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ニューシングルは深い恋愛ソング!本人と一緒にいろんな角度から家入レオを楽しんで!【インタビュー】 (2/3)


ネコに扮した家入が乙女な気持ちを歌う『だってネコだから』



──家入さん、恋しているのかと思いました!でも日常の中で生まれた曲っていうことですよね!

家入:ハハハ(笑)!はい!


──タイトルの『だってネコだから』っていうフレーズが歌詞の中で2回出てきますけど、このフレーズにいろんな意味とか想いが込められている気がします。これはどのように生まれたフレーズだったんですか?

家入:ネコ目線だからこそ普段言えないことを全部言えたっていうところがあって。結果恋している女の子の歌なんですけど、「だってネコだから」で普段言えないことを言っちゃったことに対して言い訳している気持ちもあるのかもしれないです。


──ピアノで作られた曲だということですが…。

家入:そうなんです、藤原さくらちゃんと仲良くさせてもらっていて、さくらはいろんなジャンルの曲を聴いているんですけど、「これいいよ!」ってオススメされた洋楽のCDを聴いて“いいなぁ、自分もこういうテイストの曲作ろう”って、朝ピアノを弾きながら作りました!女の子だったら誰でも一度は経験したことがある気持ちなんじゃないかなって思いながら。


──イントロからネコ感がすごく出ていますよね!

家入:ですよねっ!!ネコ感出したいなって思って!嬉しいです。


──話を聞いている感じだと、割とサラッとできた方なんですか?

家入:そうなんです、本当に日常の中で生まれた曲なので。メロが先にできて、後からネコ目線で書こうと思い付きました。


──ネコ目線だから言えることもありますしね!

家入:なかなかご飯作って待っててあげるって言いにくいじゃないですか(笑)。ネコがそういうこと想像して言ってるとすごい可愛げがあるなぁと思って。そういうアプローチでしか書けないことをいろんな角度から書けたので良かったと思います。


──家入さんの普段の生活の中で身近にネコはいらっしゃるんですか?

家入:いないんですけど、飼いたくて!来年ツアー終わって考えようと思うんですけど…。


──ネコの種類はお決まりで?

家入:ロシアンブルーが欲しくて!


──すごくお似合いですね!…この曲で描かれているネコの気持ちは、家入さんが恋愛したら感じるようなこと?

家入:そうですね(照)!自分で言うと恥ずかしいけど(笑)!



壮大な気持ちで歌った『ずっと、ふたりで』



──『ずっと、ふたりで』を初めて聴いた時のことについて冒頭で伺いましたが、“こうやって歌おう”っていうようなイメージもすぐに浮かんだような感じなんでしょうか?

家入:そうですね、「目の前の君以外 どうだって良いんだよ」っていう言葉が響いてきました。
私を含めて人ってそんなに綺麗なことばっかりじゃ生きていけないじゃないですか。でも好きな人ができたり大切な人ができたりすると、自分の真っ白な部分しか見て欲しくないなって思っちゃうから、今までついてきた嘘だったりとか、傷つけてしまったりした過去を隠そうとするけど、そういった過去を含めて今の君が好きだから大丈夫だよって言ってもらえたら本当に生きていてよかったって思うんだろうなって思って。光と影両方あって、僕は僕だし君も君だからっていう想いがこのフレーズにぎゅっと詰まっています。



──なるほど、すごくイメージできます。

家入:出会ってすぐ燃え上がって“恋サイコー!”じゃなくて、もっと深いところの曲になっていくといいなって思いますね。


──“恋サイコー!”って面白いですね(笑)家入さんが歌うからこそ、そのもっと深いところっていうのが見えてくる歌になるんだと思います。

家入:嬉しいです!


──家入さんから見た、この歌詞に登場してくる女性ってどんな印象ですか?

家入:この曲ってどこか自己犠牲を感じるというか、自分じゃなくて君が幸せになることが僕の幸せにもつながるんだよっていう、無償の愛なのかわかんないけど、そこの切なさっていうのがすごく醸し出されてるんじゃないかなって思うので、女性も一歩引いている人っていうイメージがありました。


──家入さんにはそのイメージで女性目線のアンサーソング的な曲を書いてもらいたいです!

家入:おぉ〜!嬉しいアプローチだ!!


──もし、アンサーソングを書かれるとしたら、どんな感じの曲になると思いますか?

家入:えー!なんか、急いでないというか余裕がある感じが2人にはあると思うので、女性の方も同じように、あなたが幸せになってくれればっていうような角度で作ろうかなっっ!


──ありがとうございます!!家入さん的に、この男女の関係のような恋愛観って憧れを持ったりされますか?

家入:します!私の場合はやっぱり音楽をやりたい、というか表現するのが好きなので、そこを応援してくれている人がいいなって思いますし、だからこそ相手にもそういうところがあって欲しいって思います。長い目で二人の関係を見れるっていうのはいいなぁと思いますね!一周してこういうところに落ち着いているような…


──わかります!!

家入:最初からこの気持ちは無理ですもんね!いっぱい傷ついて喧嘩して、やっと信頼関係が築けて、お互い好きなことやって、タイミングが合ったらそういうことがあったらいいねっていう風になったら素敵なことなんだろうなって!


──そんな想いもひっそり込めつつ、レコーディングの時に意識した表現についてエピソードがあれば聞かせてください。

家入:杉山さんがすごく大きな方で、家入さんが思うように歌ってくださいって言ってくださっていたので、3回歌った中で1番いいテイクを使ったので割と早く終わったんですけど、この歌詞にも弦とかストリングスの音にもすごく“余裕”を感じているので、地球規模で歌うというか、色んなものに感謝しながら歌うっていうのがあるかもしれないですね。


──すごく壮大な気持ちで歌われているんですね。

家入:包み込むというか、受けの姿勢みたいなものが伝わるといいなって思います。


──そうか…“恋サイコー!”とは違うんですもんね!

家入:(爆笑)!でも私、『だってネコだから』の歌詞で最初「あなたのこと何も知らないな わたしにだけそっと教えて」の後に「あなたの弱さを」みたいな事書いてたんですよ!


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福岡県出身。1994年12月13日生まれ。 力強さと切なさが同居するその声、感情豊かな表現力が魅力の30歳。 2012年2月「サブリナ」でデビューし、その年の第54回日本レコード大賞最優秀新人賞他、数多くの新人賞を受賞。代表曲には、「Shine」、「Silly」、「君がくれた夏」、「未完成」、「空と青」···

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