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alcott 最新アルバム「YELL」、7年間の苦しい思いもハヤシライスも想像させる歌詞の魅力とは!【インタビュー】 (2/2)


歌詞に“桜”が出てこない『さくらの麓』



——この曲もやはり貴田さんの体験から?

貴田:そうですね。

——切ないですね..

貴田:切ないでしょ(笑)?


——すごく切ない内容なのに、バンドサウンドもしっかり前に出てきますし少しギャップもありますよね。この完成形は最初から貴田さんの中のイメージであったんですか?

貴田:最初のギターの1音だけ決まってたくらいで、あとは全部うっちーかな。

内田:歌詞は出来上がった状態で僕らに来るんで、歌詞を際立たせる構成にしようっていう風に意識してやってますね。


——この曲で意識したのはどんなところですか?

内田:切ないけど、勇気を持ってほしい歌っていうイメージが僕らにも共有されたから今の感じになりました。ガンガン前に出て行ってほしいっていうことで、あぁいうテイストになっていますね。

貴田:歌詞に込めた意図というのは、みんな噛み砕いてくれているのかなって思いますね。最終的にどこに向かっているのかっていうことが共有できていれば、みんな向かって行く場所は一緒なのかなって思います。


——歌詞の中に「さくら」っていうワードが1度も出てこないですよね。

貴田:そこなんです!さくらと言うものを恋に例えています。綺麗で儚くてピンク色していて…。この(谷の髪色)一歩手前みたいな色ですね。



——サビに「一枚絵の幸せは」と出てきますが、一枚絵と言う言葉を使われた意味は?

貴田:1枚の絵に2人で並んで写りたいっていう気持ちが込められているんですけど、語感をすごく重要視した言葉です。


——この「一枚絵」という言葉を選ばれたように、語感や言葉の響きから歌詞を考えることも?

貴田:そうですね、響きはすごく大事かなって思っています。それで使えない言葉もたくさんあるかなって思います。


——では歌いながらというか、歌ってみて歌詞を変えるような作業も?

貴田:僕はメロディーと同時進行で歌詞を書くことが多いので、途中で変えていくっていうよりは最初の段階からそこまで考えていますね!


新録曲のレコーディング秘話

——このアルバム全体を通してレコーディングが印象に残っている曲はありますか?

貴田:直近にレコーディングした曲たちは、何年か前に録っていた曲とスタジオも違うんで、新しい場所で録ったっていうのが新鮮でもありましたね。エンジニアさんとも初めて一緒にやりましたけど、すごく相性が良くてトントン拍子でレコーディングできましたね。

谷:アレンジは完全に決めて持っていかないこともあるんで、どっちがいいかなっていう相談をエンジニアさんとしながらできたのが今回すごく良かったですね。


——特にそれが反映されている楽曲は?

谷:『Yellow』『THE PEG』『わくわく』『わがままを1つ』ですかね。

貴田:『Yellow』の鍵盤の音色選びは時間かかったなぁって思いますね。新鮮でクールな音を追求しました。

内田:僕は『わがままを1つ』のフレーズがわがまますぎてなかなか弾けなかったのが印象に残ってますね(笑)。このメロディーラインの後ろにはギターはこういうメロディーが欲しいっていう風にメロディー先行で組むんで、普通のギターだったらありえないようなところに指が飛んでいかないといけなかったりするんですよ。それを実現するためにいろんな技を駆使するんですけど、あまりにもわがまますぎて(笑)。


——ちなみにそのフレーズはどの辺なんですか?

内田:Aメロの「何万回目の」からのところですね。30テイクくらいやりました。是非注目してもらいたいですね!


最後に…

——新曲はライブ向きな曲ばかりですよね、ツアーも始まるそうですが、ツアーの見どころや意気込みを聞かせてください。

貴田:お客さん参加型でライブを作っていきたいと思うんで、覚悟しておいて欲しいですね!ちゃんと歌う準備をしておいて欲しいです。


——収録曲の中で特にお気に入りのフレーズを教えてください。

貴田:僕は『THE PEG』っていう僕たちのアンセムになると思っている曲があるんですけど、その曲の「ボロボロの大勝も 朝まで泣いて ありがとうなんて 僕の方だよ」っていうフレーズが僕の中ですごく大きなフレーズだったかなと思いますね。


——どうしてそこを選ばれたんですか?

