皆さんはチェックされたでしょうか。
ごく簡単に内容をまとめますと、こんな感じです。
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恋愛に奥手な女性がある時、素敵な男性に見初められ、大人の恋愛を始める。
主人公ははじめあまり良い感情を持っていなかったものの、彼の大仰で熱烈なアプローチで段々と深い愛に堕ちていく
しかし、実は彼には影があって…
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詳しく書こうとすると、アダルトになりすぎてしまうのでこれくらいにしておきます。
そんなセクシー映画である本作の世界観を見事に楽曲に再現しているのがThe Weeknd。
新曲の「Earned it」の歌詞とサウンドは映画の世界観を一曲の中で再び味わうことが出来るものになっています。
まずは歌詞から見ていきます。
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You make it look like it’s magic
まるで魔法みたいだ
Cause I see nobody, nobody but you, you, you
君以外 見えなくなって
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と、スタートから既に火の点いたような情熱的な愛情表現が出てきます。
you,you,youと繰り返す辺りはアベル君（=The Weeknd）のエモーショナルな歌唱と相まってますます情熱的に聞こえます。
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Cause girl you're perfect
ああ、君は完璧さ
You're always worth it
君はいつだって僕にとって価値が高いんだ
And you deserve it
それが君なんだ
The way you work it
君のやり方で
Cause girl you earned it
だって君は手に入れたんだ
Girl you earned it
欲しいものを
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恋愛に奥手でありながらも恋に踏み出した主人公に呼び掛けているかのようなパートです。
それにしても「君は完璧さ」なんてキザなセリフ、現実には簡単に言えないし、言われないですよね。
さすが欧米人（笑）
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On that lonely night
孤独な夜
We said it wouldn't be love
「こんなのは愛じゃない」って言ったよな
But we felt the rush
でも 高鳴りを感じて
It made us believe it was only us
二人きりの世界を堪能し
Convinced we were broken inside, inside
内なる傷に確信した
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この辺は物語の終盤あたりの表現になるでしょうか。
二人の愛はなかなかうまく進みません。
恋愛ものの常と言えば常ではありますけどね。
スタートの部分のyouの繰り返しにしても、earned itとサビを繰り返す部分にせよ、アベル君の歌声が感情的に響き渡るのがこの曲のポイントです。
The Weekndは、昨年アリアナ・グランデの「Love me harder」で共演したことからメジャーフィールドでの注目度が上がってきました。
もともと、クラブ音楽としては凡そ似つかわしくない退廃的で不健康でダークな新しいR&Bを世に打ち出したことで、耳の早い音楽ファンの間では早くから話題になっていました。
彼が打ちたてたALT-R&B（=PBR&B)とは、ロック的な感覚とアンビエント（ヒーリング音楽のようなものと思って下さい）的な感覚を併せ持つ新しいR&Bで、海外でも既に確固たる人気を獲得しています。
この新曲は、これまでの楽曲で彼らのサウンドを覆っていた靄のようなものが取り払われクリアになることで、却ってその退廃的なメロディが引き立っているのが特徴です。
映画のサントラをきっかけにThe Weekndに興味を持ったあなた。
是非彼らの過去の楽曲も追ってみてくださいね。
TEXT:杉原潤
▷ザ・ウィークエンド日本公式サイト
