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音楽と故郷を愛するtofubeatsが伝えたいものとは

一度聴いたらクセになるトラックメイカーがいる。tofubeats。彼は自分の事をミュージャンと呼ばず音楽プロデューサーだと語る。現に彼は森高千里や藤井隆など沢山のミュージャンをフューチャーして楽曲を製作している。
また面白い事にそれらの楽曲は全て自宅兼スタジオにて作成され、学生の頃からインターネットを通じて配信されてきた。

ヒップホップの沢山の作品は孤独であったり闇であったり裏街道的なイメージを持っていたが、彼の音楽は少し違う


tofubeats DANCE&DANCE



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君が君のものならば
悩まないで
なにをするか選ぶなら
好きなこと

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今の時代私達は好きなものを自由に選べるようになってきた。仕事、恋愛はもちろんの事、自分自身で必要なものを取捨選択できる世の中だ。逆に言えば選んでいかなければ、選ばれる立場へと変わり消えていく。誰かが代わりに選んでくれた方が楽でないかと思う時もある。自分の人生は自分のものだ。そんな事は分かっているのだが「君が君のものならば」という言葉でふと気付かされる。

「君は君のものだよ」という甘い感じとは違う。選んだ先には自由だけではなく責任もある。その覚悟のある自分であれば、好きなことを選んでいけばいいとこの歌詞は教えてくれる。


――――
音楽の力で
今日はDANCE&DANCE
誰かにそっと 手を差し伸べて
音楽の力で
お願いなんでも出来るよな気がする
MUSIC

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ネットから音楽を配信し有名になるミュージャンが最近は増えている。あの米津玄師もニコニコ動画にてボーカロイド音楽を配信続け今に至る。CDが売れなくなったと嘆きの声も聞くが、ネットを開けばすぐ音楽を聞くことができるのは何と素晴らしい事か。辛い時悲しい時にどれ程沢山の前向きな歌に助けられた事か。

今は亡きマイケルジャクソンやジョンレノンの平和を求める歌がなければ、世の中はもっと荒んでいたんじゃないかと思う時もある。音楽の力はとても果てしない。本当になんでもできる気がしてくる。

音楽を選び故郷を選ぶその先

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心の内まで見ないでよ
考える事は毎日に迫るよう

――――

tofubeats、彼の音楽は自宅兼スタジオで製作しているといったが、都内ではなくずっと地元神戸で行われているというのだ。地元が好きで人口活性化を願い、郊外にいても活躍する事が出来るという事を伝えていきたい為だという。

しかし彼はまだ何か内に秘めた思いを持っているのではないだろうか。「心の内まで見ないでよ」 きっとあるはずだ。音楽の力でどこまて変えてゆけるのか。


「考える事」の方が毎日に迫ってきているのだ。音楽を選び故郷を選びその先にあったものを彼はこれから伝えてくれるのではないだろうか。

1990年生まれ、神戸在住。トラックメイカー/DJ。 2013年4月にスマッシュヒットした『水星 feat.オノマトペ大臣』を収録したアルバム『lost decade』を自主制作にて発売。 同年秋には『Don't Stop The Music』でメジャー・デビュー。以降、『First Album』『POSITIVE』と2枚のアルバムやリミッ···

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