貴田:もちろん音楽をやっていて感謝されることもあるんですけど、僕らからしたらありがとうって思うのはこっちの方だよって思うんですね。メンバーにもスタッフにも感謝することの方が多いんです。それを曲の中に落とし込んで言えたかなって思います。本当にみんながいないと歌えないんで、お客さんと作りたい一曲ですね。

谷:僕は『その姿は美しい』。この曲は前のアルバムにも収録されているんで結構前の曲なんですけど、この曲ができたのは僕たちがどん底の時だったんですよ。色々うまくいっていなかった時に宰司がこの曲持ってきて最初の「知りたいこともやりたいことも1秒ずつ」ってフレーズを歌った時に“この曲めっちゃイケんな”って思って。どん底だった時にこれからやっていけそうって感じられたフレーズでしたね。


——バンドとして大変だった時ですか..

谷:あの頃は今思い返しても大変でしたよ。新しいこと色々始めようとしていたんですけど色々失敗もあって先もあまり見えていなかったというか。なかなか壮絶な日々でしたね。


——そんな時に書かれた曲だったんですね。

貴田:そうですね、当時のドラムに書いた曲なんですけどね。そのドラムと僕たちの関係がどうにもこうにも上手くいかなくて、ずっとドラムのことばっかり考えてるんですよね。きっとそのドラムも僕たちのことばっかり考えてるんですよ。でも上手く波長が合わない、かみ合わないっていうジレンマが苦しくて。でもふとした時に、こんな他人のことを考えて悩むことってなかなかないなって思って、そういう姿が美しいなって思ったから絶対歌にしたいと思って書いた曲です。


——ありがとうございました。では内田さんも好きなフレーズを挙げていただいてもいいでしょうか?


内田:2人が言ってくれた通りなんですけど、僕は『Flower→Ring』のAメロの「夏を纏ったトマトが膨れてる」でめっちゃハヤシライス食べたくなりますね。

貴田:知らんがな!

内田:すごい完熟トマトが思い浮かぶ。麦わら帽子も白いワンピースも置いといて、ハヤシライスが食べたい!
でも『さくらの麓』の「もうどうしようもないの そこに毒があったなら良かった 耐えられない痛みの中突き落としてくれたって良かったのに」が、真面目に答えるなら圧倒的に好きですね!僕は繊細な恋とかしたことないんですけど、ここ聴いたらほんまに突き落としてくれって思いますもん。


——最後に、インタビューを見てくださった皆さんに一言お願いします。

貴田:本当にalcottにとって一番大きなアルバムができました!歌詞を読んで頂けると、共感できる部分っていうのはすごく多いと思います。僕らもみんなと一緒で、夢に向かってもがき苦しんで、一つの恋で一喜一憂して、相手の反応を見て悲しくなったり嬉しくなったりするんですけど、前を向いて進んでいるので、歌詞を見て、共感してもらえたらCD聴いて、ライブに来ていただけると嬉しいなって思います。

谷:生きていたら嫌なことはいっぱいあると思うんですよ、嫌なことばっかりかもしれないし。でも僕もそういう嫌なこと苦しいことってあるんですけど、絶対状況を良くすることは可能だと思うんですよ。だから、嫌だな、苦しいなって思った時に僕たちの曲を聴いてほしいなって思います。歌詞とか、音とかが、何かしらの力になれるんじゃないかなと。

内田:いっぱいこのアルバムを聞いて引っ張り回されてほしいですね!今までのalcottが詰まってるんで、その分引っ掻き回されてください!


——ありがとうございました!


Photo:片山拓

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2010 年 8 月結成。神戸出身の 4 人組ロックバンド。 全てのソングライティングを担うVo&Gt 貴田 宰司の冒頭から結びまで丁寧に綴る歌詞とメロディーは、年齢や性別を問わず多くのリスナーの支持を受け、全国FM14局では「さくらの麓」がパワープレイに選ばれ、更にアルバム「YELL」「あまのじゃく···

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