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わたしね、素敵な大人になったんだよ。ねえねえ聞いてよ。そんな風景が浮かぶドリカムの歌ってな〜んだ?

NHK連続テレビ小説「ひらり」の主題歌としても有名で、聞いていて、元気になる。 ピクニックとか、芝生のある広い公園とか、そんな自然たっぷりの場所に出掛けたくなる。そして…。懐かしい人に会いたくなる。 そんな曲が、DREAMS COME TRUEの「晴れたらいいね」。
この曲がかかってくると、不思議と足踏みをしたくなっちゃう。
アニメ「トトロ」の中で、「♪歩こう、歩こう、わたしは元気~。トトロ、トトロ~」と流れてくると、つい足踏みして、歩き出しちゃうでしょ。その感じと同じ。

前を歩く、だいすきなひとの後を必死でついていく、小さな女の子の姿が目に浮かぶ

DREAMS COME TRUE「晴れたらいいね」



♪山へ行こう 次の日曜 昔みたいに
 雨が降れば 川底に沈む橋越えて
 胸まである 草分けて ぐんぐん進む背中を
追いかけてた 見失わないように



この歌を唄う、吉田美和は本当に楽しそう。満面の笑みで、彼女の特徴でもある大きな口を大きく開けて唄っている。

そんな姿をみるだけでも、この曲が好きになってしまう。きっと、吉田もこの曲が好きに違いない! 
と思わずにはいられないほど楽しそうに唄っている。

彼女の歌は、恋を語ったのが多い。聴いているこっちが恥ずかしくなってしまうような、恋愛どっぷりの歌詞。それはそれで毎日誰かに恋している私たちには、必要な曲なんだけどね。
「未来予想図II」の ♪ア・イ・シ・テ・ルのサイン♪ とか
「LOVE LOVE LOVE」の ♪愛してる 愛してる ルルル…♪ とかね。

「晴れたらいいね」も恋の話をする歌なんだけど、健康的。ドロドロ、ウダウダ、グダグダ、なんてもんは一切でてきやしない。

大人になったんだよって自慢している姿

「肩がならんで 人並みに恋だってしたよ
一緒にいようよ 彼の話も聞いてね
お茶も上手に淹れるからね
一緒にね いろんな話ししよう
晴れたらいいね 晴れたらいいね 晴れたらいいね」



大人になったんだよ、いろんなことできるようになったんだよ、って自慢している姿がとっても愛らしい。

最初、この曲は幼稚園の初恋の彼と会って懐かしむ歌なのかな、と思っていたんだけど、歌詞を何度も読み返してみると、…ん? ん? んん?
違うかも。


「幼稚園 最後の日は 爪に赤いインクを
こっそり塗った私 叱って泣かせたあなたにも」


「一緒に行こうよ いつも眠った帰り道 
  今度は 私が運転するから」



小さな女の子がこっそりママのお化粧品をつかって叱られたこと。帰りには車の中で寝ちゃったこと。

大人になって久しぶりに父親と会ったときの光景

そう。この歌は、きっと大人になって久しぶりに父親と会ったときの光景なんじゃないかな、って思えてきてしまった。

昔、あんなことあったよね いつも一緒に遊でくれたよね。って、でも、私、大人になったんだよ。ママと同じくらい上手にお茶を淹れることができるようになったよ。彼もいるんだから。と、口をとんがらかして、鼻をツンっと上にあげて話している女の子の姿が目に浮かぶ。


その顔はきっと、幼いときと同じ顔なんだろうな。そんな顔をしながら話す娘を見ながら、クスっと笑ってしまう父の姿まで目に浮かんでしまう。

今度の休みには、久しぶりに両親に会い行こうかな、って思わせてくれる曲です。

ベーシストでありコンポーザー、アレンジャーの中村正人と、ヴォーカリストでありコンポーザー、パフォーマーである吉田美和の二人からなるDREAMS COME TRUEは、二人であることを核に、楽曲のクリエイトにおいては時代に合わせた形を柔軟に模索してきた。 特に、デビュー30周年を迎えた2019年以···

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