばれたことで、曲始まって一言目から、よくある薄っぺらい歌じゃないかも!なんて期待を持てるフレーズだと思います。
岸野:ここは結構悩みました!夢を追ってて破れそうな時って、“涙溢れてる”とかじゃないなぁって。
永見:きっと綺麗なものじゃないと思うんで、そこを綺麗な表現にしてしまうと逆に伝わりづらくなるというか幻想のものになってしまうんじゃないかっていうのがありましたね。
——なるほど。「約束の丘」や「この丘にお帰り」っていうようにOTTを“丘”にたとえているのかな?って思ったんですが、“丘”に“お帰り”っていう韻を踏みたかったのか、こう言う言い回しに何か意味があるのかっていうところについて聞かせてください。
全員:(笑)
坂本:ここ韻踏んだの誰ですか〜!?
田中:誰だろう〜
坂本:僕が書くと韻を踏む感じにしたりとか、リズムで遊んだりするんで、そういうの面白いんじゃない!?っていう提案はしていたんですよ(笑)。
岸野:ちょっと踏んだ!
坂本:韻踏んでるっていうかダジャレやん!って(笑)
田中:約束の丘っていうのは、僕らで武道館を一つの目標にしていて、武道館が僕らやファンの皆さんの居場所にしたいと思っているので、武道館を“丘”に例えているんです!僕らを見てくださいっていうより、みんなで行こうよ!っていうことで「約束の丘」っていう風に言っています。真面目に回答しますと!(笑)
坂本:実は“ぶどおかん”と“丘”もかかってるんよな!!
全員:(笑)
坂本:あれ、違った!?(笑)
岸野:癖が強いわ〜
——よく見つけましたね(笑)。「約束の丘」もそうですけど、「懐かしい歌うたう」とか「あの日を 守りたい」とかも、もう結成10周年くらいなのかなっ!?って思っちゃうような。メジャーデビューシングルなのに過去を匂わすような書き方をした意味は?
坂本:まさにそこです!デビューシングルなので初々しさとかを絶対求めらていると思ったんですけど、単語として耳につくものをセレクトしたかったんであえてこの違和感を持たせました。
永見:あとは、この歌はずっと歌い続けていくので、その中で出会う人もたくさんいてほしいなって思いますし、みんなで武道館に向かっていく中でこの歌が目印になればいいなって思っています。
田中:受験とか就職でOTTのライブ行きたいのに行けないけど、曲聴いて頑張れてますって言ってくれる人もすでにいて、そういう人たちのために僕らは歌っていくべきだなっていうのをライブを通して感じていますし、自分たちにとっても聴いてくれる人にとっても目印になる歌になればいいなって思ってます。
——最後のフレーズ「見えるか? 届くか? 君には?」ってすごくカッコイイですよね。“決意”っていう言葉が真っ先に浮かんでくる1フレーズです。
坂本:女の子が歌っているのに男っぽい泥臭さがあるのがいいなっていうことも考えていたので、こういう締め方にしました!綺麗事じゃなく、本当にそれぞれ色々なものを下積んで来て、色々なものを見てきたからこそ歌える歌っていうところが、この曲に込められた力強さなんじゃないかなって。
——泥臭さというところも出したかったということですけど、そういったところも含めて岸野さんがレコーディングで意識したところは?
岸野:やっぱり応援歌なので一番の目的は歌詞を伝えることだと思います。聴かせる曲じゃなくて、音とか声でその人の心が動かされる曲になればいいなと思って、余計なことは考えないで伝えるっていうことだけを考えて歌いました。聞こえ方とかを考えて歌ってしまったテイクはやっぱりなんか違いましたね。
永見:スピード感もある曲なんで、迷いが出たり何か考えた瞬間に遅れたり歌に出るんで、ライブでもそうですけど今言っていたように歌ってくれるのが一番いいのかなって思ってます。
——本当にお話ししていて思ったんですが、皆さんそれぞれが芯があって心強いメンバーですね。
岸野:もう、このメンバーが居てくれて本当に最高です!
最後に…
——では、最後にUtaTenのインタビューを見てくれた皆さんに一言、お願いします!
田中:このバンドは夢を追っている人とか、みんなを元気にしたいっていうコンセプトでやっているので、僕らが出すパワーをお客さんに感じてもらいたいです!
僕らの関係性とか楽しさを観て感じてもらって、一緒に仲間に入って楽しみたいなって思ってもらえるようなバンドにしていきたいし、是非僕らの仲間になってほしいなって思います!
—— “仲間になる!”っていうイメージでライブには遊びに行っていいんですね!
全員:はいっ!
岸野:7月6日東京で、7月13日大阪でOTT初のワンマンライブを行います!絶対来てください!絶対楽しいです!!
——この3曲以外にも歌われるんですか?
永見:今制作中なんで、楽しみにしていてください!
——はい!ありがとうございました!!
Photo:片山拓
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